昨日13日の16:39投稿ですが、内容はそのままですが再投稿します。

 

人口動態統計月報(概数)2022年8月分が、1月10日に公表されました。

速報は10月分まで公表されており、速報はその月の2ヶ月後に公表されますが、

全死亡についての死因の記載は、その月の5ヶ月後の月報に掲載されます。

 

今回は、人口動態統計月報の2022年1~8月のデータに基づく話です。

1月5日に書いた誤嚥性肺炎と老衰についての話を、データによりより詳細に考察し、

決定的な話としてまとめたつもりです。

 

まずは、2022年の月別死亡者数の件、これについてはこれまで多くの方々が、

取り上げていますね。

年々死亡者は増加の傾向にあるのですが、2021年2022年は、

それ以前と比べ激増といえるような数字となってることが下表からよく分かります。

 

 

また、年々増加の死亡者数は、前年に対しどのくらいの増え方(1月から8月)なのか、

2018年から2022年について前年に対する倍数で示したのが下表です。

 

2018年から2020年までは、最少で0.936倍、最大で1.051倍でしたが、

2021年は最少で1.018倍、最大で1.094倍となり、

2022年は最少で1.021倍、多い月は1.164倍、1.151倍、1.129倍となっており、

2020年までとは異なる傾向であることがはっきりと分かります。

 

次は、特に死亡数が目立って多い誤嚥性肺炎と老衰についてです。

どちらも年々増えていく傾向なのですが、

下表のとおり2021年2022年の死亡者数は異常とも言えるような増加です。

 

 

ただし、上で書いたように全死亡数が年々増加傾向なので

2021年2022年の誤嚥性肺炎と老衰の死亡者数だけを見て

急増したとは言えません。

各年各月の全死亡者数に対し、

どのくらいの割合を占めているのかを下表でしましました。

 

 

やはり、2021年2022年では、誤嚥性肺炎と老衰の死亡者数の全体に占める割合が、

2020年以前とは大きく異なることが分かります。

 

では、その大きさはどのくらいのレベルのものなのかをチェックして、

いかに2021年2022年の誤嚥性肺炎と老衰による死亡が大きいのかという結論を

導こうと思いました。

2020年は、それまででこの二つの死因の全体に対し占める割合が最大でした。

その占有率が最大だった2020年に対し、

2020年2021年の占有率はどうなのかを下表に示しました。

 

 

誤嚥性肺炎による死亡は、

2021年4月は1.02倍、5月は1.05倍ですが、他の月は1.10~1.15倍です。

2022年は、1.09倍~1.19倍です。

老衰による死亡は、

2021年は、1.06倍~1.12倍、2022年は1.12~1.23倍です。

もう、これで決定的に2021年2022年における誤嚥性肺炎と老衰による死亡が

激増していることが結論付けられると思います。

 

次には、誤嚥性肺炎と老衰についてちょっと触れたいと思います。

 

70歳以上の高齢者の肺炎の7割以上が誤嚥性肺炎であり、

80代では肺炎患者の8割、90代以上では9.5割が誤嚥性肺炎であると。

 

死亡診断書に老衰を死因と記載できるのは、厚労省の「死亡診断書記入マニュアル」

によると、多臓器不全により生命維持が出来なくなって死亡したと判断された場合で、

他に記載すべき死亡の原因のないいわゆる自然史の場合のみ用いること、

となっていると。

 

つまり、死因として誤嚥性肺炎も老衰も、

ほぼ高齢者に限られると言っていいと思います。

 

では、なぜにして、2021年と2022年は死亡者数が激増したのでしょう?

また、なぜにして、2021年と2022年は高齢者の死亡が多くなり、

目立つ死亡因が誤嚥性肺炎と老衰なのでしょう?

 

2021年2022年は、2020年以前と何が違いますか?

違うものをいくら探しまくったとしても、

それは2021年2月17日から始まったコロナワクチン接種しかありません。

 

あ、忘れてた・・コロナがあったね。

でも、コロナの死者数は、

2021年1月から8月末までに12,575人、2022年1月から8月末までに21,487人

いるけど、これら全員がコロナ死ではないし、

1/3はPCR検査が陽性だっただけという説もある。

どっちにしろ、その死亡数が各年の1~8月の死亡者数と、

対比はできないレベルの小さな数値だもん、関係ない。

 

 

そして、ワクチンを最も多く打っているのは高齢者であり、

誤嚥性肺炎と老衰による死亡がやたら増えている。

実際に2020年までは高齢者の10万人当りの死亡者数は,

年々減ってきていたのですが、

2021年(2022年のデータはまだない)には、

70歳以上の年代すべてで死亡者数がマイナスからプラスへと転じています。

若い年代層でも2021年にプラスに転じた年代はありますが、

下表に示すように、増え方は微小であって高齢者の比ではありません。

 

表令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況

第5表  死亡率(人口10万対)の年次推移,性・年齢(5歳階級)別 

 

 

ワクチン接種後、体調悪化で高齢者が、多数死んでいった・・・

誤嚥性肺炎と老衰を大きな死因とされて・・・

 

2021年、2022年の死亡者の激増は、

ワクチン接種後の多くの高齢者の死亡が原因である・・・

 

これ以外に考えようがありますか?