”Argentur für Arbeit”とは、日本語では労働局 と訳されるようですが、いわゆる職業(就職斡旋)雇用機関のことです。

お恥ずかしながらドイツに長年住んでいたにも関わらず、この存在を知ったのは約2年前…。

 

今まで職業斡旋=ハローワーク?みたいに思っていて、職は自分で見つけるものでしょ?みたいに思っていたので、全然そんな機関の存在さえも知ろうとしてませんでした。

 

さて、子どもたちも手がかからなくなったし、私もそろそろまた平日真面目に働こうと思っていたところ、たまたま就活している外国人の知り合いに、Argentur für Arbeitで、自分に合う仕事を紹介してもらっているという話を聞き、それではと私も翌日早速話を聞きに出かけてみました。 

 

その日は案外空いていたようで、すぐさま相談に乗ってもらえました。(オンラインで予約できます)

 

まずは、基本的な情報を入力してくれるので、身分証明のため、パスポートやIDカードを提示すると、現在の状況(Arbeitssuhend-求職中、Arbeitslosー失業中、無職など)について聞かれました。

 

その他、履歴(最終学歴や職業経験)、ドイツ語の能力なども聞かれるので、よどみなく話ができるように前もって必要書類などは用意しておくとよいかと思います。

 

そして、あなたはどんな職業に興味があるの?就きたいの?と聞かれたので、幼児教育に関心があると伝えると、今は幼稚園の先生が足りていないから、とてもよいことねーと言われました。

 

その日は、ひとまず簡単なことだけ聞かれて、「次回担当者との面談を入れておくから、その時に履歴書や最終学歴、職業経験の証明(できればドイツ語)等を持ってきてね。」と言われました。

 

ドイツでは、どこかで研修をしたり、働いたら短期間でも必ず、証明書(ZertifikatやBescheinigungと言われる)をもらっておくことをお勧めします。 それがないと誰にも信じてもらえませんぐすん 

 

そんなこんなで、まずは突撃面談は終了! 次回の面談についてはまた次回~笑

 

 

ドイツ語って、漢字みたいに、単語を続けて書いて1つの言葉にするから面白い。

 

Kindersachenbasarも、3つの単語がつながって1つの言葉になっている。

 

Kinder(子どもの複数形‐単数形Kind)+Sachen(物の複数形‐単数形Sache)+Basar(バザー)で、つまり、

「子どもの物バザー」となる。

 

ドイツでは、毎春先、秋先に子供用品のバザーが開催されることが多い。

 

春先では、春物と夏物、秋先では、秋物と冬物が売られる。

 

このバザー、最近は、easybasarなるサイトがあって、登録するとそのバザーで売ることができるようになる。

Startseite (easybasar.de)

 

これがすごい画期的で、品物情報を入力すると(例えば、洋服の大きさや値段など)、バーコードが出来上がるので、それを商品に縫い付けたり、張り付けたりするだけでOKなのだ!

 

子どもの物って、洋服はすぐに小さくなってしまうし、おもちゃも適齢過ぎたらもうほとんど遊ばないし、取っておいても場所を取るだけだよね。(次に産む予定があるのであれば別だが…汗)

 

だから、みなさんすごい量の(とは言ってもMax40個)品物をバザー会場に持ち込んでる。

 

このバザー、大体が教会などが主催となっていて、ボランティアの人たちが運営してくれるので、普通の人は、品物を前日に持って行って、バザー当日の夕方に、売上金と売れ残った品物を取りに行けばいいだけなんです。

 

私は、前回から参加し始めたのだが、今回はもう売れ残ったものを持って帰ってくるのが嫌だったので、高くても1つ1,50ユーロとか、格安の値段をつけたので、30個しか販売しなかったけど、そのうち21個売れた。

 

結果は、売上金 21,50€、寄付金15%で、3,23€が引かれて、さらにesaybasarのリスト使用料として2€引かれたので、

16,50€にしかならなかった。泣き笑い

 

まあ、まだまだ着られるものや使えるものを捨ててしまうのもなんだしね。

 

チャイルドシートやベビーカーなど、大物を売った人は、結構な売り上げかもしれないけど、値段を高めに設定すると、結局買ってもらえなくて、またお持ちかえりになってしまうので、ギリギリ受け入れてもらえる金額を設定するのが、かなり難しい…。 売上金をもらいに行った時にチラリとリストを見たら、上は90€くらいの人から、下はなんと2€の人が!笑い泣き

 

16,50€でも、売上金をもらえたことを喜ぼうと思えた瞬間であった!笑

 

 

 

 

 

 

ドイツの冬はどんより、暗いのだが、元日と、今朝は朝日が眩しい!!!
 
日本では、元日早々石川県で地震による災害が起こったり、ウクライナを空襲が襲ったり…と胸が痛む出来事が立て続けに起こっているが、心に太陽を持って辛い時期を乗り越えて欲しい。
 
『心に太陽を持て』"Hab' Sonne im Herzen"
ドイツの詩人 ツェーザル・フライシュレンの詩
 

 

 

ドイツでは、Silvester シルベスター(大晦日)には、カウントダウンイベントがそこら中で行われてにぎやか。

 

Silvester 2023: Hier ist Böllern in der Region Stuttgart verboten - SWR Aktuell

 

打ち上げ花火がそこら中で爆弾のように爆弾ロケット打ち上げられる。

https://drive.google.com/file/d/1cYkUdReIRtmlP06b-Qn5qXDzlBLBu1sR/view?usp=drive_link

 

家の近所というか、お隣さんたちが、大晦日の夜になると、まだ年明けしていないのにも関わらず、フライングで打ち上げ花火に火を放つ。爆音&すごい勢いで上がっていくロケット花火花火が、上がっていくたびに最初はビクっとしていたが、数回上がるともう慣れた。

 

カウントダウンが始まると、一瞬静寂が訪れたが、その後12時を回ったところで、一気に打ち上げ開始! 

 

結局2時近くまでバンバン打ちあがっていたので、なかなか眠れず…。大あくび

 

ドイツは明日からは通常通り。(学校は今週いっぱい休みであるが、長いクリスマス休暇を終え、明日が仕事始めの人も多い。) 

 

今朝は静かな始まりだったが、昨日の残骸が… 

掃除のできないドイツ人(というか、ドイツに住んでいる人たち)のなんと多いことか。

学校で、自分たちで掃除する習慣がないから、そうなってしまうのか???

 

さわやかな元日の朝の散歩が一気に興冷め。ダウン

『Kita』とは、Kindertagesstätte または Kindertageseinrichtungのこと。

日本でいうところの保育園・幼稚園の略で、普通は3歳から6歳まで、Kitaによっては0歳(6か月以上)から受け入れをしているところもある。

 

このKitaが、今ドイツでは大変なことになっている。預かってくれる人(つまり幼稚園・保育園の先生)の数が足りず、預かる時間を短縮したり、預かる子供たちの数を少なくしたり(ナンバリングして、何曜日は何番の子供たちが登園可能とか)、幼稚園を閉めてしまっているのだ!

 

 

知り合いにも幼稚園の先生が何人かいるが、ある日の朝、同僚が急遽何人も病気で休んでしまって、結局彼女は健康だったのだが、二人で60人近くの幼児を預かることは無理なので、その日はお休みにしたとか。

 

ドイツの幼稚園の先生たちは、日本と比べたら比較的楽そうだが(保育時間も多くは7時~14時までとかだし、自由保育-好きな遊びをさせる時間が多い)、それでも保護者からの要求がありすぎだの、給料が安いだの、ストレスが多いだの、やはりいろいろあるようで大変そうだ。(幼稚園。保育園もストをすることがあるし!)

 

ただ、やはり働いている親たちにとって、幼稚園・保育園の保育時間が急遽短縮されたり、閉鎖されてしまうことは大きな問題だ。そこで、私の住んでいる州では、今までの3・4年間のAusbildung(職業訓練)ではなく、Direkteinstieg KiTa 29 Minate(29か月で幼稚園の先生になれる!)という、週3日で理論を勉強しつつ、週に2日程度の研修(実務)をするという特別な制度も誕生した。もちろんいくつかの条件があるのだが、これにより幼稚園・保育園の先生になりたい人にとっては今までより短縮してなれるし、週2とは言え働くのでお給料がもらえるので、なり手が増えるし、幼稚園や保育園側も、働き手を確保できるのでWin-Winなはず。

 

ちなみに、ドイツの幼稚園や保育園の先生たちは、エプロンは付けていない。

下のようなエプロンをつけていったら、ドイツの子供たちも喜ぶだろうか?

 

 

 

 

 

さすがにドラえもんは知らないか?