ドイツ語って、漢字みたいに、単語を続けて書いて1つの言葉にするから面白い。
Kindersachenbasarも、3つの単語がつながって1つの言葉になっている。
Kinder(子どもの複数形‐単数形Kind)+Sachen(物の複数形‐単数形Sache)+Basar(バザー)で、つまり、
「子どもの物バザー」となる。
ドイツでは、毎春先、秋先に子供用品のバザーが開催されることが多い。
春先では、春物と夏物、秋先では、秋物と冬物が売られる。
このバザー、最近は、easybasarなるサイトがあって、登録するとそのバザーで売ることができるようになる。
これがすごい画期的で、品物情報を入力すると(例えば、洋服の大きさや値段など)、バーコードが出来上がるので、それを商品に縫い付けたり、張り付けたりするだけでOKなのだ!
子どもの物って、洋服はすぐに小さくなってしまうし、おもちゃも適齢過ぎたらもうほとんど遊ばないし、取っておいても場所を取るだけだよね。(次に産む予定があるのであれば別だが…汗)
だから、みなさんすごい量の(とは言ってもMax40個)品物をバザー会場に持ち込んでる。
このバザー、大体が教会などが主催となっていて、ボランティアの人たちが運営してくれるので、普通の人は、品物を前日に持って行って、バザー当日の夕方に、売上金と売れ残った品物を取りに行けばいいだけなんです。
私は、前回から参加し始めたのだが、今回はもう売れ残ったものを持って帰ってくるのが嫌だったので、高くても1つ1,50ユーロとか、格安の値段をつけたので、30個しか販売しなかったけど、そのうち21個売れた。
結果は、売上金 21,50€、寄付金15%で、3,23€が引かれて、さらにesaybasarのリスト使用料として2€引かれたので、
16,50€にしかならなかった。
まあ、まだまだ着られるものや使えるものを捨ててしまうのもなんだしね。
チャイルドシートやベビーカーなど、大物を売った人は、結構な売り上げかもしれないけど、値段を高めに設定すると、結局買ってもらえなくて、またお持ちかえりになってしまうので、ギリギリ受け入れてもらえる金額を設定するのが、かなり難しい…。 売上金をもらいに行った時にチラリとリストを見たら、上は90€くらいの人から、下はなんと2€の人が!
16,50€でも、売上金をもらえたことを喜ぼうと思えた瞬間であった!