東京の遊び方 (東京稲城で里山暮らし、時々都会) -92ページ目

Table des Peres (ターブル・ド・ペール) ※東中野

1日は、映画の日なので仕事のヤリクリをつけて映画を見に行くことが多い。1000円は魅力的だ。なにしろ日本の映画は高すぎる。

今日は東中野にある 「ポレポレ東中野」 でダブルヘッター。1本は 「さあのはらへ行こう」。もう1本は特別上映している 「アレクセイと泉」。





2本ともドキュメンタリーだが、別にドキュメンタリー好きという訳ではない。タマタマ。
「さあ のはらへいこう」 は鎌倉にある「青空自主保育なかよし会」のドキュメンタリーなので、てっきり子供の育て方の映画だと思っていた。ところが、子育てをするお母さんの為の映画でもあった。
なかよし会 というのは、子育てで自分の時間がとれないお母さんの時間を作ってあげることも主眼して作られた会だと知って、少し驚いた。子育て中にお母さんが子供から解放され、自分の時間を持つことにより、子供との接し方に余裕が出てくるといことだ。
なるほど。目から鱗。
ここの保育方針は、子供の行動に一切口を出さない放っておくと、自然と子供達の間にルールが出来てくる。大人より思い遣りのある行動を取っていく。不思議なものだ。





ポレポレ東中野 はローカルな映画館なのだが、綺麗な映画館である。上映する映画の内容が特殊なので、一般の人には馴染みが少ないと思うが、良い映画をやることが多い。





6月3日まで特別上映されている
「アレクセイと泉」
チェルノブイリの原発事故で、強制移住地区になり地図から消えてしまった ゴメリ州ブジシチェ村に残った55人の村人達のドキュメンタリーだ。
放射能に汚染された村から、こんこんと湧き出る泉。全てが汚染される中で、この泉から湧き出た水からは放射能が検出されなかった。この泉が移住を拒否した55人の村人の命を守って来たそうだ。
監督は本橋成一。音楽は坂本龍一が担当している。
こんこんと湧く泉は、私達に「本当の豊かさとは何か」を静謐(せいひつ)に語りかけている。


のはら はモーニングショーだったので、終わってから次まで時間がある。とっておきのランチレストランを紹介しよう。



ターブル・ド・ペ 
中野区東中野 4-3-5
03-3371-4633


ポレポレの裏手にある、カジュアルフレンチだ。
ターブル・ド・ペール といのは お父さんの食卓 という意。地元では中々人気のレストランである。





天気がイマイチだったので扉を閉めているが、普段はオープンカフェ風になっていいる。





海・山の幸に鎌倉野菜が売りのお店。
一番のランチのお薦めは、日替わりのスープランチ 850円。





本日は、グリンピースの冷静スープと自家製ピアディーナ スパイシーチキン。
ピアディーナ というのはイタリア版トルティーヤのことだ。





ピアディーナ の上に タップリのトマトソース と チーズがかかったスパイシーチキンが盛られている。
難点は、かなり食べにくい。でも、美味しい。





ワンプレート だが サラダの量もバッチリ。
パンも自家製で美味しい。





グリンピースの冷静スープはちょっと甘めの味付け。チキンとの相性もよし。
ボリューム的にも満足が出来る。これに コーヒー がついて 850円 は、合格点。
食べログの評価が低すぎるのではないかな。


日替わりスープは、ボルシチになったりカボチャになったり、バリエーションがかなり広い。過去に何回かおじゃましているが、かぶったことは一度もない。

昼間は特に、近所のおばちゃんに人気がある店だ。
理由はたぶんこれ、





マネージャーのお兄さんが イケメン!写真が小さすぎてあまり見えない。照れて、近くまで出てきてくれなかった。





ポレポレにも、テラス席がついた洒落たカフェ ポレポレ座 があるのでどちらもお薦めできる。


最近、東中野にも新しい店がどんどん出来ている。デートにも良い店がイッパイ。穴場化してきている注目のエリアだ。







おうどん  ※神宮前

東京の店は入れ替わりが激しい。つぶれては新しい店がオープンして、いつのまにかまた別の店になっている、などと言うことは日常茶飯事。うかうかしていると、街並み自体がまったく変わっていることもある。

ほぼ毎日通っている通勤路でさえそうである。あまりにも日常過ぎて、変化に気がつかないこともしばしば。
店が代わると、前の店がなんだったかも思い出せない。これは歳のせい?

知らない内に、通勤路上に不思議なうどん屋が出来ていた。





ここは確か、スタンド形式のBARだったような記憶があるのだが。








暖簾と提灯には、おうどん と書いてある。
提灯がきちんと開いていないところが、なんとも言えない ゆるさ加減だ。
店頭では





ミュージシャン風のお兄ちゃんが、炭火で焼いている焼き肉弁当を売っている。炭火で焼いているのはこだわり?お客さんもぼちぼち来ている。





はっきり言ってあまり綺麗な店ではないが、看板のメニューにあった レモンうどん というメニューに惹かれて入ってしまった。
店内は、5席ぐらいの小さなカウンターだけ。

調理している人に聞いてみると、昨年の秋に始めたそうだ。始めた、と言うより オーナーが気まぐれでちょこちょこ内容を変えて営業しているらしい。





こちらが レモンうどん。
暖簾は 京風うどん となっているが、京風ではない。独特の味。と言うか、初めて出会う味だ。
美味しい? 不味くは無い。なにしろ変わった味。
うどんにレモンという取り合わせもなかなか良い物だ。





ちょっと クセになるかもしれない。
一度は食べてみて損はない味。
しいて説明すると、京風+アジアンテイスト+東北チック。よけい訳がわからないって。
食べてみれば 言いたい事がわかってもらえると思う。





アーティスティックな飾りつけも アンバランスで雰囲気を出している。
BARは、うどん屋の奥で今でもしっかりやっていた。





うどん屋 の奥の扉から入るので、秘密の隠れ家のようだ。ギャング映画に出てきそうなロケーション。
ところが客層は、近くのアパレル系の社員御用達だとか。この付近はアパレル関係の会社が多い。
DJボックスまで完備していて、イベントも頻繁に行われ、かなり盛り上がるそうだ。休日前は特に賑わうらしい。


店名は 判らない。おうどん でいいの?
住所は 渋谷区神宮前 3-23-3 あたり。
次に行った時は、別のお店になっているかもしれない……




プリックタイ   ※学習院下

あのお店は美味しいよ、と聞くとついつい足を運んでしまう習性がある。特に隠れ家情報には敏感だ。隠れ家を全て知っているわけではないが、普通の人に比べると知っているほうだと思う。
ところが、とある友人に教えてもらうまで、不覚にも地元で美味しい隠れ家があることを知らなかったのである。灯台下暗しだ。

地元というのは結構不便で、休みの日を利用しないとなかなか行けない。土日が休みの店はほとんど行くチャンスがない。特にランチとなるともっと難しい。
それでも行きたいとなると、仕事の時間をずらすしかない。そうまでして行った店が


プリックタイ
豊島区高田 3-36-2
03-3987-5689


タイ料理のお店だ。
タイ料理好きの友人が、「近くに住んでいて知らないなんてモグリだ」 とまで言いはなった店だ。
プリックタイ というのは タイ語で 「胡椒」 という意。胡椒の利いたお店なのか?





新目白通りの抜け道の抜け道にひっそりとある。思いもよらない場所にあるのだ。しかも、店構えがなんとも言えないセンス。普通の人ならスルーしてしまうだろう。
しかし、こういう構えの店に 当たり があるのも確かだ。大ハズレの可能性も高い。
まずは、ランチで様子見をすることにした。





本日のお薦めはランチは 「ガバオ」 (鶏肉のバジル炒め)
タイの屋台料理の定番である。
タイのバジルは、日本で使われている ウイートバジルとはちょっと違う。ホーリーバジルというもう少しクセが強いバジルだ。





ガパオゴハン と トムヤムヌードル、サラダ に デザートがついて 820円。
値段は合格。あとは味である。

まずは、サラダに手をつけてみる。
そこで、思わず 「お主やるな」 と感じる。
友人が薦めた訳がこれだけでわかった。





見た目はどこにでもあるような付け合せ的サラダだが、ドレッシングが只者ではない。
シェフを務める エーグさん は世界各国を渡りあるき、有名店での修行を積んできたらしい。フランスやイタリアではなく、モルジブ とか オーストラリア、バリ島 と言うのも面白い。
レシピを聞いたが、適当にごまかされて教えてもらえなかった。


 


タイ料理は辛い、というイメージがつきまとうが、プリックタイ の料理はとてもマイルドな辛さだ。
本場の激辛タイ料理が好きな人には、物足りないかもしれないが、唐辛子の使い方が絶妙に上手い。それでいて、日本人向けの辛さにしているわけではない。
ハーブや香辛料の使い方を見れば良く判る。。
辛さというのは、気候や温度によって美味しいと感じる辛さが変わってくる。それに合わせた辛さを調理するのが 料理人の腕である。
タイ現地で食べる激辛は、日本の気候・風土には合っていないと思っている。





辛さで素材の旨みを殺していない。今まで頂いたタイ料理の中でも上位クラス。





サイドメニューのトムヤムヌードルだが、色が透き通りすぎているのでは?
この店には、2種類の トムヤムクン が容易されている。

トムヤムクン・ナムサイ(あっさり)
トムヤムクン・ナムコン(こってり)

タイ料理屋でポピュラーなのは ナムコン の方だ。こちらは、ナムサイ のスープを使った ヌードル。辛味が抑えてあり、酸味が強くなっている。これも美味しい。





デザートはタピオカ。 ココナッツの味がアイ料理には良く合う。大満足のランチだった。

夜は、タイ独特の特性デザートも用意されているようだ。夜しか食べられないといので断念。次は、夜に来よう。



タイ料理 というのは、ヘルシーというイメージが強いが実はカロリーはかなり高い。中華と同じで、油を使う料理が多いからだ。
しかし、一緒に使われるハーブが身体に良い。全部で120種ぐらいあるそうだ。
ショウガの味に似た カー というハーブは、ベータカロチンの100倍の抗酸化作用がある。レモングラス や カフィライム など タイ料理独特のハーブには優れた抗癌作用があるとわかってきた。
タイ人の消化器系ガンの発生率は、日本人の約半分だそうだ。





店内も、いわゆるタイぽい飾りつけはほとんど無く、外見にとは程遠いぐらい落ち着いて綺麗だ。
タイ文字の時計も良い雰囲気を作り出している。


場所が場所だけに、わざわざ行く価値がある店かどうか、というと タイ料理ファンにとっては 行く価値アリ のお店だと思う。
口コミで徐々に人気が出てきているので、ディナーは予約をして行ったほうが良さそうだ。