東京の遊び方 (東京稲城で里山暮らし、時々都会) -85ページ目

Les Cimes (レ・シーム)  ※代々木

今年1月、代々木に新しいカジュアルフレンチが出来ていた。代々木と言っても、北参道と言うほうが適切かもしれない。道路からは明治神宮の緑が望めて、良い感じのところだ。ちょうどいい距離で目の前を山手線が横切り、首都高速とも交差している。残念ながら首都高速の耐震強化工事が行われているので現在の見栄えは良くないが、工事が終わればそこそこの景色になる。



Les Cimes (レ・シーム) 
渋谷区代々木 1-20-4
03-6276-5793


この、レストランはちょっとした発見だった。
我ながらに、良い店を見つけたと思える久々のヒットだ。





全面ガラス張りの店で、開放感あふれる店なのだが、反面、外から店内がすべて見える。
店内がまる見えの店は敬遠されがちなのだが、レ・シームの内装は、シンプルでスタイリッシュ。清潔感があり、逆に吸引力があり店に引き込まれていくような魅力がある。カウンターメインの店作りは、落ち着きさえ感じられる。





オープン前だったのだが、気になったので時間まで待ってランチを食べていく事にした。オープンまであと15分ぐらいだ。





ランチは2種類。本日のメインディッシュと、パスタランチ。供に1000円。パスタとメインディシュを両方食べると1800円のコースになるようだ。


1000円なので、始めはそれなりの料理しか期待していなかったのだが、料理が出てきてビックリである。





テーブル席とソファー席が一つづつあるのだが、メインは10席ほどのカウンターだ。
あらかじめ席には、ナイフとフォークがセットされれいるのだが、フォークレストが動物の形をしている。
動物の種類がほとんど違う動物で用意されている。
小さい事だが、ここいらから店主のこだわりが伺える。
デキャンタで、1人ひとりに水がサーブされるのも、この暑い時期には嬉しい。





本日のメインディシュランチ をオーダーしたのだが、最初にサラダとパンが出てくる。
写真にしてしまうと何の変哲もないサラダに見えてしまうのだが、このお皿が30cm以上ある大皿なのである。それもかなり大盛。
何種類かの葉物をフレンチドレッシングであえてあるのだが、白菜が使われている。白菜の芯の部分は水分が多いので、サラダの中に入ると瑞々しく新鮮に思える。





本日のメインは ポークのロースト と 長なすのトマト煮。
ちなみに、日替わりでメニューを変えるらしいので、行って見ないとなにが出るか判らない。

サラダのボリュームもすごかったが、このポークのボリュームもすごい。
ローストされた大きなポークの肉塊を目の前で切り分けてくれるのだが、厚めのお肉が2枚。





ナスは、ラタトゥーユと一緒に煮込んである。
酸味の強いトマトを使ってあるので、美味しいラタトゥーユだ。
ポークには岩塩を追い塩してあるので、ラタトゥーユとの味の調和がものすごく良い。
バゲットより、ご飯で食べたかったかな。





最後にコーヒーがつくのだが、プラス250円でデザートも食べられる。
デザートまでチェックしておかなければとオーダーすることにした。デザートも日替わりで創るとのこと。本日のデザートは、ローズマリーのクリームブリュレ。





目の前で、火を通して出してくれる ブリュレは演出効果もあり、倍美味しく感じる。
ローズマリーがしっかりと利いていて、リラクゼーションにはもってこいのデザートだ。





店名は、シェフがフランスの3星レストランで修行を重ねていた時に師事していた、レジス・マルコン氏のレストランの店の名前の一部を頂いたとか。
日本に戻った後も、何件かのレストランの料理長を務めたり、レストランのメニュー開発の仕事を経て、晴れてここにお店をオープンしたそうだ。

夜の価格帯もお手ごろで、価格以上の美味しさを楽しめる店だ。
彼女がいれば、きっと待ち合わせに使っていたであろうお店ですな。





熱帯夜が涼しくなる   ※動画

暑い夜からあなたを解放する、怖~い映像。これは、CGではありません。あなたの隣にいる、彼女、実はモンスターです。

画面の中央にある + をじっと見ていてください。






実際にあるものと、頭の中で見えるものがこうも違うのかと思うとビックリ。

次は、海外のマツダのCM。
こんな女性がいたら本当に怖いが、このCMを流せる国もすごい。






無謀な運転は、ホラーよりも怖い。
決して無理はなさらないように。



熱烈上海食堂   ※雑司が谷

若い頃は夏の暑い季節の方が好きだったのだが、年々暑さが苦手になってくる。暑さを克服するためには、2つの方法がある。
クーラーの利いた所へ非難するか、熱いものを食べて余計に暑くするか のどちらかである。
クーラーの利いた所へ非難してしまうと、後が辛い。外へ出たくなくなってしまう。
逆に、熱い物を食べて汗をかくと、外の暑さを感じなくなるから不思議だ。

それが判っていても、暑い時に熱い食べ物を食べるのは、相当の勇気と決断力がいるものだ。



熱烈上海食堂 
豊島区高田 2-17-16
03-3987-0720


2008年に開通した、副都心線の雑司が谷駅のすぐ近くにある、ちょっと不思議な広東料理の店を見つけた。
雑司が谷 というのは、目白通りと明治通りが交差したところなのだが、副都心線の開通で賑やかになってくるかと思っていたらそうでもない。
歴史を感じられる街なので、変な開発がされなくて良かったとも思える。

目白通りへ抜ける出口を出ると、千登世橋 という昭和の初期に作られた橋の上に出る。千登橋は、東京著名橋 の一つになっている重厚感のある橋だ。高台を渡してある橋なので、橋の上からの眺望が良い。新宿の高層ビル街と池袋のサンシャインシティーを左右に望むことが出来る。

不思議な中華料理屋はちょうど 千登世橋 の袂にある。そもそも、店名に 熱烈 とつけているところから 奇妙な匂いが漂っている。





扉をくぐったとたんに、異国に来たような不思議な雰囲気につつまれるのだ。





やっているのは、日本人シェフ。その道30年のキャリアがあるらしい。





入ると、BGMのJAZZが耳に飛び込む。
店作りはコテコテの中華料理屋なのだが、まずは JAZZ で意表をつかれる。
店内の右側は大きなガラス窓で、外が一望できる。
大きな窓ガラスの下には、都電荒川線が走っていて、その向こうには、石創りの 千登世橋 の欄干が見える。レトロ使用の都電が行き来すると、そこはもはや日本の風景ではない。
まずは、耳と目が異変を訴えてくるのだ。
夜ならもっと、雰囲気があるのだろう。





目と耳の次は、舌で不思議体験を味わった。
最初に言っておくと、ここの料理は一つひとつ、かなり手がかかっていて美味しい。どこぞの有名店に行くならば、ここへ来たほうが良いと思うぐらいの味だ。

オーダーしたのは、これ。





上海流・牛すね肉のシチュー。
中華にシチューなんてあるのだろうか。
上海流 と言うのが ミソ。
一口頂くと、オーッ 中華だ。と納得する味なのだ。





金針菜という、中国野菜が使われている。漢方としても使われていて、鉄分が多く、貧血の特効薬とも言われている野菜だ。
百合の花の蕾 なのだそうだが、甘味があってなかなか美味しい。
たかがランチに 金針菜 が使われている事自体が、料理にこだわりを持っている証拠である。





サラダと中華風冷奴、スープにご飯、更にドリンクバーがついて、850円はお値打ちプライスだ。
スープを飲むと、この店の麺類の味も美味しいのではと想像がつく。





ご飯のお代わりも自由。
ランチタイムの間は、デザートは半額になる。

ところで、先の上海風シチューの味だが、





シチューと豚の角煮の味をたして、2で割った感じかな。
丸ごとのニンニクも煮込んであり、スタミナ的にもかなり強烈。
更に、中華スープで煮込んだ 冷たい冬瓜 が入ってる。わざわざ冷蔵庫で冷やしてあるのだ。
熱いシチューにヒエヒエの冬瓜、ホクホクのニンニクに不思議味のシチュー。この未体験ゾーンの味のバリエーションが絶妙にマッチしてとても美味しい。

猛暑など吹き飛ばしてしう、お薦めできる逸品だ。JAZZを聞きながら、中華を食べたのも初体験ではないだろうか。





今度来た時には、中華風タコライス と 真鯛のお刺身サラダ定食上海流 にチャレンジしてみよう。