東京の遊び方 (東京稲城で里山暮らし、時々都会) -77ページ目

金魚坂   ※本郷3丁目

台風一過 は、天気が良いものと相場が決まっていたのだが、12号が通り過ぎても東京の天気はグズグズだ。
政治の世界も一応、嵐が終わり新政権が誕生したので、すっきりとした日本晴れの内容で国を動かして欲しいものだ。天気も政治も、蒸し暑いのが一番身体にこたえる。

どうでも良い話だが、子供の頃、台風一過 を 台風一家 だと思っていた。

それにしても、蒸し暑い。そんな時は 涼 を感じる物が欲しくなる。江戸時代はクーラーも無かったので、目から 涼 を感じ取った。エコ生活は江戸時代に学べ、である。その代表格と言えば、金魚だろう。



金魚坂 
文京区本郷 5-3-15
03-3851-7088


文京区は本郷、菊坂の途中に脇へ入る巾2mぐらいの小路がある。その小路をちょいと覗くと、一風変わった登りと看板が目に入る。





派手に金魚と書かれた 登り と 怪しげな看板。ここを通りかかって興味を引かない人はまずいないだろう。
ゆるやかな坂道になっているのだが、この坂道を本当に 金魚坂 と呼ぶのかどうかはさだかでは無い。
坂の上に登ると 一風変わった屋敷に出会うことが出来る。





創業350年の歴史を持つ 金魚問屋、「金魚坂」だ。
住宅地の中に突如現れる 金魚のテーマパーク。





江戸時代には、高級嗜好品として金魚が大人気だったのである。副業として、金魚の養殖に手を出す武士がけっこう居たそうだ。
特に りゅうきん が人気。
建物の周りに置かれた水槽では、何種類もの りゅうきん を観賞することができる。





さらに、釣堀 と 金魚すくいも出来る。。





おこちゃまが、楽しめる金魚釣り。





原則は、キャッチ&リリース。
池の中には、高そうな金魚も沢山泳いでいる。





養殖場も充実している。今でも 高級金魚の需要はかなりあるそうだ。





建物の中は、カフェ&レストラン。





レトロな感じで、落ち着いた雰囲気がある。
建物自体は昭和後期に建てられてものだが、大正ロマンの復元かな。





金魚関連の小物の販売もあり、なかなかの面白グッズも置いてある。
食事はちょと高めに思える。雰囲気込みかななどと思いつつ…

お薦めは カレー 2000円 らしいが、カレーというムードではない。普通なら 金魚すくい定食 1700円 に行くところだが、ワケ有りで 別盛り親子丼 1700円 にした。ドリンクが付く。





器、調理にはかなりこだわりがあるようだ。





料理の中身は、しっかりとしいてなかなか美味。一介の 親子丼 として捕らえてはいけない。
鶏肉もゴロゴロっと大きな切り身が盛り沢山。火の入れ具合も良いですよ。





ご飯の上に乗っている 揚げ牛蒡 が味のアクセントになっている。
親子丼 を注文したワケ とは、これ。





金魚入り~





セットで付いて来るドリンクは 中国茶 をチョイス。
一口飲めば 鉄観音 だとすぐわかる。
更に、2杯目のおかわりが 別容器 に入ってくるところもニクイ。
氷も、手で削った 丸氷 が使われている。
小鉢も付いてこの内容なら、1700円も有りかな。食後感は充分に満足できた。





金魚は室町時代に中国から伝来した物だが、中国では チンユイ と呼ばれている。中国語の 金余 というのも、同じ チンユイ と発音されている。金が余る と同じ発音をされるところから、蓄財につながる縁起の良い魚、とされている。

お金持ちになれるように 金魚をどうぞ とお薦めしたいところだが、珍しい らんちゅう や 錦鯉 のお値段を見ていると、とてもお金が余るとは思えない。

余談になるが、スペースシャトルで向井千秋さんと実験の為に宇宙へ旅立った 宇宙金魚 の子孫たちは、六本木ヒルズ の 毛利庭園の中の池に放流されているそうだ。







noe cafe (ノエ カフェ)   ※氷川台

氷川台 というと練馬区になるのだが、練馬区は東京23区の中で比較的多く 農家 が残っている所だ。残っていると言ってもたかが知れているのだが、江戸野菜の復興に力を入れている。最近 江戸野菜を調べるためによく、練馬近隣へ出かける。
練馬に行った時、絶対に行かなくてはならない、と思っていた店がある。しかし、ここは 
お人形 をテーマにしたカフェだ。

デートで行くならまだしも、男1人で行くとなると 拷問 に等しい。かなりの勇気がいる。
実は、2回ほど店の前まで行って入るのを断念していた。
女性の冷ややかな視線を浴びても店に入るのは、勇者なのか それとも、ドMなのか。決して、そんな風には見られてはいないのだろうが、変人に見られているような気がしてならない。本日、3度目の正直。
ほとんどの女の子なら、一度は行ってみたいカフェなのは間違いないところ。



noe cafe (ノエ カフェ) 
練馬区平和台 3-14-1
070-6670-4979


練馬の住宅街のど真ん中にあるので、場所はめちゃくちゃ判りにくい。それでも、好きな女の子は、北は北海道、南は沖縄からこのお店を目指してやって来るという。





ノエ カフェは、愛好家の中では名高い ドールハウス を展示してある カフェ だ。





その ドールハウスが半端ではない。
お店のマダムが趣味で集めだした ドールハウス がびっしり詰まっている。





1回がカフェになっていて、2回がギャラリーになっているのだが、カフェ自体がドールハウスの中にいるよう。





キッチンも白で統一されて綺麗。
カワイイ というより 洗練されている、と言う表現のほうがふさわしい。
お店の中を案内する前に、お食事をしましょう。





頂いたのは、タイ風ガパオライス ドリンクが付いて 950円。本当は、消されている一番上のメニューをいただきたかったのだが、女子の視線を避けるためにかなり時間をはずして行った為、売り切れ。





ミニテラス もありグリーンが外界を遮っているので、まるで別世界にいるようだ。





ハートのお皿に盛られて、見た目は ミッキーマウス風。





かなり美味しいですよ。





お店の片隅では、ファンシーグッズの販売も行われている。





食器もなかなか良いんじゃないですか。





この階段の上にファンタジーが待っているんです。





ここから先は、写真で見てもらったほうが早いでしょう。














これは、ごくほんの一部。
ディテールまで実に細かく造りこまれていて スゴイ という感嘆符しか出てこない。





ドールハウス に使う、小道具も無数に展示されている。





これは、絵画。





ドールハウス なので、お人形さんもいます。
バービーちゃん もいましたよ。

ここまでくると、人形遊びの域を出て、アーキテクチャー プラス インテリアコーディネート の世界。





小道具に使われている、手紙なのだが、文字まで書き込まれている。


他にも、ここのドールハウスの住人に 「ピッピちゃん」 という、かわいい奴がいる。白いわんこだ。
何故か気に入ってくれて、一緒に遊んでいたら おもらし をしてしまった。怒られてあえなくゲージ行き。残念ながら記念撮影は出来ずじまい。


これだけ内容が充実していたら、芸術観賞 として、男1人で来てもおかしくない。今度は、堂々と来れる。それでも、お客さんは 女性しかいないんだろうな。



次回は、終わりゆく夏を惜しんで、テーマは 金魚。
こちらも、かなり ディープ なお店だ。





うさ こーひー    ※目白

気にはなっているのだけれど、なかなか入ることの出来ない店ってよくある。店が発する オーラ が、入りづらい雰囲気を作ってしまっていたりする。
今日、紹介するお店も 一見 普通の喫茶店 なのだが何故か入りづらい。店名からして 普通では無い感 がムンムンと漂っている。



うさ こーひー 
豊島区目白 2-34-17
03-3987-5907


マスターが うさぎ好き なので、この名前にしたそうだ。





絵本が読めるカフェなのだ。





様々な絵本が、店の中に置いてあり、自由に読めるお店なのだが、お子様とご一緒に という雰囲気の店では無い。





どちらかと言うと、大人が、それも ゆる系 を理解出切る人だけに楽しむ事を許された 喫茶店だ。
この店を1人で切り盛りしている、マスターと目を合わせたときに、ピンと来てしまった。





ここには、独特の時間が流れている。
絵本を見ながら、ゆる~い時間を楽しまなくてはいけない。

メニューに 「ムケッカ」 という、ブラジル料理を発見。ムケッカ を出す店はあまりお目にかからないので、早速オーダーした。





ムケッカ とは、魚介類をベースにした ブラジル版ハヤシライス のような料理。





料理の味は、なかなか美味しい。
コーヒも 白うさこーひー とか 黒うさこーひー などど、工夫してそこそこの味を出している。
それでも、食べログ の評価は 2.5 しかない。
どうしてかな。
マスター、お客様と食べ物の話しをしている時より、絵本と漫画の話しをしている時のほうが楽しそう。





漫画家さんが、うさこーひー を舞台とした 4コマ漫画を描いている。左上の人が、うさこーひーのマスターだ。
絵本と供に、4コマ漫画も沢山置いてある。





お客さんも、自由に4コマ漫画を書いて、店で発表する事ができる。





絵が書けなくても、色々なキャラクターの切り絵が置いてあり、それを台紙に貼り付けて、台詞を入れれば出切る様になっている。





作品は、店の中に張ってある。
4コマ漫画は、最初の1コマ目を考えるのが難しいらしく、ひとコマ目の構想が固まると、すぐに出来あがるそうだ。


絵本も、いわゆるメジャーな絵本は一冊も置いていない。それでも、良い作品が沢山あった。





子守唄を絵本にした作品。





5~6歳の子ども達が、リレーで話しを考えた絵本。








奇想天外な子供の発想に関心させられてしまう。





パラパラ漫画 の 絵本。

まだまだ、見たい絵本が沢山ある。
仕事に煮詰まった時、気分転換に、この ゆるい時間を楽しみまたこよう。