東京の遊び方 (東京稲城で里山暮らし、時々都会) -48ページ目

沖縄の長寿料理をテーマにした隠れ家 (隠れ家系癒しレストラン 12) ※神宮前

いつもこの当たりの地名を出す時にとう書くか迷います。青山と書いても良いし、表参道を書いてもよいのですが、とりあえずは店舗の所在住所に沿うことにします。

場所は表参道から渋谷方面に少し入ったところ。この近辺ではとても 隠れ家 と呼べる場所ではありません。しかもこんな一角にあるお店です。





なんとも 青山っぽい街角。
しかし、この中にこのお店があろうとは、そうそう気がつきません。なにしろ 隠れ家イスト のヨッシー君が、半年見つけられなかったお店です。



HALSER TOKYO (ハルサー東京) 
渋谷区神宮前 5-6-14 3F
03-3409-2609

食べログ等の表示には SS表参道 PART1 とビル名が表示されていますが、そんなビル名どこにも書いてありません。ぱっと目に付くのは Rosa Blanca 表参道 という看板。Rosa Blanca は、結婚式場の名前です。結婚式場の中に 沖縄長寿料理 のお店があるなんて露ほどにも思いません。これにどれだけ騙されたか。


しかし、眼を細くして奥をよーくみてみると、ビルの上のほうに





みーっけ!
こんなところに隠れてました。

普通ビルの下に案内板か看板出すでしょ。
でも、ここのお店は出してません。
まぁ、それなりの理由はあったのですが。





花祭りなのにあいにくの空模様。前々日は大雪でした。入口の前には よさげなテラスもあります。
テラスシリーズで紹介すればよかったかな。






ここのお店、何故お店の看板を出してないか、と言うと





平日のランチタイムは、小さなお子さんを持つお母さん方に開放しているからだったんです。
今日は、雨だったのでお客様は少ないようですが、普段は赤ちゃんを連れたお母さん方でイッパイになるそうです。

店の真ん中に 畳 をひいて、赤ちゃんが気軽に遊べるようになっています。
他のお客さんを気にせずに、お母さん達は食事が楽しめて、ストレス解消の場になってるんですね、
素晴らしい 試みのレストランです。

だから一般のお客様にはわからないようになっているんです。こんな雨のひでも、数組のママ友たちが、(ここは想像です、旦那の悪口や育児の大変さを) 友達に愚痴っているんでしょう。これが夫婦円満の極意!





ヨッシー君のような、オヤジの一人客は別室にあんないされます。こちらも シンプルですっきりしたよい感じのスペースです。
最初に接客に見えた方の第1声が 「よくこのお店御存知でしたね」
ヨッシー君をなめちゃいけませんよ。隠れ家はどこに隠れても必ず見つけ出します。


ここのお店の売りは 琉球長寿懐石膳 昼は2000円 なのですが、まさか店を発見すると思っていなかったので、すでに食事は済んでいました。
そこで、オーダーしたのは、 具沢山八重山島野菜そばセット 900円。





このお店は、石垣島やえやまファームから直送される、石垣牛、アグー豚、完全無農薬野菜を素材を石垣島、伝説の料理おばあ、東 末子さんが心を込めてつくる、琉球長寿薬膳料理です。





沖縄ソバですが、出汁に 豚を使っていませんね。たぶん。ヨッシー君のたよりない舌なので保証の限りではありません。

だしは、昆布とかつお、それも なまり節 です。きっと。





ソバも微妙に普段たべる 沖縄ソバ とは違います。こっちの方が 旨い。





沖縄料理には コーレーグース ですね。泡盛の唐辛子漬けです。かけ過ぎてむせてしまいましたけど。





沖縄の薬草をとじこんだ玉子焼き。なにが使われているのかは聞きませんでしたが、フーチバ(よもぎ)は入ってましたね。

昼に2食も食べるはめになってしまったのは、打ち合わせの時間を1時間送らした、某社のPが悪い。決して自分の節制心がなかったわけではない、と勝手に自己弁護しています。
そんな理不尽な怒りを鎮めてくれるかのように、お店の方が、「今日はひな祭りなので」と





雛あられをサービスしてくれました。
とても心が温まる心使いでしたよ。



 「野菜な空間」 は、日本の食文化のスタート地点を考えてみました。その時、日本にはどんな環境が待っていたんでしょう。フランス人もびっくりした日本人の味覚、インド人もびっくりした 日本カレーの美味しさ。
日本人の舌を育てた時代背景を徹底分析です。





詫び錆びの世界と、桃の節句 (東京古民家カフェ 11) ※自由ヶ丘

巷では 古民家カフェ が人気なんですね。薄々感じてはいたのですが、コンクリートに囲まれた生活をしていると、「詫び寂び」 の世界に安らぎを覚えるのでしょうか。
「侘び寂び」 の世界と言うのは、茶道 で画一(表現)された観念ですが、日本の美意識に共通して言える意識ですね。外人さんは、質素で古いも物の良さ、と言う 骨董的美術感 で見られてしまうい、真理はなかなか理解しがたいもののようですが、「詫び寂び」とは、死生観にもつながる、朽ちるものの放つ美しさがあります。古民家カフェに魅力を感じている方々は、どのように 「詫び寂び」 を感じているのでしょう。

「詫び寂び」を極めるとは、「つつましさの美を知り、足りる事を知る。家は漏らぬほど、食は飢えぬほど」 と言うことです。

理由はどうあれ、日本の美徳に若者が興味を示してくれるのは良い事です。ヨッシー君にとっては、居場所をどんどん侵食されてくる思いですが、追い出さないでくださいね。

そんな若い子にも人気のある 古民家カフェ が自由ヶ丘にあります。こちらのお店は、若い人に 日本文化を若者に継承する役割を充分に果たしているんじゃないでしょうか。



古桑庵 
目黒区自由ヶ丘 1-24-23
03-3718-4203


本家の建物は大正時代に建てられたもの。茶室は昭和29年に、当主 渡辺彦氏が、夏目漱石の娘婿、松岡氏と隠居生活を楽しむために、新潟の古い桑の木材を使って建てたものです。そこから、古桑庵 と呼ばれています。





カフェとして、開放したのは 消えていく日本家屋を守るため。時とともに、住む人がいなくなり、風を通さないと 家が死んでしまう ということで、人形作家でもある 渡辺芙久子さんが ギャラリーを兼ねた カフェにして、家に命を吹き込んだとのこと。





古桑庵 の中には、渡辺さんの作った人形や、渡辺彦氏が蒐集した骨董品が展示されています。
ちょうど 今の時期は お雛様 を飾る季節ですね。3月6日まで、雛人形展が開催されています。








お雛様は、向って右側に 男雛 をおくのが、一般的なようですが、京都 を中心とした関西では、逆に飾るご家庭もあるようです。








後ろの 屏風 も素敵ですね。





ハマグリの貝殻に乗った、こんな可愛らしいお雛様もあります。

こんな 古桑庵 で、食べ物を口にするとしたらやはり、和 のスイーツになるんでしょうね。





抹茶ぜんざい。
茶筅(ちゃせん)を使って、飲み物をあわ立てる、と言う技術は 日本が最初じゃないでしょうか。





アワアワ好きとしては、このナメラカさがたまりません。茶道にはまったくうといのですが、この消え行く うたかた(泡) の行く末も 「詫び寂び」 なんでしょうか。





和のスイーツと言えば、はずせないのがこちらですね。





あ・ん・み・つ  





ツウは フルーツあんみつ はいただかないのですが、通ではない、ただの甘い物好きなのでショッシー君はいただきます。





あんみつ に 塩昆布 の取り合わせって 誰が考えたんですかね。あんみつの味を引き立たせるための、塩昆布なんですが、実は、身体を温める あんみつ に対して 身体を冷やす働きのある 塩昆布 を食べる事で、身体のバランスも取れます。

あんみつと番茶の組み合わせというのも 絶妙 ですね。煎茶より番茶の方がしっくりきます。



こんな素敵な日本の食文化をどうやって日本人は築いて行ったのか、 野菜な空間 では、日本神話と日本の食文化 について、考察をしています。こちらの覗いてみて下さいね。




海外で日本の歌謡曲が大変な事になっている

録画していた「クローズアップ現代」を見て驚きました。由紀さおりさんが、アメリカを始めヨーロッパで大ブレークしているそうです。日本のバーブラ・ストライサンド と紹介されています。

昨年10月にリリースした 由紀さおり&ピンク・マルティーニ 「1969」が、インターネットの音楽配信サイト、米iTunesジャズチャートで11月2日付で1位を獲得。インターネットでその評判が伝わり、現在世界23カ国で展開しているとのこと。
ピンク・マルティーニ というのは、世界的に有名なジャズバンド。由紀さおりさんは素晴らしい歌唱力をお持ちなので、ジャズシンガーデビューもおかしくないな、と思っていたら、なんと 歌謡曲 だったんですね。それも日本語で歌った。

この快挙は、坂本九の 「SUKIYAI」以来。欧米各国が歌の世界でも日本を見る眼が確実に変わってきてるんですね。 嬉しい限りです。

ヨッシー君にとっても、由紀さおりさんと言えば、中学・高校時代のあこがれの的。深夜ラジオから流れてくる 「夜明けのスキャト」 や 「手紙」 を聞いてモンモンとしてました。
後出しで言うわけではないですが、童謡 を歌っている 由紀さおりさん も好きで、CDを持っています。歌謡曲なんてダサイ、と言っていた世代ですが、良いものはよいですね。

クローズアップ現代では、由紀さおりさんの歌に、欧米の人は 日本の浮世絵 を見ていると評していました。日本語は、少ない文字数と多彩な表現方法で状況を伝えていくので、美しい表現に見えるようです。コンサートに来ていたアメリカの方は、「日本語はわからないけど、美しい歌だ」と感想を述べていました。

由紀さおりさんの歌を聞いたことがない方は、是非聞いてみてください。「夜明けのスキャト」 と 「手紙」 を貼っておきます。








振り返ってみると、このころの歌謡曲もわるくないですね。いしだあゆみの 「ブルーライトヨコハマ」、ピンキーとキラーズの 「恋の季節」 もこの頃の歌じゃなかったでしょうか。「美空ひばり」 も聞きなおしてみたくなりました。