東京の遊び方 (東京稲城で里山暮らし、時々都会) -45ページ目

雑草と言う草はない (東京隠れ家カフェ 14) ※下落合

「雑草と言う草はない」 昭和天皇の有名な言葉です。
けっこう多くの方におっしゃられているようですね。一番有名なのが、皇居内の草刈を命じた侍従長に
「雑草という草はないんですよ。どの草にも名前はあるんです。(中略) 人間の都合で刈ってはいけません。」と、おっしゃった言葉です。

やっと春らしい日になってきました。春の日差しも、桜から道端の名も知らぬ花にまで、公平にふりそそいでくるんですね。道端の草にも小さなな花が咲いています。





凡人は、何の花?と、聞かれると、やはり 「雑草」 と答えてしまいます。





神田川の桜もようやく色づいてきました。今年は遅い春でしたね。やはり桜の花が咲いてくると、「春が来たな」 と、実感します。



ル・フルール
住所、電話番号 不明


下落合から新宿青梅街道までの、神田川沿いは沿道になっていて、桜の名所になっています。約10kmほどあるんでしょうか。目黒川のように、川の沿道にお店も少なく、平日は静かにお花見ができる散歩コースになっています。(土日は花見の宴会の人であふれます)

下落合の駅から、神田川沿いに少し行ったところに、ポツンと小さなカフェがあります。





普通のお宅を改造されて、喫茶店にしたようなお店。





定年後の余生を楽しむために、始められたのでしょうか。老夫婦と、ときおり娘さんらしき方が手伝っておられます。
去年の震災の翌日から、しばらく店を閉められていたのですが、夏ごろから午前中だけ開くようになりました。震災の影響かな、とも思っていたのですが、地震で奥様の具合が悪くなられたようでした。





今年に入って、ようやく通常営業に戻ったようです。
春の訪れは、皆を元気にしていくんですね。





ここのお店で、ちょっと残念なのは、お店の中から桜が拝見できないこと。それでも、ご主人の作でしょうか、桜の絵が沢山飾られているんですよ。





ここのお店は、コーヒーが中心。と言うか、コーヒー専門店です。5種類ぐらいのストレートコーヒーが楽しめます。





ゆったりとした店内で、のんびりとコーヒーが楽しめます。ヨッシー君のお気に入りは キリマンジャロ。酸味が効いた味が一番の好みです。





唯一のご自慢デザートは、自家製プリン。
本を片手に至高のひと時が楽しめます。

実は、このお店の住所も電話番号も知りません。食べログを見ればわかるかと思っていたら、食べログにも出ていませんでした。

神田川沿いにあるので、お花見にでもお出かけになった時は、よってみて下さい。





川沿いの1本奥の道は、白もくれんの街路樹が並びます。





こちらも、もうすぐ満開ですね。甘い香りが漂ってきます。
桜とならんで、好きな春の花があります。





雪柳 です。





真っ白に雪がかぶったように咲き乱れる雪柳も、なかなか壮観です。
みもざ もシーズンなのですが、ご近所にミモザがありません。以前、桜と雪柳とミモザがみごとに咲いているお庭を見たことがあるのですが、場所がどこだったか思いだせません。





葉ぼたん も、塔がたってきて、もうすこしすると、黄色いカワイイ花を付け出すんでしょう。


練馬に、桜が咲きだすのを いまか今かと 待ち望んでいた虫達がいます。次回は、この虫が主役のお店を紹介しますね。



 「野菜な空間」 は、食の終焉を読んでのパート2です。日本に住んでいるとなかなか実感できない、食の問題点。タイタニックの乗客のように、迫り来る危機に気付かずに日々の生活を過ごしているのかもしれません。
日本に住んでいると、全く見えない食の問題を箇条書きで挙げておきました。わかったところで、何にも出来ないところがなさけないんですけどね。





けわいし (化粧師)  ※お勧め映画

化粧師 と書いて けわいし と読みます。

新しい映画ではありません。10年前ぐらいの映画でしょうか。

ヨッシー君の好きな映画の1本です。

なんでまた、10年前の映画なんぞ持ち出したのか

深いわけはありません

Gyaoの無料映画にアップされたので、気が向いたらご覧になってみてください。


化粧師 と言うのは、今で言うメイクアップアーティストのこと。

原作は、石ノ森章太郎 の同名の漫画です

原作の時代背景は江戸時代なのですが、映画は大正の設定

時代背景の描かれ方は ALWAYS3丁目の夕日 よりするどく描かれています


主演は椎名桔平

椎名桔平 演ずる化粧師 小三馬 は、ちょっと訳有り

小三馬 の化粧が閉ざされた女性の心をどんどんと開いていきます

見所は、日本の美と艶(つや)

ゾクゾクっとするぐらい美しい映像です

更に、心の豊かさが存分に描かれています

物の豊かさに対する切なさが ひしひし と伝わってきます


「化粧は所詮 外面を整えるもの

心の化粧をするのはあなた自身」


興行的にはお世辞にもよかった作品ではありません

ハリウッドが好きな方にはしんどい映画かもしれません

心の美しさに触れたい方は、無料なのでぜひどうぞ


「化粧師」 本編は こちら からどうぞ


映画の雰囲気を知りたい方はこちらからどうぞ









一足お先に桜を満喫 (東京勝負レストラン 6) ※代々木

美食とはかけ離れたイメージを持つ街で、隠れ家的名店を探すというのは、結構楽しいものです。そういう店を知っていると、たとえ相手がいなく、一人で行っても悦にひたれたりします。
代々木にはけっこうそういった名店がかなりある街で、このブログでも過去に何軒か紹介しています。代々木ヴィレッジがオープンしたことで、街のイメージもやや代わってきているのですが、未だにこの街は老舗が健在の街です。

代々木の老舗は、いわゆる古さと伝統を表現しているような店ではありません。上手くは表現できないのですが、時間をかけてお客さんが育てていったお店が多いんですね。努力した人間が歳とともに厚みを増してくるように、時間でしか育てようがない優しさと安心感があるお店が多いんです。本日は、その中から40年近く歴史を刻んできた秀逸フレンチをご紹介します。



京仏旬菜料理 グリーンスポット 
渋谷区代々木 1-21-12
03-3379-0013


代々木駅から歩いて3分ぐらいのところにあるのですが、いわゆる有名店ではありません。有名店ではないのですが、混むんですね。
特にランチは少し時間をずらしたほうが良いかもしれません。
実は、ヨッシー君はブログにアップするかどうか、かなり悩んだお店です。いわゆる教えたくない店の一軒です。





オープンは1974年です。
オープン当初は、有名人がお忍びで利用していたお店のようです。今はとうなんでしょう。
そんなに敷居が高い感じのするお店ではないのですが、それなりの重厚感はあります。





店内は、ヨーロッパのアンティークと和の要素を取り入れた、落ち着きのある感じのお店です。








店の中央に桜が生けられていて、店内は春の雰囲気が満載です。壁に飾られている桜の絵がとても荘厳。この絵を見に来るだけでも価値があるお店です。





お勧めのランチは、スペシャルプレート 1050円 です。日替わりの850円ランチもあるのですが、だんぜんコチラの方がお勧め。





まずは、サラダとスープが運ばれてきます。





スープはポタージュなのですが、器がワンポイントになっていて食事を楽しくさせてくれます。





こちらが メインのプレート。
見た目から豪華でしょ。フレンチの中にも和のテイストを感じさせる融和した盛り付けが美しいですね。





海鮮のトマト煮こみ。トマト風味のブイヤベース感覚。
南仏のテイストに…





峯岡豆腐とコンソメのジュレの競演。胡麻豆腐のような食感のお豆腐です。





チキンは照り焼きと和風テイストが強調されています。





野菜スティックは、胡麻ソースでいただきます。





フレンチをいただいていると言うより、京料理をフレンチ風にアレンジするとこんな感じになります。と言った感じの料理ですね。





なんとも不思議な味の世界へ誘ってくれる料理ばかりです。
昼のメニューにはないのですが、夜は素麺をパスタにみたてた料理や、京野菜をフンダンに使った料理が楽しめますよ。
酒もシェリーの樽で寝かせた麦焼酎などもあり、お酒好きにも見逃せない銘柄が揃っています。

舌の肥えた彼女を連れて行っても、充分満足できるお店です。コストパフォーマンスがものすごく高い。美味しくて安いと言うのが代々木の魅力のひとつでもあります。
女子会ではなく、是非ともデートで使って欲しいお店ですね。熟年カップルでも満足度の高いお店ですよ。お箸も用意してあるようです。



 「野菜な空間」 は、明日ぐらいにアップする予定です。ポールポバーツと言う人が書いた 「食の終焉」 と言う本を読み出してしまったので、読み終わったら感想を書こうと思います。グローバル経済がもたらした食の危機を書いた本です。食に関係している方はお読みになることをお勧めする本です。
現在の食を崩壊させた巨悪の正体が、鏡の中に隠されています。