古民家の残し方 (東京古民家カフェ 16) ※鷺ノ宮
今日は、西武新宿線、鷺ノ宮 へやってきました。サギノミヤ って、舞っている 白鷺 を連想させるような名前で、とても好きな街の名前です。
現在は中野区ですが、江戸時代には 多摩群 に所属していて、今でも鷺ノ宮駅北口から、川沿いを上って行くと けや木の大木がたくさん茂る、緑豊な場所です。源頼義が、1064年に八幡宮の社殿を建立したことに始まるのですが、この八幡様の宮内に白鷺がたくさん寄ってきたそうです。里人は、白鷺大明神と呼ぶようになり、現在の地名、駅名の由来になったようです。
駅前に、阿佐ヶ谷から続く 中杉通り が 練馬方面へ走っていて、今回は、練馬方面へ足を伸ばしたいと思います。
容赦なく照りつける、真夏の日差しですが、この日差しにぴったりなお店に行きたいと思います。
中杉通りと交差する新青梅街道とのあたりを、住宅街の方へ入って行くと、目の前の風景が一転し、地中海の都市へ迷い込んだような一角が出現します。

プライベートカフェ コージー
練馬区中村南 3-12-20 中村荘106
080-1264-0595
このお店に行こうと思ったきっかけは2つあります。
一番の理由は、この街並みです。
この街並みは、最初から作られたものではなく、元はただのアパートだったようです。
単に立て替えるより、手を加えてリノベーションすることで、まったく違った街の雰囲気を作り出してしまいました。

ご覧の通り、2階部分は、アパート部分をそのまま残してあります。
以前、知り合いの外国人建築デザイナーに、こんな事を言われました。
「東京には、良き日本の生活風習を伝える木造建築がまだ沢山残っている。日本人もその良さに気がついているんだけど、残し方がわからず、次々とコンクリートの家に立て替えている。もったいないですね」
確かに、歴史的建造物だけではなく、庶民の匂いが残っている建物を、手を入れて残していく努力はあまりされていません。
そういった意味では、こういう形で、建物を大切に未来へ残していくのも あり かな、とか思っています。

外見は、ちょっとお洒落な地中海風のお店にみえますが、お店の中に入ると

木の香りが残った、なんとも言えない温かさと、落ち着いた空間が広がります。

コンクリートでは、表現できない質感です。
昨年4月にオープンされたそうですが、OLさんからの転身です。お独りでお店をきりもりされてらっしゃるようですが、インテリアから料理、サービスに至るまで、かなりクオリティーの高いお店です。

もうひとつは、この素敵な料理です。
ご覧の通り、美味しそうな家庭料理達 です。
6品の小皿がついた、ランチセットをいただきました。1000円にドリンクをプラスすると、200円upでいただけます。
暑かったので、最初にドリンクをいただきました。

ベリーのフレーバーウォーターです。
テーブルの上をお散歩している像君がかわいいでしょ。全テーブルのどこかしらに、こんなかわいい仕掛けがしてあります。

何種類かのベリーを使った、フレーバーウォーターなのですが、ジュースのようなしつこさもなく、なのに、シッカリとベリーの香りと味が楽しめる、フレーバーウォーターは、日差しの強い夏の日にピッタリなドリンクでした。

小皿の中では、これが一番のお気に入り。ゴーヤとパプリカの炒め物に、パルミジャーノの旨みがきいています。

キュウリとタラコの和え物、は、お家ゴハンに取り入れさせていただきます。

メインの豚ドンは、ガッツリ系です。
3人の男の子のお母さんでもあるオーナーさんは、肉食系男子のポイントをしっかりと掴んでいらっしゃる。

現在、薬膳スタイリストの道を勉強中ということで、ご自慢の薬膳スープです。金針菜、くこ、麦、かいわれだと思います。間違っていたらごめんなさい。
申し分のない、バランスがとれた食事に、東京ダイエット食堂 のカテゴリーに入れたほうが良かったかな、とも思っています。
ごちそうさまでした。
プライベートカフェ コージー さんは、アメブロも書かれているようです。cozzyさんのブログは、 こちら からどうぞ。
「野菜な空間」 は、日本の食文化と 箸 の関係について、能書きをたれています。本編には書かなかったのですが、レストランで箸を落としてしまった時、あなたは、自分で拾いますか、それともお店の人に拾ってもらいますか。
これは、難しい問題で、国によって対応の仕方が違うんです。この問題は、次回にでも書こうと思います。
現在は中野区ですが、江戸時代には 多摩群 に所属していて、今でも鷺ノ宮駅北口から、川沿いを上って行くと けや木の大木がたくさん茂る、緑豊な場所です。源頼義が、1064年に八幡宮の社殿を建立したことに始まるのですが、この八幡様の宮内に白鷺がたくさん寄ってきたそうです。里人は、白鷺大明神と呼ぶようになり、現在の地名、駅名の由来になったようです。
駅前に、阿佐ヶ谷から続く 中杉通り が 練馬方面へ走っていて、今回は、練馬方面へ足を伸ばしたいと思います。
容赦なく照りつける、真夏の日差しですが、この日差しにぴったりなお店に行きたいと思います。
中杉通りと交差する新青梅街道とのあたりを、住宅街の方へ入って行くと、目の前の風景が一転し、地中海の都市へ迷い込んだような一角が出現します。

プライベートカフェ コージー
練馬区中村南 3-12-20 中村荘106
080-1264-0595
このお店に行こうと思ったきっかけは2つあります。
一番の理由は、この街並みです。
この街並みは、最初から作られたものではなく、元はただのアパートだったようです。
単に立て替えるより、手を加えてリノベーションすることで、まったく違った街の雰囲気を作り出してしまいました。

ご覧の通り、2階部分は、アパート部分をそのまま残してあります。
以前、知り合いの外国人建築デザイナーに、こんな事を言われました。
「東京には、良き日本の生活風習を伝える木造建築がまだ沢山残っている。日本人もその良さに気がついているんだけど、残し方がわからず、次々とコンクリートの家に立て替えている。もったいないですね」
確かに、歴史的建造物だけではなく、庶民の匂いが残っている建物を、手を入れて残していく努力はあまりされていません。
そういった意味では、こういう形で、建物を大切に未来へ残していくのも あり かな、とか思っています。

外見は、ちょっとお洒落な地中海風のお店にみえますが、お店の中に入ると

木の香りが残った、なんとも言えない温かさと、落ち着いた空間が広がります。

コンクリートでは、表現できない質感です。
昨年4月にオープンされたそうですが、OLさんからの転身です。お独りでお店をきりもりされてらっしゃるようですが、インテリアから料理、サービスに至るまで、かなりクオリティーの高いお店です。

もうひとつは、この素敵な料理です。
ご覧の通り、美味しそうな家庭料理達 です。
6品の小皿がついた、ランチセットをいただきました。1000円にドリンクをプラスすると、200円upでいただけます。
暑かったので、最初にドリンクをいただきました。

ベリーのフレーバーウォーターです。
テーブルの上をお散歩している像君がかわいいでしょ。全テーブルのどこかしらに、こんなかわいい仕掛けがしてあります。

何種類かのベリーを使った、フレーバーウォーターなのですが、ジュースのようなしつこさもなく、なのに、シッカリとベリーの香りと味が楽しめる、フレーバーウォーターは、日差しの強い夏の日にピッタリなドリンクでした。

小皿の中では、これが一番のお気に入り。ゴーヤとパプリカの炒め物に、パルミジャーノの旨みがきいています。

キュウリとタラコの和え物、は、お家ゴハンに取り入れさせていただきます。

メインの豚ドンは、ガッツリ系です。
3人の男の子のお母さんでもあるオーナーさんは、肉食系男子のポイントをしっかりと掴んでいらっしゃる。

現在、薬膳スタイリストの道を勉強中ということで、ご自慢の薬膳スープです。金針菜、くこ、麦、かいわれだと思います。間違っていたらごめんなさい。
申し分のない、バランスがとれた食事に、東京ダイエット食堂 のカテゴリーに入れたほうが良かったかな、とも思っています。
ごちそうさまでした。
プライベートカフェ コージー さんは、アメブロも書かれているようです。cozzyさんのブログは、 こちら からどうぞ。
「野菜な空間」 は、日本の食文化と 箸 の関係について、能書きをたれています。本編には書かなかったのですが、レストランで箸を落としてしまった時、あなたは、自分で拾いますか、それともお店の人に拾ってもらいますか。
これは、難しい問題で、国によって対応の仕方が違うんです。この問題は、次回にでも書こうと思います。
えっ、これも日本料理だったの (東京トワイライトゾーン 3) ※飯田橋
いやー、暑い!どうしようもなく暑い!7月いっぱいは、家のクーラーを点けまいとガマンしていたのですが、ついにスイッチを入れてしまいました。
暑くなると、サッパリした物や、水っぽいものが食べたくなりますね。ヨッシー君にとって、夏になると、ウナギと同様、必ず1回は食べるのが、冷やし中華 です。
実は、冷やし中華、あんまり食べません。ゴハン党のヨッシー君としては、ゴハンと一緒に食べられないのが敬遠する理由です。嫌いな訳じゃないんですよ。
今回、カテゴリーを トワイライトゾーン にしたのは、場所に起因する内容ではありません。日本の大衆中華料理店の中は、トワイライトゾーンになってるんじゃないかと思うようになったからです。
暑さの中で、冷やし中華が食べたくなってふらっと寄ったお店がこちら。
神楽坂飯店
新宿区神楽坂 1-14
03-3260-1402
飯田橋を降りた、外堀通り沿いにあります。
次々とビルが建ち並ぶ中、このお店の一角だけ、昭和の時に出来たお店が集まっています。

ステーキ屋さんの 登り が沢山立っているので、場所はすぐ判ると思います。このステーキ屋さんも名物店なので、そのうち紹介したいと思いますが、今回おじゃました 神楽坂飯店 も、ちょっとした有名店です。
何が有名かと言うと、

ジャンボ餃子。
さらには、

一升炒飯。
お隣にちょっと写っている、100個餃子 もあります。
いわゆる、大食いチャレンジ店なんです。
フードファイター 御用達し!

ヨッシー君は、当然の事ながら 挑戦しません。
他の方のブログから、ジャンボ餃子の写真をお借りしました。

作るのに1時間以上かかるので、チャレンジしたい方は、3日前までに 要予約 だそうです。
大勢で囲むのも楽しいのではないでしょうか。
ヨッシー君がいただいたのは、普通サイズの 冷やし中華 です。

神楽坂飯店の冷やし中華は、酢醤油味のきわめてオーソドックスなタイプ。
具材の種類も量も多いので、なかなか食べごたえのある冷やし中華です。

マヨネーズをかけて食べる方もいらっしゃるようですが、私はかけません。

850円ぐらいだったと記憶していますが、1000円以下の冷やし中華で、くらげまで入っているのは珍しいです。

美味しく、いただいていたのですが、その時、ふと、頭の中をよぎった事があります。
冷やし中華って、本当に中華料理なの?
以前から、料理の歴史について色々と調べているのですが、現在私達が中華だと思って食べている食べ物が、日本で生まれたものだと判りました。
ひょっとして、冷やし中華も日本製かな、と思って調べてみたら… ピンポン! やはり日本で生まれた食べ物でした。
中国人は、冷たくて酸っぱいものは、腐っていると判断して食べないそうです。
中華料理 にとって、日本にある大衆中華料理店は、トワイライトゾーン になってるんですね。どんどんと違う料理に生まれ変わっているようです。
ラーメンを見てもそうなのですが、中国より日本のほうが、はるかに優れた発展をとげています。
中華料理は世界3大料理のひとつとして上げられていますが、日本発の中華料理は、更にその上を行っているように見えてしかたありません。
こんな暴論を吐いて、中華料理関係の方、ごめんなさい。
中華料理の食文化と日本料理の食文化の違いを、「箸」 を例にとって、 「野菜な空間」 にアップしてあります。興味の有る方は、覗いてみて下さい。
暑くなると、サッパリした物や、水っぽいものが食べたくなりますね。ヨッシー君にとって、夏になると、ウナギと同様、必ず1回は食べるのが、冷やし中華 です。
実は、冷やし中華、あんまり食べません。ゴハン党のヨッシー君としては、ゴハンと一緒に食べられないのが敬遠する理由です。嫌いな訳じゃないんですよ。
今回、カテゴリーを トワイライトゾーン にしたのは、場所に起因する内容ではありません。日本の大衆中華料理店の中は、トワイライトゾーンになってるんじゃないかと思うようになったからです。
暑さの中で、冷やし中華が食べたくなってふらっと寄ったお店がこちら。
神楽坂飯店
新宿区神楽坂 1-14
03-3260-1402
飯田橋を降りた、外堀通り沿いにあります。
次々とビルが建ち並ぶ中、このお店の一角だけ、昭和の時に出来たお店が集まっています。

ステーキ屋さんの 登り が沢山立っているので、場所はすぐ判ると思います。このステーキ屋さんも名物店なので、そのうち紹介したいと思いますが、今回おじゃました 神楽坂飯店 も、ちょっとした有名店です。
何が有名かと言うと、

ジャンボ餃子。
さらには、

一升炒飯。
お隣にちょっと写っている、100個餃子 もあります。
いわゆる、大食いチャレンジ店なんです。
フードファイター 御用達し!

ヨッシー君は、当然の事ながら 挑戦しません。
他の方のブログから、ジャンボ餃子の写真をお借りしました。

作るのに1時間以上かかるので、チャレンジしたい方は、3日前までに 要予約 だそうです。
大勢で囲むのも楽しいのではないでしょうか。
ヨッシー君がいただいたのは、普通サイズの 冷やし中華 です。

神楽坂飯店の冷やし中華は、酢醤油味のきわめてオーソドックスなタイプ。
具材の種類も量も多いので、なかなか食べごたえのある冷やし中華です。

マヨネーズをかけて食べる方もいらっしゃるようですが、私はかけません。

850円ぐらいだったと記憶していますが、1000円以下の冷やし中華で、くらげまで入っているのは珍しいです。

美味しく、いただいていたのですが、その時、ふと、頭の中をよぎった事があります。
冷やし中華って、本当に中華料理なの?
以前から、料理の歴史について色々と調べているのですが、現在私達が中華だと思って食べている食べ物が、日本で生まれたものだと判りました。
ひょっとして、冷やし中華も日本製かな、と思って調べてみたら… ピンポン! やはり日本で生まれた食べ物でした。
中国人は、冷たくて酸っぱいものは、腐っていると判断して食べないそうです。
中華料理 にとって、日本にある大衆中華料理店は、トワイライトゾーン になってるんですね。どんどんと違う料理に生まれ変わっているようです。
ラーメンを見てもそうなのですが、中国より日本のほうが、はるかに優れた発展をとげています。
中華料理は世界3大料理のひとつとして上げられていますが、日本発の中華料理は、更にその上を行っているように見えてしかたありません。
こんな暴論を吐いて、中華料理関係の方、ごめんなさい。
中華料理の食文化と日本料理の食文化の違いを、「箸」 を例にとって、 「野菜な空間」 にアップしてあります。興味の有る方は、覗いてみて下さい。
猫、江戸を駆け巡る (東京古民家カフェ 15) ※椎名町
今回は、猫ネタです。
東京で 猫ネタ となると、数々ありまして、豪徳寺の 招き猫 に始まり、東京は三田、赤羽橋あたりにあった 久留米藩のお屋敷で起きた 化け猫騒動。吉原へ行くと、遊女を助けた猫の話し なんてのもあります。そんな中で、今回は江戸で大活躍した 猫の絵 の話しを書こうと思います。
いよいよ、本格的な夏に入ってきました。からっと晴れた夏の暑さは、嫌いではないのですが、梅雨が明けたんだか明けてないんだか、ムシムシした、汗がべとつく暑さは嫌ですね。
思わず、暑さを凌ぐために、冷たいものを食べたくなって、飛び込んだお店がこちらです。
cafe のら
豊島区長崎 1-3-12
03-3957-0077
ご近所ネタが続いて申し訳ないのですが、椎名町の駅前に昨年11月にオープンした、カフェです。

以前は、フルーツ屋さんだったと記憶しているのですが、多分、世代代わりで カフェ として、リニューアルオープンさせたのだと思います。
古民家カフェ と言えばいいのか、1軒屋カフェ と言えば良いのか、ともかく、素敵に リノベーション されて、街の人に人気のカフェに生まれ変わっています。

お店の周りに、猫の置物がいくつか置いてあるのですが、店名の のら は、野良猫 の のら のようです。

のらちゃん らしく、毎日居る所が変わります。

木と白を基調にした店内は、清潔感があって、とっても涼しげ。

とっても夏向きなお店です。

オーナーさんが、猫好きなんでしょうね。店名もそうですが、店内には、猫の絵本 や 写真集が沢山置いてあります。置いてある本もなかなかセンスが良い。

おばあちゃんと猫のふくまる君との生活を綴った、写真集。家にも欲しい一冊ですよ。

猫の絵本や写真を見ていて思いだしたのですが、江戸時代に大活躍した 猫の絵 があるんです。

人と呼んで 鼠よけの猫。
江戸の浮世絵師、歌川国芳 が書いた 猫の絵 なのですが、これには、「この絵を貼っておくと、鼠が恐れをなし、その内いなくなる」 と言うような内容が書かれているんです。
歌川国芳 を調べてみると、ちょっとうさんくさい絵書きなのですが、鼠の被害が多かった江戸時代では、大人気で、この絵が江戸中を駆け巡ったようです。
鼠よけの護符 としての猫の絵は、江戸だけではなく、蚕の養殖が盛んだった、上州でも出回っていました。

こちらは、上州新田のお殿様が農民の為に直々に書いていたんです。新田猫 と呼ばれていて、鼠よけにかなり頑張ったようですよ。

猫の絵の話しは、このぐらいにしておいて、カフェのら のお勧めにいきましょう。
青果店 から カフェ に転身しただけあって、ここのお勧めは、フルーツパフェ。

看板メニューでもある のらパフェ は、季節のフルーツを ふんだんに使った内容は、筆舌につくしがたい味です。

食べ頃のフルーツを、キンキンに冷やして、器一杯に詰め込んであります。
そこいらのパフェは、体外 コーンフレーク 等で 底上げしてあるのですが、のらパフェ は、底の底までビッシリ、フルーツで埋め尽くされています。
古民家カフェ好きな方だけではなく、スィーツ好きな人も行く価値の充分にあるお店です。
鼠よけ猫 と 新田猫 はいませんが、絵本の中にいる猫ちゃんにも会いにいってあげてください。

お店の外で、フルーツも売ってます。
「野菜な空間」 は、ちょっと寄り道をして、本の紹介をしています。今まで、食に関する様々な本を読んできましたが、今回紹介する本は 至高 の一冊です。
「ローマ法王に米を食べさせた男」
食に携わる人だけではなく、今の日本がちょっとおかしいな、と思っている人には 必読の書 です。
東京で 猫ネタ となると、数々ありまして、豪徳寺の 招き猫 に始まり、東京は三田、赤羽橋あたりにあった 久留米藩のお屋敷で起きた 化け猫騒動。吉原へ行くと、遊女を助けた猫の話し なんてのもあります。そんな中で、今回は江戸で大活躍した 猫の絵 の話しを書こうと思います。
いよいよ、本格的な夏に入ってきました。からっと晴れた夏の暑さは、嫌いではないのですが、梅雨が明けたんだか明けてないんだか、ムシムシした、汗がべとつく暑さは嫌ですね。
思わず、暑さを凌ぐために、冷たいものを食べたくなって、飛び込んだお店がこちらです。
cafe のら
豊島区長崎 1-3-12
03-3957-0077
ご近所ネタが続いて申し訳ないのですが、椎名町の駅前に昨年11月にオープンした、カフェです。

以前は、フルーツ屋さんだったと記憶しているのですが、多分、世代代わりで カフェ として、リニューアルオープンさせたのだと思います。
古民家カフェ と言えばいいのか、1軒屋カフェ と言えば良いのか、ともかく、素敵に リノベーション されて、街の人に人気のカフェに生まれ変わっています。

お店の周りに、猫の置物がいくつか置いてあるのですが、店名の のら は、野良猫 の のら のようです。

のらちゃん らしく、毎日居る所が変わります。

木と白を基調にした店内は、清潔感があって、とっても涼しげ。

とっても夏向きなお店です。

オーナーさんが、猫好きなんでしょうね。店名もそうですが、店内には、猫の絵本 や 写真集が沢山置いてあります。置いてある本もなかなかセンスが良い。

おばあちゃんと猫のふくまる君との生活を綴った、写真集。家にも欲しい一冊ですよ。

猫の絵本や写真を見ていて思いだしたのですが、江戸時代に大活躍した 猫の絵 があるんです。

人と呼んで 鼠よけの猫。
江戸の浮世絵師、歌川国芳 が書いた 猫の絵 なのですが、これには、「この絵を貼っておくと、鼠が恐れをなし、その内いなくなる」 と言うような内容が書かれているんです。
歌川国芳 を調べてみると、ちょっとうさんくさい絵書きなのですが、鼠の被害が多かった江戸時代では、大人気で、この絵が江戸中を駆け巡ったようです。
鼠よけの護符 としての猫の絵は、江戸だけではなく、蚕の養殖が盛んだった、上州でも出回っていました。

こちらは、上州新田のお殿様が農民の為に直々に書いていたんです。新田猫 と呼ばれていて、鼠よけにかなり頑張ったようですよ。

猫の絵の話しは、このぐらいにしておいて、カフェのら のお勧めにいきましょう。
青果店 から カフェ に転身しただけあって、ここのお勧めは、フルーツパフェ。

看板メニューでもある のらパフェ は、季節のフルーツを ふんだんに使った内容は、筆舌につくしがたい味です。

食べ頃のフルーツを、キンキンに冷やして、器一杯に詰め込んであります。
そこいらのパフェは、体外 コーンフレーク 等で 底上げしてあるのですが、のらパフェ は、底の底までビッシリ、フルーツで埋め尽くされています。
古民家カフェ好きな方だけではなく、スィーツ好きな人も行く価値の充分にあるお店です。
鼠よけ猫 と 新田猫 はいませんが、絵本の中にいる猫ちゃんにも会いにいってあげてください。

お店の外で、フルーツも売ってます。
「野菜な空間」 は、ちょっと寄り道をして、本の紹介をしています。今まで、食に関する様々な本を読んできましたが、今回紹介する本は 至高 の一冊です。
「ローマ法王に米を食べさせた男」
食に携わる人だけではなく、今の日本がちょっとおかしいな、と思っている人には 必読の書 です。