この春、高校に入学したという人はいらっしゃいますか?
「自分がそうだ」というかた、ご入学おめでとうございます!\(^o^)/
部活、勉強、友だちづくりなど、何かがんばろうと思っているんでしょうかね?
これから3年間、がんばりましょうね!o(^_^)o
さて、高校に入学するにあたって、教科書や参考書を買いませんでしたか?
全部あわせてけっこうな数になったんじゃないでしょうか?
自分も高校入学のときはいっぱいの教科書や参考書を買うことになり、家まで持って帰るのにものすごく苦労しました^^;
そのなかに英文法の参考書はありませんか?
高校によっては生徒に特には購入させないというところもあるでしょうけど、その参考書は何のために買ったかわかりますか?
もちろん勉強に使うために決まってるんですが、では、その参考書は予習のために使うべきか、復習のために使うべきか、そういう具体的なことまではわかりますか?
英文法の参考書は勉強のときにただ開けて目を通せばいいというわけじゃなく、使うのに適切なタイミングというのがあります。
今回はそれについて書きたいと思うので、高校に入学したばかりというかたはぜひご参考にしてください(^_-)
高校生が勉強に使う英文法の参考書というのは2つのタイプに主に分けられるんだそうです。
1つ目は、文法の説明とか例文とか、「こういう英文の書き方は間違いで正しいのはこういう書き方」など、文法の項目にしたがって、主にこれらの説明にかなりの部分を費やしているタイプです(ここでは「説明型」と呼ぶことにしましょう)。
2つ目は、説明もついてはいるんですが、かなりの部分が練習問題とか章末問題、実力チェック問題など、解くための問題に費やされているタイプです(ここでは「問題集型」と呼ぶことにします)。
学校で参考書を買わないとダメだったという人は、その買った参考書がどのタイプにあたるかチェックするといいですね。
予習のときには「問題集型」の参考書は開く必要性はまったくないと思います。
まだ習っていない項目の問題は解けないものが多いでしょうし、何が重要なポイントなのかわからないなかで解くわけなので効果もあがりにくいからです。
予習のときは「説明型」の参考書が効果的でしょう。
高校の授業では、先生がいろいろなことをくわしく説明をするということがあまりありません。
生徒が予習をしてきているという前提で授業をするので、本当にわかりにくいと思われるところ、間違えやすいところなど、説明すべきことだけにしぼって説明をします。
ですから、ある程度の最低限の知識は自分で学ぶ必要があり、それを手軽に学ばせてくれるのが「説明型」の参考書というわけです。
それを読んで、何が覚えるべきポイントなのかをつかみ、読んでも「ん?」とわからないことは何か(わからないところがなかったのなら、それで別にいいです)を把握しておきましょう。
授業では、そのわからなかったところを特に重点的に聞いたり、何が覚えるべきポイントかを理解したりすることを心がけるようにしましょう。
そして、復習のときに「問題集型」の参考書を使うと効果的だと思います。
問題を解いていきながら、授業のときに理解した知識を定着させていくわけです。
答えを間違えちゃったとしても、解説などを読むときに「あ、そうかそうか、こうだって先生が説明してたっけ」と授業のことを思い出すことができますよね。
このように、思い出すきっかけのようなものが増えるというのも、知識を定着しやすくするもととなってくれます。
ちなみに、「問題集型」の参考書では、「説明型」の参考書にあるような説明をコンパクトにしたものがついていることがありますが、それは問題を解く前に読んでも、後に読んでも、どっちでも大丈夫と思います。
「どっちのほうが自分が勉強しやすいかな」というのをもとに判断してもらえたらOKです。
要するに、復習では「問題集型」の参考書にある問題を使って、実践的な形で知識を定着させることを目的にしてくださいってことが言いたいわけなので。
ふつうなら、本屋さんでいろいろ悩みながら買うことになっていたかもしれない参考書を、学校が買わせてくれたようなものですから、活かさないともったいないですよね。
上手に使って、英語の勉強、がんばりましょー!o(^_^)o