あなたの文法問題集の解説にこれはありますか? | 苦手を克服!得意をもっと得意に!中学・高校英語がわかる講座

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とくに高校英語がそうなんですが、文法問題を集めた問題集、ありますよね~。
さっそく本題に移っちゃうんですが、その問題集の解答解説についてお話ししたいと思います。

解答解説がいい問題集ってどんなのでしょう?
「問1の答えは2番、問2の答えは4番、問3の答えは1番…」というような解答だけしか載ってない問題集、これはもう論外ですよね。
そんな問題集だと、間違えた問題について、なんでそれが不正解なのかわかりませんから勉強ができません。

そんなのはたいていの人はわかってると思いますから、肝心なのは解説の質ですよね。
では、いい解説って何でしょう?
重要な部分は色を変えてくれてる解説でしょうか?
受験に使える裏技みたいなことを紹介してくれている解説でしょうか?

もちろん人によって意見が分かれる部分もあるでしょうけども、自分にとって、これがある解説はいい解説じゃないかなと思うのがあります。
「覚えておくべき知識をまとめているのがあるかどうか」ということです。

これだとわかりにくいですから、例を挙げましょう。
たとえば、不定詞と動名詞を勉強している高校生がいたとしましょう(ですから、扱うレベルは高校英語ということで話をします)。
その場合、解答解説には、このことをきちんと整理して(まとめて)書いているかを自分だったら確認したいんです。

不定詞があとに続く動詞…
agree, ask, care, decide, determine, expect, help, hope, learn, offer, plan, pretend, promise, refuse, resolve, want, wish など
動名詞があとに続く動詞…
admit, advise, allow, avoid, delay, deny, escape, enjoy, excuse,finish, mind, miss, postpone, practice など

このことは不定詞や動名詞を習っているときに覚えておくべき事柄ですね。
これが解説にあれば、「あ、これを知っていればこの問題が解けるんだな」と一目でわかります。
まとめてくれてもいるんですから、勉強もしやすく覚えやすくもなるでしょう。

そして、さらに利点があります。
たとえばさっきの例でいうと、残念ながらさっきの動詞をぜーんぶスラスラと言える高校生は少ないと思います。
ほとんどの高校生が言えないと思いますし、言われて「あー、そうだったよな」となっちゃうと思います。

それでかまわないんです。
無理に覚えようとしなくていいわけです。
逆に、無理して「絶対覚えよう」なんてすると、余計に苦手意識がついちゃいますし。

そうではなく、ことあるごとに「見る」ことが大事。
何回も見ていくうちに「あ、そういえば、あそこに書いてた気がする」となっていきます。
このような感覚に訴えることもすばらしい勉強法の一つです。

何回も見るためには、まとめてくれているのが一番。
自分がそれを重視するのはこのためです。

文法の勉強をしていないときでも、たとえば長文問題を解いているときに解説で「ここの不定詞は…」などと出てきたときにさっきのまとめられているものを見る。
授業を受けているときに先生が不定詞と動名詞のことを取り上げたりしたときに見る。
このような、関連性が出てきたときに見ておくと、先生の説明や問題の解説をより深く理解できるということも考えられますね。

さらに先生が「不定詞がつづく動詞は未来志向の動詞になってるよな?」みたいに、よりよい説明があれば、それも書きこんじゃえば、勉強している自分にとってパワーアップしたものになっていいですよね?