こんにちは。
臨床検査科スタッフです。
今回は、尿検査についてお話をしたいと思います。
健康診断などで受けたことがある方も多い検査です。
なにせ尿は、もともと身体から捨てられるものですから、採血のように針を刺すこともないの
で、痛みも負担もありません。こんなにお手軽なのに、たくさんの情報を得ることができるの
です!
●尿定性 -試験紙法-
①正常
②ブドウ糖と蛋白質の色が変化しています
ブドウ糖は糖尿病、蛋白質は腎機能・・・などの病気を診断する手掛かりになります。
●尿沈渣(にょうちんさ)
尿に含まれる成分を顕微鏡で観察します。
尿中に見えた成分の種類や数によって、様々な病気を診断する手掛かりとなります。
皆様からお預かりした尿は、このように検査が行われています。
これらの結果を通じて疾患の早期発見・診断の一助となるよう努めています。