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息子が生まれてからの物語215話目
声をあげるのは生命、必然の欲求で、
物を言わぬのは相当の苦である、
これを3年できればたいへんな人物だそうです。
息子は、
生後2か月で肺炎・気管軟化症で気道が塞がり、
気管切開をして呼吸しています。
気道が塞がっているため声も出せません。
それが現時点で16年。
(おそらく生涯声が出せないでしょう)
(ちなみに、あとから知ったのですが、
彰悟の「悟」という字は
「口を慎む」という意味らしいです)
もう、私にとっては、
尊敬する以外にありません。
息子が声を出せず
(知的障害もあるため文字も書けません)、
「何を考えているのか?」
「何か伝えたいことがあるんじゃないか?」
と以前は悩んでいたこともありました。
続く。
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