宇部・東岐波サーフハウスのリノベ紹介②キッチン編〜其の1 | 禅空「空、見ちょる」

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いよいよ始まる新しい黄金時代のごきげん五次元ライフ

よみがえりアクティベーターのしげ☆です。

いま全国で急増中の空き家問題

その解決と地域社会の活性化に向けて、
株式会社幸建(我が家は不動産仲介業)では、
まずは山口県と新潟市近郊を中心に
空き家のセルフ・リノベ賃貸事業を展開中です!

放置されていた空き家や古民家を借りて、
入居者の愛とセンスで可愛くよみがえらせるプロジェクト。

その空き家リノベのモデルハウスが宇部の東岐波サーフハウス


ウッドデッキもほぼ出来上がり、外見もだいぶ変わってきました。
直近の姿はこんな感じになっています。

なんかサーフハウスくん、ちょっと誇らしげな感じでしょ?

一年前、空き家で放置されてた時のサーフハウスくん↓
ちょっとうらぶれてる感じで、寂しそう。。。


この東岐波サーフハウス、
一見すると木造家屋に見えますが、
実は軽量鉄骨パネル工法、いわゆるプレハブ住宅です。

簡単に言うと工事現場の仮設事務所と同じ作りです。

場所は山口県宇部市の北東部の東岐波というところ。
瀬戸内海の海岸にほど近い、のんびりとした海辺の田舎の街です。

自然が豊かな場所ですが、意外にすごい便利なんです。

山口宇部空港からクルマで15分、
新幹線の新山口駅まではクルマで20分、
高速道路のインターまで5分。

小学校・中学校は徒歩5分。
コンビニ徒歩2分。

近所に病院やスーパー、ホームセンターもあります。

ということで、今回は久しぶりの東岐波サーフハウス
リノベーションの紹介です。


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じゃーーーん!今回はキッチンです。

キッチンは主婦のみなさんが最も気になる場所ですね。

我が家のキッチンは、レトロ風味満載(笑)です。


これが、リノベ前の台所(東側)の様子です↓

壁のベニヤ板の壁紙は黒ずんで、
天井もくすんでいて暗い雰囲気が。。
塩ビの木目床もかなりくたびれていますね。


こちら北側、流し台の収納のドアもしまりが悪い状態でした↓
上部の収納は油汚れで、すすけた状態。
天井もカビが生えて、黒ずんでます。
タイルだけが妙にピカピカしててミスマッチ感。


東側の壁はベニヤ板なので木の経年変化の味わいはなく、
黒ずんでいて、暗い雰囲気↓
壁紙も剥がれてなんか昭和枯れすすきの感じ…
このまま住んだら、人生寂しくなっちゃいそう。
本当に大丈夫かな…ちょっと不安。



こちら西側の壁↓
あれ、このドア、何か変? 
上下さかさまじゃない?
なんか意味不明…
それにしても昼間なのに暗いなあ。

ドアの奥は、洗面やトイレ、お風呂…
こっちはもっと暗くて怖いよ〜。
しかも洗面の床はフニャフニャだあ。

風通しは良さそうなんだけどね…



ということで、まずはこの暗い雰囲気をなんとかしないと〜!

セルフリノベ大先輩のKURINUKI工房の松﨑靖夫さんに相談したら
適切なアドバイスをしてくれました。

「しげ☆さん、とにかく白いペンキを塗りまくるんですよ〜!」
「とにかくこれが基本!全然雰囲気がかわるから〜!」

「なるほど、そうなんだ〜!」

さすが、持つべきものは経験豊富な友人ですな〜♡

ということで、靖夫さんおすすめのオフホワイトのカントリー調のペンキ↓
これをゲット!さっそく塗ってみることにしました!

<Jカラー 水性ペイント トラッドアイボリー> ネットで買えます。
ペンキ特有の化学臭がないのでオススメ。


最初は刷毛で塗っていたので、なかなか作業が進まず…
しかも壁がかなり黒っぽかったので、きれいに塗れませんでした↓



前述、松﨑靖夫さんの奥様 智依子さんも応援に駆けつけてくれました↓
智依子さんは、料理の達人でcafe&space 785の代表の美人さん。
そして、ペンキ塗りの達人です。

おかげさまで、何度か根気よく重ね塗りして、ようやくきれいになってきました↓

うれしいことに、ぼくが留守中にもいろんな方が手伝ってくれました。
智依子さん、みなさん、ありがとう!

壁を白く塗るだけで、なんか雰囲気がぜんぜん変わりましたよ〜!
わーい、夜になっても暗くない(笑)!



反対側(西側)の変なドア(笑)は取り外して、
すこし壁を切り取って開口部を広げました。
(この作業は大工さんにやってもらいました)

この西側の壁も白く塗ります。
ほら、全然雰囲気が変わるでしょ?
ずいぶん明るくなりました。


さて、次は、床です。
この床、写真では木に見えますが、実は塩ビのクッションフロア。
だから無機質で、ちょっと安っぽい感じ。

幸い、台所の床はしっかりしているので、上から古材の板を貼ることに。

床板は、大家さんの栗林さんのお友達で、
元建具大工の棟梁だった山口市の山根さんから
中古の床張り用杉板を格安で譲っていただきました。

山根さんも「わしの作業場の古材がよみがえってくれてうれしいの〜♪」
っていってくれて、みんなで大笑い。

いい笑顔でしょ?

なんか嬉しいね〜!


山根さんから、軽トラをお借りして床板を運びます。


台所の塩ビの床の上に杉板を設置、
ビスを電動ドライバーでねじ込んでいきます。

ところが、この杉板…
側面の凹凸を組み合わせてはめこんでいくんですが、
微妙に反ってたり、波打っているので、全然はまらない。

長さもバラバラなので、ものすごく苦労しました。


木の長さを計算しながら、別室の丸ノコ作業場で木を切って、
叩いたり、反らしたりしながら、はめていきます。
(これは2016年1月、真冬の作業風景です)

台所の床張りは一日で終る予定だったのに、なんと5日もかかりました。
中古なんで色にムラがあるけどご愛嬌。



あ〜、やっと全部貼れました。
もう二度としたくない!この作業〜


台所の部屋の最後の仕上げは、天井です↓

色あせて汚れていた天井部分にペンキを塗っていきます。
これも何度も重ね塗り。。ところが天井ってとっても塗りにくい。
立って、手を伸ばして塗るんですが、顔にペンキが垂れてくる。。

天井画を描いたミケランジェロの苦労がわかりました〜

さてさて、このあとは、
いよいよキッチンの建具製作です。

おーー、ちょっと長くなったので、続きは其の2へ