人間ドックで、再び肝臓の数値が悪化。

γ-GTPが一気に跳ね上がりました。


原因の中心は、昨年末からの飲酒量増大ってとこでしょうか。

そんなに深酒してないんですけどね。

少なくとも再検査までは、ほぼ禁酒状態。

たぶんそれ以降も、お酒を控えなきゃならんでしょうね。


そして、足も故障。

最近ジョギングの度に左足のふくらはぎが痛みます。

昨日はスタートして5分でジョギングを断念。


もともと「煩悩の日々」としてブログを書かしていただいてましたが、すでにほとんどが音楽ネタな状態。


そこにもってきて、しばらくお酒のネタも書けそうにないし、ジョギングネタも減りそうだし。


そんなわけで、思い切って音楽ネタ中心のブログであることにして、タイトルも変更しようかとなりました。


みなさん、これからもよろしくお付き合いください^ ^

先週の土曜日の朝日新聞の別刷りBeに、「昨年、音楽CDを買いましたか?」という記事が載っていました。

記事によると、昨年のCDの売り上げは、J-POP全盛期の1998年に比べると、半分以下に落ちたそうです。


記事の調査によると、


昨年音楽CDを買った人 49% 

昨年音楽CDを買わなかった人 51%


「買わなかった人」に対して、昔は買いましたか、と聞いたら、

  昔は買った 77% 

  昔も買わなかった 23%


「買わなかった人」に対して、その理由を聞いたら、

  ダントツの1位  音楽を聴くこと自体が減った

  2位  テレビやラジオでよい

  3位  昔から買わない

  4位  動画サイトなどで聴く

  5位  ダウンロードする


となっていました。

4位と5位を足しても1位の半分程度の数に過ぎません。


そして今日の日経新聞の記事に、音楽配信が初の減収、と書いてあります。

音楽配信の8割を占める携帯電話向けが一昨年で頭打ちになり、昨年は減収に転じました。


記事によると、携帯ゲームなどとの競合が激化したためと書いてあります。

そしてパソコン向け配信も明らかに頭打ち。


つまり、昨今のCD不況ってやつは、ダウンロードやYouTubeなどによる影響はそれほど大きいわけではなく、娯楽の中での音楽の存在感が減ってきたことが最大の要因と考えられます。


音楽を聴くこと自体が減った。

音楽聴くよりもゲームにお金を使いたい人が増えた。


ひとりひとりを見ると、おそらく日常で音楽を耳にする機会は減ってないでしょう。

ところが、自分の意思で、積極的に聴きたい音楽が減った。

そんなことなんじゃないかと想像しています。


刺激的な娯楽が多様化して音楽の地位が相対的に下がるのは仕方がないでしょう。

不況で給料が下がり、音楽に使えるお金が減ったのも確かでしょう。

しかし、音楽産業自体が自分の首を絞めてるのも確か。

テレビを見ても、街中を歩いても、音楽が垂れ流されている。

売ることを目的に、タイアップなどで認知を広げることが目的に作られた安普請の音楽たち。


一時の話題とともに消費されることが唯一の存在理由で生産され続ける音楽たち。


そんなものばっかり、自分の意志とは無関係に聴かされ続けると、音楽など積極的に聴きたくなくなる気持ちもわかる。


どうせ、売るためにスタッフを揃えて、話題のネタを付けて新しさを出そうとしていることがわかっているから。

中身は、どれも金太郎飴のようで、その人が歌ってる必然性も、表現としてのリアルさもない。


流行りもののひとつと割り切って、知っているだけでもういい。

ダウンロードできる無料のゲームと比べられ、選ばれなくても仕方がない。


自分にとってリアルでなくなってきている音楽。

無料で手に入るものよりも魅力的でなくなっている音楽。


実際はそんなことはないのに。

ここにこんなにたくさんの魅力的な音楽があるのに。


デジタルやネットの拡大とはうらはらに、音楽と人との関係性がどんどん崩れている気がします。


なんともふざけたグループ名ですが、中身は魅力的なカラフルでポップなシューゲイザー。

Ringo Deathstarr (リンゴ・デススター)のデビューアルバム、 "Colour Trip"
$煩悩の日々

グループ名は、リンゴ・スターとスターウォーズの「デススター」をくっつけた造語なんだそうで。
ちょっとキワものに見られるリスクがあると思うんですが、若さなんでしょうかね~

USテキサス州出身の3人組。

なかなかこなれたメロディ、疾走感のある曲、暑苦しくもスカスカでもない適度な密度感。

最近のUSインディからのミュージシャンの特徴でもありますが、いきなりこうやってなかなかにクオリティの高いデビューアルバムをかましてくれます。

特にレコーディングも含めた機材の質が上がっていることもあり、マイブラなどに比べて音質やセパレーションが遥かに向上してます。
そのこと自体は、シューゲイザーバンドには良いようにも悪いようにも機能することなんですが、彼らはシューゲイザーが持つ音的な混沌感や厚みを損なうことなく、良いバランスを実現できてますね。



途中でカットインするギターの音が気に入ってます。





まあ、自分の好みもあると思いますが、若干、曲による出来不出来が見受けられるかな。

最近のUSインディーシーンを見ていると、そこそこ器用に質の高いアルバムを創っても、そこにいかなるオリジナリティが存在しているかが評価の分かれ目になるところまで、全体のクオリティが上がってきてる気がします。

Ringo Deathstarr は、まだコイツらじゃなきゃ、というところまでは行ってないんじゃないでしょうか。

彼らが演じているカラフルでポップなシューゲイザーが、オリジナリティを身につけるのか。
よりブラシアップされ、一層の完成度の方向に行くのか。

これからどういった成長を見せてくれるか、楽しみでありながら、一抹の不安が。。

いや~ とにかくこの声が、、たまりません。

Michelle Shaprow "Purple Skies"
$煩悩の日々

Always Belong To You


Ferris Wheel


Back Down To Earth


まあ、たまには息抜きってことで。


最初に聴いた時は、肩に力が入り過ぎていたのか、やや印象が弱かったんですが、2周目からはもう絶賛モード。


やはり期待通り、というか内容的には期待のしようがないんですが、自分の期待を軽く凌駕してくれるだろうという意味での期待どおり、でしたね。


圧倒的です。唯一無二の存在ですね。


そして、今年になってリリースされた、圧倒的な存在のアルバムが2枚。


Radiohead "The King Of Limbs" と、 James Blake"James Blake"


煩悩の日々

煩悩の日々

James Blake は感性剥き出し。

肥大した感性そのもの。

その独善的な捩じれたバランスが魅力。


それに対し、Radiohead は肥大した感性を理性で統御し、理詰めで音楽を創る印象です。

James Blakeも共に脳に直接作用する音楽だけれど、より理性を強く感じるのがRadiohead。


今回のアルバムはミニマル的なものも含めリズムが強化された印象があるけれど、そのリズムもカラダから湧き出てくるというよりも、頭で創られ、理性でコントロールされたリズム。

サウンドスケープも、混沌と思える部分ですら完ぺきに理性でコントロールされたバランス。


湧き出たというよりも、創り上げられた完ぺきな音楽。


James Blake は、天才が持つ感性そのものがカタチになった音楽だとすると、Radioheadは天才がその才能に奢らず努力を重ね磨き上げて創った音楽。

まるでイチローのようだな。


だから今回のアルバムも、事前の予想が不可能な地点への、必然の進化であり、必然の深化なのでしょう。


最新のRadiohead は常に最高のRadiohead であり、それは誰にも似ていず、そこは誰にも到達できない。

それはRadiohead の必然であり、真価。


最新アルバム、どれも素晴らしい曲たちばかりだけど、特に気に入っているのが、Feral と Codex 。


Codex は、 How To Disappear Completely を彷彿とさせる美を極めた名曲。

Feral は、メロディレスのサウンドコラージュ的な曲。

Radiohead のメロディが好きな人には不評な曲でしょうね。

でも、こういう曲は普通のミュージシャンがやってもろくなものにならないけれど、彼らほどの感性があるから、ここまでのクオリティに持っていかれる。


Radiohead も James Blake も、できるだけ低音がしっかりと出る環境か音量で聴くことをおすすめします。

今回のアルバムは、けっこう低音が特徴的です。

これがしっかり聴けると、また別の顔が見えてくるかも。