11月7日は栃木県さくら市と塩谷町の鬼怒川河畔へ
台風による大雨で「カワラノギク」はどうなったかと見に行ってきました
まずはさくら市の氏家大橋付近
橋の下流側はすっかり姿が変わっていました(^^ゞ
ここにもたくさんのカワラノギクが見られたんだけど…もともと川の氾濫原に生息する植物なので水や土砂をかぶるのは大丈夫なんだろうけど、土砂ごと流されてないと良いのですが
橋のすぐ上流側にあるカワラノギクの保全地です、ここは濁流をかぶらずに済んだようでたくさんのカワラノギクが咲いていました^^
ただ護岸はかなり削られていてギリギリだった模様、昨年は河原にもたくさん咲いていたのでどうなったかなぁですね
カワラノギク(河原野菊):キク科シオン属の二年草
関東地方の一部の河川にのみ分布する希少な野菊です
栃木県では絶滅危惧Ⅱ類(Bランク):「絶滅の危険が増大している生物」に指定されています
環境省のカテゴリーではさらに厳しい絶滅危惧ⅠB類:「近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」となっていて、各地で保全活動が行われています
今年は保全地にしか花が咲いていないのでほんのちょこっとだけお邪魔して写真撮らせてもらいました
花は終盤でしたね
上流側に歩いてくとガッツリ削られた川岸が…幅3mくらいなくなってますね(^_^;)
その先の保全地も水をかぶっていませんでした
まだカワラハハコが咲き残っていましたね、ここでは来年もカワラケツメイやミヤコグサが咲いてくれそうです
続いて塩谷町の上平付近へ
鬼怒川の水量は多いです、流れもだいぶ変わっています
この辺りは堤防の幅いっぱいまで水が来たようで、河川敷は水没した後が見て取れました
そんな中頑張って咲いていたカワラノギクがありました
草丈10cmほどの小さな株
水で押し倒された草むらの中にも一株、ここでは3株見つけました
昨年多く咲いていた川岸は綺麗に削り取られていました…
生育環境は厳しくなるばかり…
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