10月13日、栃木県さくら市の鬼怒川運動公園から氏家大橋にかけての鬼怒川河畔を散策してきました
こちらでは「カワラノギク」の保護活動が行われており、たくさんの花を見ることが出来ます
鬼怒川運動公園付近からの鬼怒川です
堤防を下りるとすぐ看板があるんですけど、9月に来たときは草ボウボウでここまですらたどり着けず撤退しました(^^ゞ
河川敷の散策路を進むとすぐに保全地、カワラハハコが多く咲いています
鬼怒川沿いから、氏家大橋が見えます
ほどなくカワラノギクの保全地に出ました、こことすぐ横の河原にたくさん咲いています
看板があります
カワラノギク(河原野菊):キク科シオン属の二年草
関東地方の一部の河川にのみ分布する希少な野菊です
栃木県では絶滅危惧Ⅱ類(Bランク):「絶滅の危険が増大している生物」に指定されています
環境省のカテゴリーではさらに厳しい絶滅危惧ⅠB類:「近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」となっていて、各地で保全活動が行われています
氏家大橋を越えて下流側へ
すぐ広々したれき河原に出ます
ここではカワラニガナ(河原苦菜)がたくさん花を咲かせていました
カワラハハコ(河原母子)も群落を形成しています
こちらでも数株カワラノギクを見かけました、これは自生のものだと思われます
こんな河原です
その他見かけた花たちをざっくりと
左)セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
右)アイノコセンダングサ(合いの子栴檀草):ひっつき虫が出来てます^^
左)アキノノゲシ(秋の野芥子)
右)メマツヨイグサ(雌待宵草)
左)ノコンギク(野紺菊):ここではたくさん見られました
右)カントウヨメナ(関東嫁菜)かな??
コシオガマ(小塩竈)も多く見られます
カワラナデシコ(河原撫子):自生です
左)ミゾソバ(溝蕎麦)
右)ツユクサ(露草)
左)テリハノイバラ(照葉野茨)の実
右)ヨモギ(蓬)
左)ムラサキエノコロ(紫狗尾)
右)チカラシバ(力芝)
スタート地点へ戻りました
ススキの揺れる鬼怒川越しに羽黒山が見えています
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