5月29日、福島県南会津町と昭和村にまたがる「駒止湿原(こまどしつげん)」です
「ミズバショウ」はすでに終盤、1週間から10日遅かったですね
「駒止湿原」は2015年9月の豪雨災害の影響で入山規制が続いていましたが、今シーズンは昭和村側からは5月下旬より終日入山できるようになっています
南会津町側からは昨年同様、土日祝日限定の有料ガイドツアーのみの入山となります(要事前予約)
歩いたコース:歩行距離 約6.5km
昭和村P9:15~9:25水無谷地~9:56白樺谷地~10:32南会津町P~10:40大谷地~11:17白樺谷地~11:27水無谷地~11:47昭和村P
<<コースマップ>>
昭和村側の駐車場です
お天気は回復傾向でしたけど、午前中は雲が多くスッキリ晴れることはありませんでした
左)クロモジ(黒文字)
右)マルバアオダモ(丸葉青梻)
左)ヤマウルシ(山漆)は全域でつぼみを出し始めたばかりでした
右)オオタチツボスミレ(大立坪菫)
湿原入口、左に下りていきます
左)ユキザサ(雪笹)はつぼみ
右)エンレイソウ(延齢草)
左)ウスバサイシン(薄葉細辛)は群生
右)ツクバネソウ(衝羽根草)は咲きはじめ
今年の駒止湿原で一番変わっていたのは、湿原全体が鹿除けネットで囲われたこと
そのため湿原内へはゲートを開閉して入っていきます
左)タムシバ(田虫葉)も群生しています、花は満開からピーク過ぎでした
右)オオカメノキ(大亀の木)
水無谷地
ミズバショウは綺麗な花が残っていたところもあったけど、多くが白い仏炎苞を落としていました
左)ワタスゲ(綿菅)は花が終わって間もないくらい、今年はあまり期待できそうにないかな(^^ゞ
右)タテヤマリンドウ(立山竜胆)は開花前
左)ショウジョウバカマ(猩々袴)は各谷地に点在
右)ミネザクラ(峰桜)が見頃でした
谷地と谷地の間にあるブッシュではマイヅルソウ(舞鶴草)のつぼみ
左)オオカメノキ(大亀の木)
右)エゾユズリハ(蝦夷譲葉)の雄花
白樺谷地
ヒオウギアヤメの大群生が葉っぱを伸ばしています
左)アカミノイヌツゲ(赤実犬柘植)
右)イワナシ(岩梨)は終了
コバイケイソウの群落、今年はお休みと思われます^^
ワタスゲ、白樺谷地の北側だけはまずまず良い感じかもしれません
白樺谷地の出口
左)ミツバオウレン(三葉黄連)は見頃
右)チゴユリ(稚児百合)は咲き始めでした
白樺谷地を抜けて管理用道路へ
つづく
※駒止湿原へのアクセスについて
昭和村からのアクセス
終日入山可
国道401号線より7km弱の林道砂利ダートコースを走ることになります
道幅狭し、すれ違い注意
南会津町からのアクセス
土・日・祭日限定のガイド付きバスツアーにて入山可
料金:一人2,500円 ※要事前予約、詳細は南会津町HP参照
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