SNSで会った事もない方に対しての攻撃だったりとか、相手を思いやれない否定的メッセージ(面と向かっては絶対言えない)などなど



私もSNSを使っていて色々思う事はありますがどうしてそのような事が起きるのかなと勉強してみたのでシェアします!




今回読ませて頂いた本が正義中毒というこちらの本。下矢印下矢印



脳科学からどうして他人は人を許せないのか。

がわかりやすく書いて面白かったので

ここでも取り上げます!キラキラ




皆さんは会った事もないSNS上での誰かに対して、面と向かっては言えないような、

強い批判コメントをしたり、メッセージを送ったりしたことがありますか?キメてるキメてる




よくあるのが不倫騒動とかあるよ」。



ニュースがでてきて

あいつは裏切って不倫した!

バッシングコメント欄すごいですよね。

こいつは人間として失格だ!最低!ありえない!みたいなコメントとか。


たしかに不倫は良くないけど自分の夫が不倫したくらいの口調で怒って、誹謗中傷書き込みをする。別に自分の旦那じゃないのに(笑)


なんでこんな風になるのでしょう。


その人たちがどういう脳が働いて、

そういう行動をとっているのか考えていきたいと思います‼️



そもそも人の脳というのは

裏切り者だったりとか社会のルールに反している者、または普通はこうだよね、ママってこうあるべきだよね、こんなママが普通こういうママだよね、


という自分の中のルールに

すごく外れている人や、普通から特に外れている人に対してわかりやすく攻撃対象を見つけると、罰する事に快感を覚える脳になっているらしいです。




それを攻撃、罰する事によって脳の快楽中枢が刺激される。




攻撃、罰することによって快楽物質であるドーパミンが放出されるんですねこれで気持ちいい!って快感になってしまう。




だからやめられない。やめられないから罰する対象を常に探し求めてしまうようになる。




こいつは不倫した!こいつは外れている、おかしい、その状態はある意味自分にとっては正義なんですね。許せない対象をずっと探してしまう。


この本ではそれを正義中毒と言っています。


もうこれって依存症なんです。



ドーパミンのところを深堀していくと、

人って本来は自分が所属している集団以外を受け入れられないで、そこに対して攻撃するようにできています。生きていくためにね!


そのために自分の所属していないところ、自分の集団以外を攻撃できるために重要な役割を果たしている神経伝達物質のうちの一つがドーパミン!



ドーパミンは快楽とか意欲などをつかさどっていて脳を興奮させる神経伝達物質。

気持ちいいという状態を作り上げてしまうから、自分の属する集団を守るために他の集団を叩く行為が正義であり、社会性を保つために必要な行為と認知されているらしいです。




攻撃するだけドーパミンによる快楽が得られるのでやめられなくなってしまう。抜けられなくなってしまう。依存してしまう。


こうやってアンチが作り上げられてくる。さっきも言ったようにわかりやすいのが有名人の不倫とか不祥事、失態。


叩きやすいし、テレビもずっとやっているよね。報道も一回でいいんじゃないかな?と思うんだけれども、


やっぱりドーパミンが出るから視聴率が上がるんでしょう。もうこれは私の考えなんですけども。メディアで人を叩くのも総叩きみたいな総いじめみたいな時があるじゃないですか?



この人が不祥事した〜。でバババーとバッシング。結婚することに対してみんなで叩くとかもあるし、不倫もそうだし、不祥事バレた〜、飲み会した~、


よし!叩ける対象を見つけた!みたいな。




あと私が経験している身近なものだと『あなたの為を思って、、言わせてもらいます!』も同じ。



大体自分のことしか考えてない。


自分が言うことによってスッキリするドーパミンが出て自分が正義だと思っているから相手に言うことによって気持ちよくなるみたいなね。ドーパミンぶっしゃー!なのよ。




例えば私の話でいくと、

悪口が書いてある掲示板があります。


そこにはさまざまな私の悪口や

私に対しての正義を振り翳すコメントがたくさんあります。




例えば

あんなんして

子どもがかわいそう

夫が可哀想とか書きまくる。


でも彼らからしてみればこれが正義なんですよね。子どもいるのにこんなお母さんってどうなの?っていう正義があるからそれによって、その正義を書いてそしてまた同意を得られるんじゃないですか?


いいね!も押されるんじゃないですか?

わかります、ああいうのはおかしいですよね。と返信がある。


そしたら、私は正しい事を言っている!って思ってドーパミンブワ~~。て感じです。

だからやめられなくなる。怖いよ本当に。





そんな批判をし自分の正義を押し付けてドーパミンをだしてる特徴を三つにまとめられていました。


1,間違ったことが許せない。

2,間違っている人を徹底的に罰しなければいけない。

3,私が正しく相手が間違っているからどんな言葉をぶつけても構わない。



この思考パターンが止められなくなる状態。


自分と違う、間違っている人、わかりやすく言うとさっきみたいに不倫だったりだとか不祥事だとか自分と違う人を見てその人間違っているから許しちゃいけないよね。そして徹底的に罰さないといけないよね。どんなひどい言葉も言っても構わない。これはいじめも似ているのかなって思いますね。



特にSNS上だとそういう人達、失態をした人とか間違いなく問題を犯してしまった人とかちょっと外れている人に対して攻撃をしても自分の立場っていうのが脅かされる心配がないんですよね。


言ってもばれないと思っているから。もうここぞとばかりに正義を振りかざすチャンス、ドーパミンブワ~みたいな状態なんですよね。(笑)




この三つの思考パターンがグルグルしているともう自分と異なること、自分と異なる人、すべてを悪と考えてしまうようになっていくらしいです。


で自分と違う外れている人って人を悪って考えちゃうんですね。でもお互いにとってしんどいと思うんですけど。だって人はね異なって当然なんですよ。ずっと悪者をみつけて叩いてないと保てない人間ってこと。



スッキリするのはドーパミンのおかげ、

でも人に伝えた言葉、打った言葉は、

脳って主語を識別できないから自分自身にかけてる言葉になるんだよね。



こうあるべき!

が強い人ほど人には求める。

でも自分は『影響力がないから』『有名人ではないから』という理由で、私はなんでも言っていいと思ってたりする。


人を悪者にしないと生きていけないなんて

本当に生きづらいと思う。


他者は自分とは違って当たり前。

他人が不倫しようが自分の家庭に1ミリも関係ない。


そこに必死にエネルギーつかってドーパミンだしても、1ミリも人生良くならない。


何が不満で、何が本当は苦しくて

なぜ人を叩かないといけないくらいの精神になってしまっているのか。

そこを客観的に自分を見ていく力、

他人と自分は違って当然で

コントロールできない相手なんだと

究極人のことはどうでもいいよー

くらいの感覚で生きていければ

いちいちイライラしなくて済む。




の言動にいちいちイライラして噛み付くのは、相手の課題ではなく、自分の課題。

それを認められるようになったらきっと楽になるよね。客観的に自分をみる力【メタ認知】大事よ。



今日はなぜ人は人を叩くのかについて書きましたー!!



メタ認知について書いたブログこちら