■3代目弘道会傘下の人事に動きが | タマちゃんの暇つぶし

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デイリー新潮:「お前、また下手打ちやがって」で殴る蹴るされた親分は人事異動でどうなったか? 3代目弘道会傘下の人事に動きが2023年12月08より転載します。
 
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https://www.dailyshincho.jp/article/2023/12080600/?all=1

福島連合の会長が交代

 正月の準備を始めるタイミングとされる「事始め」の時期が近づき、暴力団の世界の人事異動が一部聞こえてきた。勝手にすればいいという類の話なのは間違いないが、組織内の力学の変化がそのまま外部に影響、すなわち社会の迷惑にもつながりかねないので、当局も常にこの人事には注目をしているのだ。今回は3代目弘道会傘下組織のトップに動きが見られた。最近、子分に「お前、また下手打ちやがって」と言われ、殴る蹴るの暴行を受けたことで注目された親分にも転機が訪れているという。そこには、一般社会にある問題も見え隠れして――。


【写真を見る】驚きの井上組長との盃シーン、最高幹部が集まってルフィの上役を囲む

 まず、3代目弘道会傘下、6代目山口組から見て3次団体の組織の人事に関する情報だ。

 札幌市内に本部を置く福島連合は福島康正総長が総裁になり、佐藤正和若頭が2代目を継承する。3代目弘道会で福島総長は舎弟頭を務めてきたが顧問に就き、10代目稲葉地一家の松山猛総裁が統括委員長からシフトする。稲葉地の先代・中村英昭総長は6代目山口組の高山清司若頭と5分の兄弟分で、組織としての評価も高いとされる。

 この福島連合は今年、世間の耳目を集めた特殊詐欺「ルフィ」事件と絡んで名前が取り沙汰されたことがあった。

総裁ポストが用意された理由

 福島総長と佐藤若頭が高山若頭に呼ばれ、ルフィ事件との関係性について聞かれる機会があったという。ただし、当然ながら両者とも事件との関係を全否定した模様だ、と竹垣悟氏(元山口組系義竜会会長で、現在はNPO法人「五仁會」主宰)は語る。

「ルフィとの関連では、神戸山口組の井上邦雄組長(写真)との結びつきの方が強かったのでは」(同)

 福島総長が引退せず総裁ポストに就き、3代目弘道会内でも処遇される点については、さまざまに取り沙汰されているようだが、ここには合理的な判断が働いているのではというのが竹垣氏は解説する。つまり、親分が引退すると、どうしてもそれをきっかけに足を洗う者が一定数出ることになる、ただでさえヤクザが退潮傾向の中、それは避けたい、というのが高山若頭の考えではないか、という見立てである。

 もう一つの人事情報としては、同じく3代目弘道会傘下・10代目常滑一家(本部:愛知県知多郡)の磯部伸治総長が予定通り引退することがわかった。

若頭が組長を殴る蹴る

 組織を維持することが難しいほどに組員数が減っていた10代目常滑一家は3代目高山組が預かることになり、同組の松島寛爾組員がトップとなることが予定されているという。

 この10代目常滑一家という組織の名前は今年7月、ショッキングな形で世の中に伝わることになった。

 当時のA若頭が、名鉄常滑駅前のロータリーで磯部総長に殴る蹴るの暴行を加えた疑いで逮捕されたのだ。暴行の際、A若頭は「お前、また下手うちやがって」と口にしていたという。

 子分が親分を公衆の面前で殴る蹴るというのは、上下関係が厳しいヤクザ業界では考えられない行為だった。が、磯部総長は認知症を患い、その世話をA若頭がしている中での「介護疲れ」による暴行の可能性もあるのでは、と指摘されていた。総長から被害届が出ていなかったので不起訴となったものの、9月になって弘道会からA若頭は破門となっている。

 こちらの方は福島連合とは違ってトップに名誉職的なポストが用意されることはなく、引退となった。病気を患っていたのが事実だとするなら、引退も致し方ないことなのかもしれない。超高齢化社会の抱える問題は、どの世界でも共通しているようだ。

 関連記事「『お前らやってないだろうな』 ヤクザが特殊詐欺・強盗に注力する時代、『ルフィ事件』の関係が疑われて高山若頭に呼び出された組織は?」では、ルフィ事件と暴力団との関連について詳報している。

デイリー新潮編集部
 


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