今日から 2泊 3日で長男が中学校のスキー合宿に出かけました。


ボーイスカウトのカブ隊として 2011年 2月にスキー合宿に行ったのが

最後ですので、長男にとっては 3年ぶりのスキーです。


ファミリースキーに行きたいね~、と毎年嫁と話をするのですが、な

かなか適わず。


来年こそは家族でゆっくりスキーに行きたいものです。



先週土曜日からの 3連休は、次男と私は 2泊 3日でボーイスカウトの

スキー/雪中訓練合宿に行ってきました。






行き先は一昨年の夏季舎営と同じ、長野県伊那市の 「国立信州高遠青

少年自然の家」






開村式






1日目は 「ファミリーゲレンデ 霧ヶ峰スキー場」 で軽めのスキー練

習。








私がついたのは初心者クラス(カブスカウト 3名)で、緩やかな斜面

でボーゲンの練習をしました。






その後はリフトで上にあがり、全員で記念写真撮影。






スキー場はがらがらでしたので、全員で数珠繋ぎとなって上から滑走

しました。













夕食の後は宿舎の体育館でナイトイベント。


人間知恵の輪ゲーム、などをやりました。







2日目は 「車山高原スキー場」、前日と打って変わってスキー場はか

なり混雑してました。






午前中は上級者クラス(ボーイスカウト 3名)につきました。


中級コースで少し練習したあとは、






上級コースを中心に滑走しました。








午後は初級者クラス(カブスカウト 4名)につきました。






スカウトたちのタイムトライアル。






うちの団のスキー訓練は、1日目はウォーミングアップ、2日目の午前

は猛特訓、2日目の午後は総仕上げ、といった感じで進めていきます。



夕食の後は屋外に出てナイトイベント。


過去にも暗闇で雪合戦などをしましたが、今回は肝試し。
(暗すぎて写真も撮れませんでした。。。)


お化け役で長時間雪の中に隠れていたリーダーの方々、お疲れ様でし

た~(笑)



3日目最終日は雪上運動会。


スノーシューを履いて、(わざわざ)新雪が積もっている場所に移動






雪上綱引き






ビーチフラッグ










宝(お菓子)探し






お菓子の取り合い (スカウトに襲われるリーダーの図)






最後は雪のカキ氷






そして、閉村式






私のデンリーダーとして最後のスキー/雪中訓練合宿は怪我人も出ず

無事に終了~。



長男も元気に帰ってくるといいなー(笑)


あけましておめでとうございます。


去年の後半はすっかりブログから遠ざかってしまいましたが、途中パソコンがクラッシュして駒込サロンのホームページを一から作り直したり、スマホが突然クラッシュしてアドレス帳が復旧できずあたふたしたり、と機械に泣かされる日々でした (T△T)


本業の方も忙しくてなかなかブログを書くことができませんでしたので、まとめて過去の出来事をアップします!




まずは駒込マンションの一室で始めたプライベートサロンですが、10月から 11月頭にかけて最終的に 10名の方にサロンモニターを務めていただき、一連のサロンオペレーションを何とかこなせるようになりました。


モニターの方々は、一昨年の夏から継続してタイ古式マッサージやリフレクソロジーの練習相手になってくださった方たちで、長い人はかれこれ 1年以上もお付き合いいただいてもらっております。


だからここまで漕ぎ着けられたのは、その方たちのご協力があってのものなのです。


こういう縁ってお金では買えませんよね、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


その結果、11月にはサロンのホームページを開設して、正式にサロンをスタートさせる運びとなったのです。



 隠れ家サロン 「ノスタルジア」



サロンの名前 「ノスタルジア」 は私が一番大好きな映画である、アンドレイ・タルコフスキーの "Nostalgia" から取りました。


あの映画が持つ、詩的な静けさとゆっくりと流れる時間、をサロンで表現したいという願望が込められてますが、サロンの空間的な広さからしてまだまだイメージからは程遠いです(笑)


サロンをシェアしてくれるパートナーも見つかり、現在はネイリストとヒプノセラピストの方にも部屋を使ってもらっております。


慌ただしく年末にオープンさせたプライベートサロンですが、軌道に乗せられるかどうかはまだまだこれからの課題で、クレジットカード決済の加盟店審査を受けたり、リラクゼーション系ポータルサイトの営業担当者とお会いしたり、と試行錯誤の真っ最中ですね。




リラクゼーションスクールの方も、弁護士の方が講師の法律セミナー 「悪質で巧妙なクレームの予防・防御術」 を受講したり、新たな手技としてアイヘッドセラピーを受講したりしてました。


アイヘッドセラピーは眼や首・肩などの疲れを取るのに適してますが、ヒーリング(癒し)としても効果がありそうなので、いろいろと応用できそうです!




救命救急の方も、去年の 5月に AHA BLSインストラクターとして参加した中学 2年生に対する CPR+AED講習会に引き続き、11月は高校 2年生に対して AEDを用いた心肺蘇生法のインストラクションを行ってきました。


インストラクターの数も前回を上回る 33名!


高校生だと微妙な年頃かな? と思いきや、私が担当した 7名(男子 4名、女子 3名)は凄く素直で熱心に練習をしてくれました。


講習会が終わった後に男子生徒のひとりが 「これって絶対に覚えておかなければならないものだと思うんです。もっといろいろと勉強してみたいです!」 と言ってくれたのがとても頼もしかった~。


それ以外では、前回のブログに書いた大森赤十字病院での災害救護訓練ですね。
(あまりにも印象に残ったので、先に記事にしちゃいましたが・・・)




うちの息子たちのイベントもたくさんありました。


10月 31日は長男の中学校合唱祭でした。








長男は中学で情報・科学部に所属しておりますが、11月 15日は 【SAITAMA創造ものづくり教育フェア】 の一環として開催された 「第 19回中学生ロボットチャンピオンシップ(全国アイデアロボットコンテスト埼玉予選会)」 に競技者として参加。


春日部の総合体育館 「ウイングハット春日部」 が今大会の舞台でした。






うちの中学は 「ロボチャン 2モータ部門」 で部長が優勝したのを始め、9名の部員(長男も含め)が入賞しました!








その翌日は中学校のバザー&文化部祭り。


長男も来場者にロボットの操作方法をレクチャーしてました。






私も長男に教わってロボットを操作してみましたが、思うように動かせず大苦戦。。。


周りの子どもたちはあっという間にロボットを自由自在に動かしてましたので、若い人の適応能力にはとても敵わないと自覚(笑)



写真はありませんが、次男もボーイスカウト活動として市民まつり産業フェスティバルや秋季舎営、年末さよならパーティーへの参加、小学校の持久走大会などがありました。


あ、あと長男の 13歳の誕生日もありましたね。






いつもは回転寿司で外食ですが、今回は珍しく長男が焼肉を希望したので焼肉屋へ。






12月 22日は年末恒例の少林寺拳法 「乱捕大会&ビンゴ」






場所は廃校になった小学校の体育館だったのですが、陰影が深く、いかにも闘いの場という雰囲気で良かったです。



次男の乱捕







長男の乱捕





そんな感じで去年の後半もいろいろとありました。


今年は駒込サロンも正念場ですねー。


本年もよろしくお願いいたします。


・・・辺りがザワザワしている。


いろんな方向から人の叫び声や怒鳴り声がする・・・人が大勢いるようだ・・・。


でも何も見えない、体が動かない。


まるで自分の体じゃない気分だ。






「こっちにも人が倒れているから誰か来てくれ!」


すぐそばで男の叫び声がした。


「端っこにも人がたくさん倒れているから早く助けに来てくれ!」


再び男の叫び声。


人の気配がした。


「呼吸無し」


さっきのとは違う男の声。


誰かが私の右手首を握った。


「・・・脈無し」


瞳孔も見て、と誰かが言っている。


「意識レベル300、黒。 黒タグを付けて」


私の手首に何か紐のようなものが括り付けられた。


そして、人の気配が遠ざかっていった・・・。






「担架を早く! 赤を運んで!!」


辺りがザワザワしていて大勢の人がいるようだ。


しかし、寒い。


体が動かないものの、自分が屋外にいて固いアスファルトに倒れていることが次第に分かってきた。


だんだん不安になってきて、早く助けてくれ! 早く自分を見つけてくれ! と心のなかで何度も叫んだ。


「こっちの人は?」


すぐそばで女の声と人の気配がした。


助かった?


「そっちは黒だから、その隣りの赤を先に運んで!」


「黒はこのまま放っておくのですか?」


「後で運ぶから」


誰かの足が私の手に当たり、私の手が無造作に除けられた。


「担架搬送、進め!」


人の気配が遠ざかっていった。


何でここに自分がいるのに助けてくれないんだ? 寒くて寒くて堪らないよ。


「赤が終わったら黄色を運べ!」


遠くで叫んでいる人がいた。






「誰か毛布を持ってきて! いつまでも野晒しじゃ可哀相よ・・・」


暖かいものが私の全身を覆った。


毛布?


毛布ってこんなに暖かいんだ。


誰かが毛布から外に出ている私の腕を毛布の中に押し込んでくれた。


「ごめんなさいね。 もう少し待っていてね」


優しそうな女性の声。


ほっとすると同時に、体が軽くなった気がした。






突然毛布を剥がされた。


「よし、担架に乗せよう」


複数の人の気配。


いち、にのさん、で私の体が担架に乗った。


すぐに毛布で包まれる。


「安置場所は地下か・・・遠いんだよな」


誰かのつぶやきが聞こえ、また少し寂しい気持ちになった。






担架が降ろされた。


「○○歳ぐらいの男性、身長○○○cmぐらい、大腿部に皮下出血あり、頭部に外傷は無し」


「瞳孔反応無し・・・○○時○○分死亡を確認」


「身元が不明のため、ポケットなどを見てみます」


「靴はアディダスのスニーカー、青色のシャツ、シャツの下にはベージュのフリース・・・」


ひととおり、私の体をチェックしたようだ。


「以上」


人の気配が遠ざかり・・・そして静寂。






これは本日開催された、大森赤十字病院・日本赤十字社東京都支部合同の災害救護訓練(多数傷病者受入訓練)のひとこまです。


私は今回、東京都支部の赤十字救護ボランティアとして災害救護訓練に参加しました。


救護ボランティアは傷病者役、炊き出し、医療救護支援、担架搬送の 4班に分かれ、私は傷病者役でした。


大森赤十字病院を舞台にした今回の訓練は、病院スタッフ、赤十字看護大学、東京都支部、救護ボランティアなど総勢 300名以上が参加した大規模なもので、傷病者役だけでも赤十字看護大学の学生さんを中心におよそ 100名近くいたかと思います。


私の役回りは両大腿部閉鎖骨折による大量の皮下出血で心停止状態・・・トリアージタッグの識別色が黒(死亡群)の傷病者でした。


100名近い傷病者役のなかでも黒のトリアージの役はたったの 3名。
(多数傷病者受入訓練ですので、重症群である赤タグや中等症群である黄タグの傷病者役が当然多くなるのです)


傷などのメイクアップをしたあとに病院スタッフから演技指導を受けるのですが、私の場合は演技もなにも "ただ寝ているだけ" というものでした。


内心、どうせなら赤タグや黄タグの傷病者役が良かったな~と思っていたのですが・・・いざ傷病者役を演じてみると恐ろしいほど感情移入してしまった自分がいたのです。


そのとき自分が感じたことをありのままに表現したのが冒頭の場面です。


私も心停止に陥った傷病者に対する一次救命処置、意識レベルの評価(AVPU)などの傷病者へのアプローチといったものを学びましたし、災害時のトリアージの重要性も理解しているつもりです。


実際、以前に埼玉県支部の災害救護訓練 に参加したときは、担架搬送役として黒のトリアージの傷病者(埼玉県支部では訓練用マネキンを使用した)を運ぶのを後回しにすることに何の疑問も抱きませんでした。


今までは救護するためのスキルばかり追い求めていましたが、今回の訓練で救護される側の心理をいやというほど知ることになったのです。


死亡してしまった人には感覚も感情も無いのかも知れませんが、外で野晒しにされるよりは毛布一枚掛けてもらうだけで暖かいと感じるだろうし、優しい声掛けで救われた気持ちになるような気がしてなりません。


保温も声掛けも救護のスキルなど無くてもできること。


何だか不思議な気持ちに陥った一日でした。