私のブログがお初の方は
前回のお話
の続きです。
「カッコいい
ニューヨーク生活を
エンジョイ
したいじゃん⁉️」
というミーハーな台詞を
恥ずかしげもなく口にする
同郷男子トビー。
私は故郷でもこの彼とは
ほとんど付き合いがなく
友達だった
私がニューヨークに着いた
翌日にブラジルへ旅立った
ボビーの友人なので
1〜2回一緒に飲んだかな？
という程度の知り合い。
(ボビーもトビーも２歳くらい下)
ボビーは
若いのにすごくシッカリしてて
礼儀正しくて気骨もあるが
その彼が心配して
私にアテンドを頼んだだけあって
トビーはやはりこう
おぼっちゃま気質というか
アホ…世間知らずなところが
あるのは間違いなく
ニューヨークで
生きて行けるのか❓
と怪しんだとおり
彼のニューヨーク生命は
あっけなかった❗️
トビーが思うところの
「カッコいい
ニューヨーク生活」
に私は必要とされては
いなかったようで
その後は
トビー
「こーいう場合って
どうしたらいいんすかね❓」
といったごく
テクニカルな質問で
2〜３回電話して来ただけで
「アパートどうした❓」
の私の問いに
トビー
「“おぼっちゃま”の友達の
ルームメイトになれたんで
今ミッドタウンっす」
と言ったきり
私にはもう連絡して来なくなり
ボビーの働いていた
例の日本食レストランには
よく行っていたらしく
オーナーのおやっさん曰く
おぼっちゃまをはじめとする
いかにもお金持ちの
日本人留学生たちとばかり
つるんでパーティ三昧で
せっかく高いお金を払った
英語学校も
あんまり面白くないと言って
サボり気味だったらしく
日本人以外の友達は
全然いない様子だと。
噂も聞かなくなった頃
ボビーから手紙が来て
こう書かれていた。
「トビーは
1年間の留学予定でしたが
1st セメスター(前期)で
遊びすぎて
２ndセメスター(後期)の分の
学費を使い果たしてしまい
家賃も払えなくなったので
NY生活は半年で諦めて
日本の田舎に帰りました。
タコさんに
ご迷惑をかけてなかったら
いいのですが…🙇
」と。
やっぱり
ね…
まあ別に短くても
本人が
望んだとおりの
「カッコいい
ニューヨーク生活」
を思う存分
エンジョイしたの
なら
いいんだけどさ…
しかしボビーの手紙は
こう締めくくられていた。
「タコさんのアドバイスを
聞いて
出来るだけ家賃や生活費を抑えて
もっと自分の足で歩いて
ニューヨークを
色んな角度から
もっとよく見るべきだった…
😔
とトビーは
後悔してるって言ってました。
この経験がいい教訓となって
彼の成長に役立つと
いいんですけれどね…」
と。
やっぱりね
X２
そーだよ❗️
ニューヨーク来てまで
日本人の“おぼっちゃま”の
取り巻きになって
「カッコいい
ニューヨーク生活」って
ナニ⁉️
勉強のために親が出して
くれたお金を
遊びにばかり使っちゃってさ❗️
これだから
苦労せずに来たヤツは…
😤
まあ私だって
苦労して来たとは言えないケド
来てからはけっこう
苦労してるわよ。
ホテルルームに
湧いて出たGokiの大群と戦って
一掃したりさ。
ホテルアパートメントに入って
電話ひいてもらうのも
大変だったんだから
(よくひいてもらえたよね？
そういえば…)
でもまあトビーにとって
いい経験にはなったんでしょう…
🤔
私には
何の挨拶もなく
引き揚げてった
ケドね❗️
😑
合わす顔がなかったんだと
いう事にしておきましょう…
🤷♀️
To be continued… 続きます。
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