8月12日(土)シアターコクーン14時開演の
「プレイヤー」を観に行きました。
ネタバレあります。
 
 
立ち見席にもたくさんのお客さんがいらっしゃいました。
 

 
<タイムテーブル>
 
 
作 :前川知大 
演出 : 長塚圭史
出演 : 藤原竜也 / 仲村トオル / 成海璃子 / シルビア・グラブ /
峯村リエ / 高橋努 / 安井順平 / 村川絵梨 / 長井短 /
大鶴佐助 / 本折最強さとし / 櫻井章喜 / 木場勝己 / 真飛聖       

 

 
<あらすじ>
 

舞台はある地方都市の公共劇場、そのリハーサル室。

国民的なスターから地元の大学生まで、様々なキャリアを持つ

俳優たちが集まり、演劇のリハーサルが行われている。

演目は新作『PLAYER』。幽霊の物語だ。死者の言葉が、

生きている人間を通して「再生」されるという、

死が生を侵食してくる物語。

 

<行方不明の女性、天野真(あまのまこと)が遺体で見つかった。

死後も意識として存在し続けることに成功した彼女は、

友人達の記憶をアクセスポイントとして、友人達の口を借りて

発言するようになっていく。事件を追っていた刑事、桜井を前に、

天野真を死に導いた環境保護団体代表であり瞑想ワークショップの

指導者、時枝は、これは世界を変える第一歩だと臆面もなく語る。

死者との共存が、この物質文明を打開するだろうと。

カルトとしか思えない時枝の主張に、桜井は次第に

飲み込まれてゆく。>

 

物語は劇中劇と稽古場という二つの人間関係を行き来しながら

進んでいく。死者の言葉を「再生」することと、戯曲に書かれた

言葉を「再生」することが重なる。単なる過去の再生ではなく、

今を生き始める死者と、戯曲の言葉に引き寄せられ、

アドリブで新たな言葉を紡ぎ出す俳優が重なる。

演じることで死者と繋がった俳優達は、戯曲の中の倒錯した

死生観に、どこか感覚を狂わされていく。生と死、虚構と現実の

境界が曖昧になっていく。時枝の狂った主張は、

桜井の選んだ行動は、リハーサル室でどう響くのか。

 

 
 
パイプ椅子がたくさん並ぶ、稽古場でのワンシチュエーション。
安井さんと真飛さんと峯村さんが演出等、制作側の役。
櫻井さんが劇場スタッフ、その他のメンバーが劇団員という設定。
最初慣れるまで、普通の劇なのか、稽古なのか分かりにくかった。
劇中に、生きている者の体を借りて語る、まことの言葉は
何度も出てくるけれど、まこと自身は出てくる事はない。
でもまことの言葉を発する劇団員達の演技がリアルなので、
いるはずのない、まことがそこにいるかのような錯覚を覚えました。
 
 
 
久々の藤原竜也君。少々ビブラートがかった声で熱く語られると
聞き入ってしまって、どんな事でも信じてしまいそう。
催眠作用効果絶大な声。説得力がすごかった。
映画「I'M FLASH!」でのカリスマ教祖役を思い出してしまいました。
物語の確信に向かって観客をひきこんでいく感じ。
瞑想シーンでのシルビア・グラブさんの体の柔らかさにビックリ。
木場さん、台詞は少ないけれど、存在感がすごい。
役者と演出家で、まことの事を深く掘り下げながらの稽古は
本物のお稽古現場を見学しているような気分にもなりました。
 
 
 
劇中で出てくる、意識の集合体であり、
宇宙のすべてが記録されている全記憶というのは、
アカシックレコードの事なのでしょうか。
劇中では、肉体を脱ぎ捨てないとその意識には到達できない、
という事でしたが、以前読んだ本によると、トレーニング次第で
アカシックレコードにアクセスできる、との事でしたので、
ためしにやってみた事がありますが、雑念が多く、瞑想に
集中できない私はもちろん到達できるわけもなく…(笑)
 
 
 
 
また、世界を変える云々は、アセンションの事なのでしょうか…
人間の進化を促し、高次元の精神社会へと上昇(アセンション)
させる、という、ちょっと前に話題になった
宇宙的イベントのアレなのかな、と…憶測ですが。
スピリチュアル好きでないと、分かりにくいこの話、
まさか演劇になっているとは思いませんでした。
ただでさえ万人受けしないテーマを、劇中の稽古として
見せるのでさらに共感しにくい舞台だったかも。
興味のない人にとっては退屈きわまりないような気がしますが、
キャストの演技が素晴らしくて、まことは確かにそこにいる、
と思わずにはいられない不思議な体験ができました。
と言っても私、オカルトマニアでも霊感があるわけでも、
特定の宗教に傾斜しているわけでもなく、一時の
スピリチュアルブームに乗っただけのただのミーハーですので、
勧誘、専門的な見解等いただいてもご返答しかねます…真顔
 

 

 

 
 
 

8月9日(水)練馬文化センター18:30開演の

劇団四季ミュージカル「アンデルセン」を観に行きました。

 

 

<タイムテーブル>

 

 
この日のキャスト
 
 

<あらすじ>

 

デンマークの緑豊かな田舎町オーデンセ。
靴屋のハンス・クリスチャン・アンデルセンの周りには、

今日も彼のつくる「お話」を聞こうと近所の子どもたちが集まります。
ハンスが語る夢の世界に子どもたちは学校を忘れるほど

夢中になりますが、大人たちはこれを快く思いません。
ハンスはついに町を出ることを決意し、弟子のペーターを連れて

大都市コペンハーゲンへ。そこで、彼は王立バレエ団の

プリマ・バレリーナ、マダム・ドーロに一目惚れしてしまいます。
幸運にも、彼女のバレエシューズをつくる仕事を得て

有頂天になりますが、彼女には、バレエ団の演出家兼

トップダンサーの夫、ニールスがいました。

彼がドーロに横柄な態度をとるのを見て、彼女を救わなければ

という思いに囚われるハンス。彼女への思いを込めて

「人魚姫」を書き上げます。しかし、ドーロは

夫とともに公演旅行へ出てしまうのでした。

コペンハーゲンの街でも、子どもたちの人気者になっていたハンス。
いじめられている子どもに「みにくいアヒルの子」を語って聞かせ、

勇気付けたことがきっかけで、新聞にハンスの物語が

連載されることになりました。公演旅行から戻った

ニールスとドーロは、「人魚姫」を新作バレエとして

上演するので、語り手としてハンスにも出演して

ほしいと申し出ます。喜んで引き受けるハンスでしたが…

 

 

 

 

夏休みという事もあって子供達もたくさん。

二階席でしたが、周囲で靴のマジックテープバリバリ音、話声、

泣き声、、前のめり鑑賞、と少々騒がしく、観づらい観劇でした真顔

マダム・ドーロに恋したハンスの、ニールスに対する態度と

マダムに対する態度が話す時の声も、声色も、

態度も全く違うので、分かりやすくて面白かった。

劇中劇のバレエは本格的。バレエの公演を

観に行っているかのようで美しく、感動ものでしたおねがい

 

8月7日(月)新宿TOHOシネマに、
「トランスフォーマー 最後の騎士王」を観に行きました。
注)ネタバレあります。
 
 
久々MX4Dでの鑑賞o(^▽^)o
 

 
<キャスト>
 
ケイド役 : マーク・ウォールバーグ
ヴィヴィアン役 : ローラ・ハドック

レノックス役 : ジョシュ・デュアメル

シモンズ役 : ジョン・タトゥーロ
バートン役 : アンソニー・ホプキンス

 

 
 
 
<あらすじ>
 
シリーズの5作目。地球上に存在するあらゆるマシンに変形する
金属生命体トランスフォーマーが、太古の時代から地球の
歴史に干渉してきたという、新たな真実が明らかにされる。
トランスフォーマーの起源であり「創造主」と呼ばれる異星人が、
惑星サイバトロンの再生と地球侵略を計画。それを阻止すべく
旅立ったオプティマス・プライムだったが、創造主に捕えられて
洗脳されてしまい、人類を滅ぼすべく地球に舞い戻ってくる。
一方、オプティマスが不在中の地球では、バンブルビーが
オートボットの新たなリーダーとなり、復活したメガトロンと
ディセプティコンに対抗していた。バンブルビーらオートボットと
行動をともにするケイド・イェーガーは、孤児の少女イザベラを助け、
謎の英国紳士バートンの導きによってイギリスに向かうが、
バートンのもとでオックスフォード大学の教授を務める
女性ヴィヴィアンと引きあわされる。バートンは、ケイドと
ヴィヴィアンに、これまで隠されていた真実を明かすが……

 

 
 
 
人類とトランスフォーマーの秘密を何世紀にもわたり、
守り続ける騎士団やら、アーサー王から授かった
杖やら、伝説の魔法使いマーリンやらが出てきて
ハリーポッターのようにワクワクするストーリー!
地上での戦闘シーンだけでなく、海でも宇宙でも、
アクションシーンだらけで、迫力満点の映像だった。
地球が惑星サイバトロンによって滅亡の危機にさらされる
ところは、スターウォーズのデススターようだし。
 
 
 
 
今回MX4Dでの鑑賞だったので、椅子が絶え間なく
ガタガタ動きまくるし、水しぶきは何度もかかるし、
草原のシーンでは、変な匂いがするし、(殺虫剤のような妙な匂い)
テーマパークのアトラクション状態だった。
イギリスの古城に住む騎士団の生き残り、バートン役の
アンソニー・ホプキンスさんの重厚な演技と存在感もたまらない!
執事ロボットのキャラクターも人間ぽくて面白い爆  笑
最悪の出逢い方だったケイドとヴィヴィアンが
次第に惹かれ合うロマンスもあって良かったな~
オプティマス・プライムの洗脳を解いたのは、
ずっと話すことが出来なかったバンブルビーの声。
スケールが大きくて盛りだくさんで最高に面白かった~!
 

 

8月6日(日)ジョニー・デップファンの母と一緒に

「パイレーツ・オブ・カリビアン」を観に行きました。

注)ネタバレあります。

 

 

プレミアムなグッズありポーン

 

 
 
 
<キャスト>

 

ジョニー・デップ : ジャック・スパロウ

オーランド・ブルーム : ウィル・ターナー

ハビエル・バルデム : サラザール

ブレントン・スウェイツ : ヘンリー・ターナー

カヤ・スコデラリオ : カリーナ・スミス

ケヴィン・R・マクナリー : ギブス

ジェフリー・ラッシュ : キャプテン・バルボッサ

 

<あらすじ>
 
かつてジャックと冒険を共にしたウィル・ターナーは、
今や幽霊船フライング・ダッチマン号の船長として
呪われた運命を生きている。その息子ヘンリーは、
父を救おうと海の伝説を調べつくし、呪いを解く力が
伝説の秘宝<ポセイドンの槍>にあることを突き止める。
勇気ある青年に成長したヘンリーは、英国軍の水兵となるが、
いまだ<ポセイドンの槍>にはたどり着けずにいた。
ある日、船が危険な“魔の三角海域”近くを航行中、
恐ろしい姿をした“海の死神”サラザールに襲われる。
 “魔の三角海域”の呪いから我が身を解き放つため、
伝説の海賊ジャック・スパロウと、彼の持つ
<北を指さないコンパス>を欲するサラザールは、
同じくジャックを探すヘンリーをひとりだけ生かし、
ジャックへの伝言を託した。ほどなく船は遭難し、
ヘンリーは、英国植民地セント・マーティン島に流れ着く。
そこでヘンリーが遭遇したのは、科学者ゆえに
魔女の濡れ衣を着せられて追われている、美しい天文学者、
カリーナだった。彼女は、まだ幼い頃に生き別れた父が
残したガリレオ・ガリレイの日記に秘められた謎を解こうとしていた。
その謎とは、なんと<ポセイドンの槍>にたどり着くための方法・・・。だが彼女は、英国軍に捕らわれ、投獄されてしまう。

 

 
 
 
前作のストーリーを忘れていたけれど、フジツボがついた
ウィル・ターナーを見てようやく話しがつながりました。
サラザールと船員はホラー映画状態だったな~
ジャックスパロウと、その手下達が、カリブで銀行強盗をするのに、
大量の馬軍団で建物ごとひっぱって強奪。
馬軍団と建物が通った後のカリブの街ボロボロ。
扉の開いた金庫から、金品が街中にバラまかれて
目的地に到着した時には金庫の中は空 (笑)
とらえられたジャックがギロチン処刑になりかけるが、
仲間に中途半端な助け方をされた為、グルグル回転する
ギロチン台と、身動きが取れなくて絶叫するジャックに大爆笑(≧∇≦)
 
 
 
 
探している島の場所が地図にはなく、空の星が地図代わりに
なっていたり、ポセイドンの槍がある海域の海が、十戒のように
二つに割れたり、と神秘的。一緒に冒険している気分でワクワク。
若かりし頃のジャックスパロウも出てきたし、
いい加減で行き当たりばったりな彼が、どうして船長に
なる事が出来たのか、というエピソードもあって面白かった。
まさかのカリーナとバルボッサ父娘つながり。
そしてようやく親子だと分かった瞬間、迫りくる
サラザールから娘の命を守る為に犠牲になる父。
しっかりと親子愛も描かれていて、前作よりも
分かりやすくて、ストーリーにも共感できました。
 
 
 
 
ラストはウィルの呪いもとけたので、最終章なのかと
思っていたら、エンドロールが終わってから、また映像が…
ウィルとエリザベスが寝室で寝ていると、蟹の手を持つ
何者かが入ってきて、ウィルが気配に気づき、
目を覚ますが、そこには誰もいない。
(暗くて分からなかったけど、デイヴィ・ジョーンズ?)

夢だったのか、とホッとしながら横で眠る

エリザベスを抱きしめながらまた眠りにつく。

カメラが引くと、床には侵入者が落としたフジツボが落ちていた。
という、不安を残す続きがありそうな終わり方だった。
続編あるといいな~ニコニコ 
 
 

 

 
8月2日(水)神奈川KAAT芸術劇場13:30開演の
「オペラ座の怪人」を観に行きました。
 

 
横浜公演千穐楽が迫っている中、ギリギリ滑り込みセーフ。
 

 
この日のキャスト。
 
 
 
3列目センターブロックでの鑑賞。
てっきりシャンデリアが客席を通るのだと思っていたので、
10列目くらいが観やすかったかな、と思っていたら、
舞台から真上に上がって舞台上に設置されたのでびっくりだった!
ファントムも、佐野さんかと思っていたら、なんと高井さん!
久々に素晴らしい歌声を堪能させていただきました。
光田さん、スラッとしていて立ち姿が美しいけれど、
とても背が高いので苫田さんと並ぶとものすごい身長差ポーン
マスカレードでは後ろに並んでいるキャストが全く見えず。
苫田さん以前観た時よりも色気が増したような気が…
♪墓場にて、の歌は、単調でしみったれていてあまり好きでは
なかったのですが、今まで聴いてたものとは別物で、
強弱激しく、感情が歌に乘っていてとても感動でした。
超音波並み高音もただ高いだけでなくて、クリスタルのように
澄んだ美しい歌声。鳥肌もので本当に素晴らしかった!ラブ
 
 
 
カルロッタ役の河村さん、チヤホヤされ、注目を浴びる
クリスティーヌに嫉妬しての、プンスカする表情が
かわいかった。口を突き出してへの字に曲がって分かりやすい!
岩崎さんの鞭さばきも、床がへこむかと思うほど、
バシッと良い音をたてていて、迫力満点。
松尾さんのメグも金髪が良く似合っていてクリスティーヌを
気遣う様子から二人の仲の良さが伝わってきて良かった。
高井さんの髪なでつけ動作、手つきがなんか好きだわ~
♪PONRもフェロモン全開エロティックで素敵でした。
 
 
 
普段ボーッと観ているので、あまり演出の違い等には
気づかないのですが、カルロッタの代役として
♪スィンク・オブ・ミーを披露をするクリスティーヌ、
以前は指名された後、堂々と歌っていたのに、
今回は歌い始めに他の女性ダンサーを気にしつつ、
遠慮がちに歌い始め、その後メグの励ましに勇気づけられて
上手く歌う、という風に変わっていたのでびっくりしました。
ラストも一人になったファントムが、猿のおもちゃの
顔半分を自分の手で覆うところがあったり…高井さんだけ?
記憶力が悪い私でも気づく変更点があったという事は
他にもけっこう変わっているところがあるんだろうな~
 
 
 
帰りは中華街に寄り、「吉兆」であさりそばや、
中華まんやマンゴープリンをいただきました。
やっぱり劇団四季最高~おねがい
身も心も大満足の楽しい一日だった音譜
 
 
7月30日(日)母と13時開演のミュージカル
「RENT」を観に行きました。
 
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この日のキャスト
 
 
 
母初「RENT」鑑賞につき、事前にあらすじをレクチャー。
幕間での母感想「へーこういうの好きなんだ。
私はビリーみたいに夢のある話の方がいいわ。
せっかく最前列とってくれたんだけど、ほら、私
前にむち打ちやってるでしょ。見上げるシーンが多くて
首が痛くなっちゃたわ」だった チーンチーンチーン
前列は熱い「RENT」ファンが多く、エンジェルが
死ぬシーンでは周囲からすすり泣く声が…
さすがにミゼラブルの時注意したので、
「ねえねえ、皆泣いてる!」と言い出さなかったから良かった!
 
 
 
堂珍さんロジャー、良かった~(*´ω`*)
♪One song gloryでは激しいパフォーマンスで
感情爆発。前回公演よりも感情の動きが分かりやすかった。
ジェニファーさんのミミ、肉感的で色気があって好き~ラブ
♪Out tonightもただでさえ厚底ブーツで足元が危険なのに
出初式の梯子パフォーマンスも真っ青の迫力だった。
髪振りキラキラ粉まきちらしは、むち打ちになるのでは、
と心配になるほど、連獅子並みの激しさ。
 
 
 
モーリーンのパフォーマンスは前回同様
いまひとつ突き抜け感が足りないように感じたのですが、
席が良かったので楽しめました。
会場ムームーは、何事かと母周りをキョロキョロ(笑)
紗羅さん、綺麗なお尻だったわ照れ
平間さんのエンジェルについて、母が「あんなダンスしにくそうな
ブーツをはいているのに、足が真上に上がってビックリした」
との事で、かなりお気に入りだったようだった。
♪Today 4 Uで登場するエンジェルの、拍手、手拍子、
拍手喝さい、というお決まりな会場盛り上がりが
なんだかホッとして、ほっこりする。
優しい春の日差しのような平間エンジェルに癒されました。
 
 
 
エンジェルについては、母は、マント着用時のエンジェルと、
ジーンズになったエンジェルが同一人物だと分からなかったようで、
「気が付いたら、端の方で小柄な男の人がパンツになって
寝巻きに着替えて亡くなって、それで皆が泣いていて、
訳が分からなかった」と言っていたので、意味不明だったらしい。
台詞や歌の歌詞も聞き取りにくかったとの事で、
結局半分くらいしか分からなかったと言っていたあせる
 
 
 
 
♪Seasons of loveでは、新井俊一さんが
ボロボロと大粒の涙を流しながら歌っていらして
もらい泣きしそうになってしまった。
エンジェルの思い出を語るシーンでも、キャストの皆さんの
悲痛な表情がさらに涙を誘い、涙腺崩壊でした。
ゴスペル欠乏気味なので、MARUさんの歌声が
体にしみ込んで心地よかったな~
「RENT」レポというより母レポになってしまいましたが、
それなりに満足してくれたようで良かったニコ
 
 
ブロ友さんから教えていただいた、
毎週金曜日、深夜0時12分からテレビ東京で放送が始まった
ドラマ24「下北沢ダイハード」が面白過ぎてはまってしまった。

「下北沢ダイハード」番組HPは → こちら




小劇場で活躍する人気劇作家11人が書き下ろす
“下北沢で起きた人生最悪の一日”とは!?
古田新太と小池栄子が案内人を務め、気鋭の
映像作家たちが監督を務める一話完結型オムニバスドラマ。



小劇場界の最先端で活躍する、人気劇作家たちが
テレ東深夜に集結!小劇場の聖地・下北沢を舞台に
“人生最悪の一日”をテーマにしたパニック・コメディー!
毎回、設定も登場人物も変わる1話完結型のコメディー・ドラマを、
11人の劇作家がオリジナリティー豊かに書き下ろします。
案内人は、下北沢とゆかりのある舞台人の2人、
古田新太と小池栄子に決定!2人が演じるのは町の
うらぶれたスナックの常連客とお店のママ。
このドラマは2人が下北沢で起きた“人生最悪の一日”を
語り始めるところから始まります。「違法風俗店で警察の
ガサ入れにあった俳優」「SMプレイでスーツケースに
全裸で入ったまま、誘拐事件に巻き込まれた政治家」など、
11通りのダイハードは本人にとっては大事件なのに、
傍から見ていると爆笑必至のエピソードの数々です。



役者さんもテレビだけでなく、舞台でも活躍していらっしゃる
演技派の方々がたくさんご出演。HPで公開されている
エピソード0の「記憶をなくした男」も予想外のラストだったし
第一話は舞台を観ているような臨場感がありました。
”お金をかけていないドラマ”らしいですが、
第一話放送直後から面白いと、話題になっているらしいです。



<第二回目予告動画>




7月22日(土)赤坂ACTシアター17時開演のミュージカル
「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」を観に行きました。
 

 

 
 
 

 
写真撮影スポット
 
 
タイムテーブル
 

 
脚本・歌詞:リー・ホール
演出:スティーブン・ダルドリー
音楽:エルトン・ジョン

 

この日のキャスト

 
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<あらすじ>
 

1984年、炭鉱労働者たちのストライキに揺れるイギリス北部の町ダーラム。主人公ビリーは炭鉱労働者の父と兄、祖母の

4人暮らし。幼い頃に母親は他界してしまい、父と兄は

より良い労働条件を勝ち得ようとストライキに

参加しているため、収入がなく生活は厳しい。

父はビリーに逞しく育って欲しいと、乏しい家計からお金を

工面し、ビリーにボクシングを習わせるが、ある日、

バレエ教室のレッスンを偶然目にし、心を奪われたビリーは、

少女達と共にレッスンに参加するようになる。

ボクシングの月謝を使って家族に内緒でバレエ教室に

通っていたが、その事を父親が知り大激怒。

バレエを辞めさせられてしまう。しかし踊っているときだけは

ツライことも忘れて夢中になれるビリーは、

ダンサーになるという夢を捨てられない。そんなビリーの才能を見出したウィルキンソン夫人は、彼の夢を叶えたい一心で、

まるで我が子のようにバレエを無料で特訓をし、

イギリスの名門「ロイヤル・バレエスクール」の受験を

一緒に目指す。一方、男手一つで息子を育ててきた父は、

男は逞しく育つべきだとバレエを強く反対していたが、

ある晩ビリーが一人踊っている姿を見る。それは今まで

見たことの無い息子の姿だった。 ビリーの溢れる情熱と才能、そして”バレエダンサーになる”という強い思いを知り、

父として何とか夢を叶えてやりたい、自分とは違う世界を

見せてやりたい、と決心する。11歳の少年が夢に向かって

突き進む姿、家族との軋轢、亡き母親への想い、祖母の

温かい応援。度重なる苦難を乗り越えながら、ビリーの夢は

家族全員の夢となり、やがて街全体の夢となっていく・・

 

 

ストーリーは「フラガール」とほぼ同じ。          まさかの博多弁にビックリしていたら、「元々この    ミュージカルは、非常に強いダラム地方の訛が        使われている。それを標準語に訳してしまうと        雰囲気が変わってしまうから。ではなぜ、博多弁なのか?     英語の訛は主として発音法に起因するものが多く、      単語そのものはそれほど変わらない。しかし、日本語の方言は 名詞も動詞もがらりと変ってしまう。そこでなるべく     標準語に 近く、しかし、方言であることがはっきりわかり、      かつ炭鉱地帯にも近い唯一の方言として博多弁を選んだ」    との事だった。

 
 
 
藤岡君のソロが無くて残念だったけれど、
鋼太郎さんの歌がたくさん聴けて良かった。
バレエ、ヒップホップ、ジャズ、コンテンポラリー、タップ、フライング、
歌、演技と、ビリーに求められるものが多いのもすごい。
大人でもキツいと思われる役なのに、
激しいダンス直後の歌でも息切れすることなく、
素晴らしい歌声を聴かせてくれて、感動だった。
先日観た「ウェスト・サイド・ストーリー」のキャストよりも
ハアハアしていないビリー役の咲哉君…!すごすぎ!
本当に才能がある、強い子しかできない役っていうのも納得!
 
 
 
 
ビリーの大親友、マイケルも面白かった。
デビーの生意気でおませなところも良かった~
島田さんのウィルキンソン先生、口は悪いけれど、
優しいところにジーン(*´ω`*)特にお別れのシーン。
ビリーの才能がみるみる開花していく様子は
ワクワクゾクゾクで目が離せなかった。
一緒に行った母の感想は、「最初田舎の家族のつまらない
話かと思ったら、子役がすごくてびっくりだった。
ビリーがすごくて泣きそうになっちゃったわ」との事。
それぞれのビリーの得意分野が違うようなので、
全ビリーを観てみたくなってしまいました。
 

 

 
カーテンコールの写真。
2階席からなのであまりよく撮れなかったな~ (-_-;)
 

 
7月17日シアターオーブ13時開演の、ブロードウェイ
ミュージカル「ウェスト・サイド・ストーリー」を観に行きました。
 
 

 
グッズ
 
 
<タイムテーブル>
 
 
 
原案・演出・振付 : ジェローム・ロビンス
音楽 : レナード・バーンスタイン
作詞 : スティーブン・ソンドハイム
脚本 : アーサー・ロレンツ
 
<キャスト&配役>
トニー : ケヴィン・ハック
マリア : ジェナ・バーンズ
アニタ : キーリー・バーン
リフ : ランス・へイス
ベルナルド : ヴァルドマー・キニョーナース-ヴィアノエヴァ 他
 
<あらすじ>
 
「ロミオとジュリエット」の物語をベースに、1950年代の
ニューヨークの移民問題に置き換えて描いた
傑作ミュージカル。ポーランド系の不良集団と、
プエルトリコ系移民の不良集団の対立に、
敵同士の恋人達が巻き込まれていく。
 
 
 
英語上演(字幕あり)で、生オケ♪
多国籍キャストってやっぱりいいな。
トニーの歌声がすごかった~
ただ「マリア」を連発するだけの、マリア安売り状態の歌は
何度も聞いたことがあるけれど、ケヴィンさんの♪マリアは
表現力があって、めりはりがあって愛がしっかり伝わる♪マリア。
高音マリーア~はテノールオペラ歌手並みの美声。
ロングトーンの後半から声が大きくなっていき、
劇場をつきぬけるように伸びる歌声。すごい声量(*´ω`*)
だがしかし、マリアと一夜を共にした後、上半身裸で
スッと立ち上がると、そこにはケンシロウがいた!
胸筋が盛り上がり、見事に逆三角形に鍛え上げられたトニー。
ボディビルダーのようでビックリ!(@_@)
 
 
 
マリア役のジェナさん、可愛い声(*´ω`*)
「ウィキッド」のグリンダも合いそうでチャーミング。
ソプラノも美しー(⋈◍>◡<◍)。✧♡
♪トゥナイトは、サイドにある非常階段のセットが
客席側を向くので、二入の表情もよく見えるし、
美しいデュエットが客席に降り注ぎ、鳥肌ものだった。
キーリーさんのアニタも目力強くて魅力的!
♪マンボ最高!情熱的で華やかな
ラテンダンスにウキウキ!
♪サムホエアーでの幻想的なシーンにうっとり。
♪アメリカでは、圧巻のキレキレダンスに、ブラボーの掛け声が!
 
 
 
 
振付のJ.ロビンスさんのコメントで、「ダンサーの心臓の
限界寸前での振付で、このミュージカルのダンスを終えて、
舞台袖で立っている人はいないはず。
「ウェスト・サイド・ストーリー」は楽屋口に救急車を待たせてやる
ミュージカルだ、と語っていたそうなので
相当大変な振付だというのは分かるのだけれども、
踊り終わって演技に入った後、男性キャストの中には、
かなり長い間肩が激しく上下してハーハーしている
キャストがいて、ちょっと気になってしまった。
ラストの、撃たれたトニーに駆け寄り、嘆き悲しむマリアに涙。
歌もダンスも演技も最高。素晴らしかった!
 
 
 

 

 
 
 
7月15日(土)シアターコクーン13時開演の
音楽劇「魔都夜曲」を観に行きました。
 
 
渋谷は相変わらず人が多い。そして暑かった(*_*)
 

 
<タイムテーブル>
 
 
 
作:マキノノゾミ
演出:河原雅彦
 
藤木直人、マイコ、小西遼生、壮 一帆、松下洸平、秋 夢乃、
高嶋菜七、浜崎香帆、中谷優心、キッド咲麗花、村上貴亮、
吉岡麻由子、前田 悟、板倉チヒロ、田鍋謙一郎、奥田達士、
コング桑田、春風ひとみ、山西 惇、村井國夫、橋本さとし
 
 

<ストーリー>

舞台は1939年、上海。当時の上海はフランスやイギリス、アメリカ、日本などの列強の租界地として異国情緒が溢れる都市となっていた。人々の思惑や欲望を飲み込む多国籍の都市は“魔都”とも称された。

その都市にある男が降り立つ。男の名は白河清隆(藤木直人)。公家の血を引き父は、政府の要人、諸国を遊学し芸術に親しみながらも遊興に明け暮れていた。上海には、父からの指示で来たのだが、相変わらず遊び歩く日々。その清隆の前にある二人の兄妹が現れる。中国人の父と日本人の母を持つ、周志強(チョウ・チーチャン 小西遼生)、周紅花(チョウ・ホンファ マイコ)。清隆と二人の間には次第に友情が生まれていく。

新田日出夫(橋本さとし)が支配人を務めるクラブ『ル・パシフィーク』には様々な人々が集まる。クラブのあちこちでは、音楽談義も語られれば、直面する政情に熱を帯びた論議も起こり、ジャズの音色とともに、人々の思惑渦巻く不可思議な空間だった。清隆、志強、紅花は、ル・パシフィークで様々な人々と出会う。

紅花は清楚な外見からは予想がつかない自由奔放な一面ものぞかせ、清隆はそんな紅花にいつしか惹かれてゆく。しかし、ふたりの恋には、それぞれの宿命が待っていた。志強と紅花にはある秘密があった。

時代は大きな影を落とし始めていた。時に第二次世界大戦前夜。未だ目的が見出せなかった清隆も、彼の存在自体が持つ宿命により、容赦なく歴史の大いなる波に巻き込まれてゆく。

各国列強がにらみを利かせ思惑渦巻く都市・上海で、清隆は次第に自分のなすべきことに目覚めてゆく。清隆と紅花、そして取り巻く人々の大いなるドラマが展開していく

 

 

開演10分ほど前から始まる演奏&歌でロビーから人が消える。
上演中の注意をうながすコングさんのアナウンスが面白かった。
そしてルイ・アームストロングのような渋~い声の
歌声に聞き惚れてしまった。素晴らしかったな~
中国語も飛び交って、当時の上海に迷い込んだような気分。

男装の麗人、川島芳子役の壮一帆さん、カッコ良かった(*´ω`*)

宝塚沼にひきずりこまれそうになってしまった。
李香蘭と芳子が同席しているシーンを観ていたら、
「ピアフ」でエディット・ピアフとマレーネ・デートリッヒが
同じテーブルで飲んでいるシーンを思い出し、デジャブ。
小西君とマイコさんは、「ガラスの仮面」の
速水真澄と姫川亜弓のイメージが抜けないし、
小西君&松下君で「スリル・ミー」が観たくなるし、
で雑念だらけの観劇でなんだか集中できなかった。
松下君のピアノが聴けたのは大収穫だったけれど、
歌えるキャストばかりなのに歌が少なくてモヤモヤしてしまった。