22.1.6(18時~) ジャニアイ THE NEW WORLD レポ【前半】 | full of love

full of love

ジャニゴト・ツレヅレゴト。

ジャニアイ2022レポ 前半。

 
いつもは基本的に有楽町駅から歩くけど、この日は雪だったのでさすがに地下鉄で帝劇へ。

地下から上がる階段の踊り場にあるポスター、隣がSHOCKじゃないの何か不思議。4-5月だとは思うけどそうなると滝沢歌舞伎と丸かぶりだなぁ…(どちらも当選して行くつもりでいるw)

 

 

この公演は1階席サブセン通路側だったけど感染対策で換気してるから?客席が寒かった~。

寒いからか開演中にお手洗いに行く人もたくさんいた。頭を下げずに飄々と出ていったお姉さん、帝劇係員さんふたりに挟まれてすごすご戻ってきてたわ…。

 

上演後は雪も止んでいたので有楽町駅まで。

路面が濡れていていつも以上にイルミネーションが美しかったな。

 

 

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JOHNNYS' IsLAND THE NEW WORLD

 

2022年1月6日(木) 開演18時00分~ 帝国劇場

 

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エターナルプロデューサー:ジャニー喜多川

演出:滝沢秀明

 

[出演]

HiHi Jets

美 少年

7 MEN 侍

少年忍者

Jr.SP

他、ジャニーズJr.

 

[HiHi Jets]

髙橋優斗/井上瑞稀/橋本涼/猪狩蒼弥/作間龍斗

[美 少年]

岩﨑大昇/佐藤龍我/那須雄登/浮所飛貴/藤井直樹/金指一世

[7 MEN 侍]

中村嶺亜/菅田琳寧/本髙克樹/佐々木大光/今野大輝/矢花黎

[少年忍者]

ヴァサイェガ渉/川﨑皇輝/北川拓実/織山尚大/黒田光輝/元木湧/安嶋秀生/内村颯太/深田竜生/檜山光成/平塚翔馬/青木滉平/豊田陸人

小田将聖/田村海琉/久保廉/山井飛翔/瀧陽次朗/稲葉通陽/鈴木悠仁/川﨑星輝/長瀬結星

[Jr.SP]

林蓮音/松尾龍/和田優希/中村浩大

[ジャニーズJr.]

大東立樹/田仲陽成/寺澤小十侑/佐久間玲駈/松浦銀志/三村航輝/上原剣心/羽村仁成/鮫島令/鈴木瑛朝/壹岐碧/末永光/鍋田大成/渡辺惟良/千井野空翔/阿達慶/竹村実悟/小鯛詩恩/石渡大和/入江奏多/岡橋亮汰/岸蒼太/関翔馬/小山十輝/小久保向一朗

 

【Overture/Where My Heart Belongsインスト】

開演前の紗幕には宇宙空間に浮かぶ月とゆっくり回転する地球の映像。その上に舞台ロゴ。

両サイドの3階マンションセット前に数個ずつ連なるシルバーのラグビーボールみたいな形の風船。下がっているオケピのセンターには舞台へと続く白い階段。

 

暗転すると2017年のユメアイ以来の「Where My Heart Belongs」のインストが!

個人的に大好きな曲なので前回もなくてがっかり。そしたら今年はまさかのOvertureに。

「Where My Heart Belongs」は2015年1月11日の新春ジャニワで私が作間くんを認識した曲。蓮音と歌ってるちび作間くんを見て「なんて可愛いんだ!君は誰!?」と思ったのが7年前とか驚愕。

 

隕石も浮かぶ宇宙の映像から視点が月へ移動すると煌めく「THE NEW WORLD」の文字。

月をこえ地球が現れるといつもの「子供は大人になれるけど、大人は決して子供に戻れない」の文字。その言葉に続いて「だからこの想いを 時計を止めて…」

地球の映像から日本→東京に視点が変わり、スクリーンに映し出される富士山や高層ビル群。

 

ステージ下手から赤シャツ姿の陽成、オケピの階段から白コート姿の優斗が登場。

後ろを向いていた優斗はくるっと客席側を向き「ねぇ、君。そこで何をしているの?」と陽成に話し掛ける。

スクリーンに映る東京タワーと夜空に浮かぶ月を見上げ「月を見ているんだよ」と答える陽成。そして「1年が12ヶ月って誰が決めたの?」と優斗に質問。

暦は星や太陽の動きで出来たもので、1ヶ月は月が新月から満月になるおおよその周期。

陽成「月が12ヶ月を作ったんだね。僕も月に行ってみたいな。」

 

宇宙に行ってみたいけど、行けるわけない…と言う陽成に「そんなことないよ!諦めずに出来ると信じれば人間は大抵のことが出来るんだよ。…ほらね」と返す優斗。

前方を優斗が指差すとオケピからボールみたいにぎゅっと集まってるシルバーの風船が浮かぶ。サイドにあったシルバーの風船たちも浮かび「すごーい!きれい!」と感嘆の声を上げる陽成。

風船がシュパーン!と袖に消えると紗幕の奥に登場したシルバーの玉暖簾風の幕が半分上がり、後ろにはジャニアイではお馴染みのサザエさん(風)ハウス。

優斗「あの扉を開けてごらん。その先には13ヶ月目が待っているよ。」

陽成と優斗がサザエさんハウスに入ると再び幕を下ろすシルバーの玉暖簾。

 

【LET'S GO TO EARTH(Starting A Journey)】

シルバーの玉暖簾がゆっくり上がっていくとステージに現れる大階段と白スーツのフルキャスト。前列は下手側に美 少年、下手側にHiHi Jetsでハイハイは下手側から優斗・橋本・瑞稀・作間・猪狩。

その上にはジャニワ初演でも使っていた(物持ちいいなw)ふわふわ浮かぶ地球プリントの風船。

階段の後ろには金色に輝くライオンとユニコーンの像とLED付きの柱が下手上手に2本ずつ。

 

階段を下りてフルキャストでの「LET'S GO TO EARTH」やっぱり冬の帝劇は白スーツでLGTEだなぁ。サビから始まり「No need to be afraid~♪」を優斗「Into the dark~♪」を大昇が歌いサビ後にあいさつ。

大昇「本日は夢のステージ、JOHNNYS' IsLANDにようこそ。」

優斗「1分1秒飽きることのない衝撃のエンターテイメント。最後までお楽しみください!」

ふたりのあいさつのあとにハイ美が一礼してはけ、侍・Jr.SP・忍者が前へ出て大サビとコーダを歌う。

 

【Where My Heart Belongs/HiHi Jets】

階段が6分割され舞台袖に消えるとステージ奥中央に5つの風船。その風船がパーンと割れ、ゴールドのキンキラジャケットにお着替えしたハイハイがローラーで登場。

「Where My Heart Belongs」の転調後を歌うハイハイ。この転調後、大好きだけど歌わないときが多い。だからこそ今回復活してなお且つハイハイが歌ってくれてめっちゃ嬉しい♡

後ろのLEDスクリーンにはこれでもか!って勢いで「HiHi Jets」の文字。

 

ちびっ子たちも五騎当千のときと同じ襟とベストが赤タータンチェックのネイビー衣装でローラー。五騎当千のときは陽成・羽村・小十侑・銀志・三村・佐久間・剣心・鮫島の8人。7~8人いたから一緒かな?陽成、銀志、三村とかはいたと思う。ぐるぐる回ってるからよく見えんw

 

【Without Your Love/美 少年】

「Where My Heart Belongs」のコーダでステージ中央からクリアなBOX風セットがせり上がり。中には客席にお手振りするブルージャケのちびっ子たち。その周りをローラーで滑るハイハイ。そしてクリアBOXに宇宙柄の布を被せて優斗が布を取ると美 少年に入れ替わってるマジック的演出。

 

美はいつものと一緒?JUMPお下がりの青ラメギンギラジャケットとベスト姿でBOXから出て歌う。バックで踊るのはピンクサテンシャツに白ベストと白パンツの大東くんとか陽成たち。

「Without Your Love」はジャニアイオールスターズで玉森・藤ヶ谷/戸塚・塚田が歌った曲。つい最近もどこかでこの曲を聴いたような気がするんだけど思い出せない…。

曲中にBOX風セットがせり下がるとライオンとユニコーンの像もはけて、曲終りに一旦暗転。

 

【The Shining Star/少年忍者】

キラキラと煌めくLEDパネルが左右に開き、両手を斜め下に広げ横一列に並んだ少年忍者が登場。衣装は数人ごとにデザインが違う黄色スーツでヴァサ・皇輝・北川・織山・黒田はタータンチェック入り。

カウントずれで踊り、サビでステージ前方へ移動。全員でジャンプキックするときに若さを感じるw「Shining Star」(以前はTheがついてなかったけど今回からついた)は名曲よね。特に「とにかく進むんだ 前へ前へ♪」のところが好き。

 

【Aquarius/Jr.SP】

【Let the Sunshine In/Jr.SP・少年忍者6人】

左右袖からLEDパネルが4枚スライドして、その前に紫スーツ姿で立つJr.SP4人。下手から全面が紫、ピンク、黄色、緑に光るLEDパネルの前で逆光になり最初はシルエットで踊る。(メンカラが和田くん紫・ピンク蓮音・龍黄色・浩大緑らしいので立ち位置はそんな感じだと)

「Let the Sunshine In」から忍者6人(皇輝・安嶋・檜山・長瀬・星輝・通陽?)もIN。

 

【Over the rainbow/7 MEN 侍】

サイド下手側3階琳寧、2階本髙、1階今野、上手側3階嶺亜、2階大光、1階矢花で黒衣装の侍がバンド。ステージの上には「Let the Sunshine In」から登場した少年忍者6人がそのまま踊りコーダではける。

ここまでのグループ紹介的なコーナーはジャニワ・ジャニアイでおなじみの曲ばかり。でも「ダッタン人の踊り」はカット。あの独特なメロディが世界観に合ってて結構好きだったのにな~。

 

【NOT ENOUGH】

「Over the rainbow」のコーダでメインステを隠すゴールドのカーテンが設置。

その下から優斗が登場し「1-2-3-もの足りない この時代に期待のFRANTIC SHOW♪」と歌い出す。ピンスポの下、赤サテンスーツ+白ベスト+白手袋でノイナを歌い始める優斗のカッコよさったら。次に大昇が出てきて「5-6-7-アゲ足りない 飛び上がって歌って RISE AND GROW♪」

ハイハイ4人は下手から登場して瑞稀が「思い焦がれても♪」はしもっちゃんが 「何も見当たらない♪」美は上手から登場し「ダメ ダメ 余計なSTORY♪」は龍我で「カラ カラ カラ 語り継げる♪」は金指くん。

「まだまだそれじゃ足りないとても♪」はピンスポの下で向き合いながら歌う優斗と大昇。

 

ステージにハイ美とJr.SP、階段にちびっ子たち。階段の後ろにはLGTEのライオンとユニコーンの像。侍は「Over the rainbow」のままサイドマンション。

さらに管楽器を演奏するちびっ子もサイドに追加。間奏になるとオケピからわらわらっと赤スーツに赤シャツの少年忍者がステージに上がる。

 

赤サテンスーツに白手袋の作間くん、めっちゃカッコいい♡ノイナを踊る作間くん見るの…ハピアイ振り?そんな作間くんは間奏後に猪狩くんが英語で煽るときは和田くんと指差し合いながら静止。にやにやしたりはせずにじっと和田くんを見つめる作間くん…和田くん羨ましいw

動き出すと猪狩くんと目を合わせてニコニコ微笑むのもかわいい。

 

いつもの「LADIES AND GENTLEMAN LET ME HEAR YOU SAY!」のところは猪狩くん。「EveryBody Clap your hands~OK?」みたいなことを言っていたような。そのあとにふたりがアクロバットしてたけど蓮音と龍かな。

他のキャストが静止する中央で優斗が「まだまだそれじゃ足りないとても♪」を歌い大サビへ。

2012年から(歌わない年もあったけど)見てきたノイナの1列目にハイ美とか感慨深いものがあったなぁ。

 

【Let's Go To Tokyo/大東ピアノ弾き語り】

センターでピンクジャケット姿の大東くんがLGTTのサビをピアノで弾き語り。他のキャストは前回のジャニアイと同じくパッと一斉にセンターを向いてからスッスッと美しくはける。

上手から黒タキシード姿の大昇が登場して「きみ、大東くんだよね?良い曲弾いてるね」と話し掛ける。

大昇「Let's Go To Tokyoを作ったチャールズ・ストラウスは君たちが未来を作る場所は東京だと言った。」

このセリフ、オールスターズではとっつーが「君たちが輝く場所はアメリカではない。それは東京だと」「世界中の若者たちが目指す日本、その中心は東京」と続いてたけどそれは言い過ぎだと今でも思うw

 

後ろのスクリーンにはぽっかり浮かぶ大きな月。サブセン通路側の席からだとライオンとユニコーンの像が月に被っててなんか幻想的だった。

ここで「ご挨拶が遅れました。新年あけましておめでとうございます」と大昇が自己紹介して一礼。

今年も帝劇でジャニーズアイランドを上演出来ることは幸せなことだと思います。と続けると大東くんが話し掛ける。

大東「ねぇ、僕たちがこれから暮らすのはどんな世界なんだろう?」

いきなり難しいこと聞くね?と驚きながらも大東くんに「聞きたい?」と返す大昇。「聞きたい!」と元気よく答える大東くんに「君たちに教えてあげるよ」と微笑む。

大昇「僕たちが成すべきことを。NEW WORLDを一緒に創っていこう。」

 

【Four Seasons】

大昇が手を前に伸ばすとオケピに大東くんが移動して後ろの紗幕が下りる。

オケピからは赤ジャケ黒ベストの瑞稀、黄色ジャケの嶺亜、オレンジジャケの那須くん、水色ジャケの皇輝くん、緑ジャケの和田くんの5人が登場して「1年は12ヶ月~♪」の「Four Seasons」

 

いつもと違うのは歌ったあとに4つのLEDパネル前に設置された横向き階段の上で4人がセリフ。

那須「春は出会いの季節。新たな生命が芽吹くとき。」

皇輝「夏はエネルギーに満ちた季節。降り注ぐ太陽に心躍らせる。」

和田「秋は芸術と文化の季節。色づく木々を眺め想いを馳せる。」

嶺亜「冬は寒さと雪の季節。人々は身体を休めぬくもりを知る。」

セリフのあとにポーズを決めるとそれがシルエットとなりスクリーンに映し出される。

下手の大東くんが「四季をめぐる旅に出るんだね」と楽しそうに聞くと「ああ」と答える上手の瑞稀。

瑞稀「12ヶ月を辿ってこの星を学ぼう。」

 

4分割されていた階段が中央に集まると6人全員が階段の上に集まる。ステージと階段を移動しながらステップを踏みつつダンス。

EDMVer.にアレンジされた「Four Seasons」を歌いながら踊る足元はLEDで底が光るスニーカー。2017年のはっしーサマパラでも底が光るスニーカーで踊ってたなぁ。懐かしい。

 

【1月/太古の太鼓】

センターに扇子を2枚手にした優斗。衣装は黒とシルバーのカウコンで着ていた新衣装。

春夏秋冬を表現した映像をバックに曲に合わせながら扇子投げ&キャッチ。SHOCKだと二人一組でやってるから一人扇子投げが新鮮w

いつもの「カンカンカン♪」と舞台の幕開けを知らせる拍子木の音とJr.マンションの枠が赤く光る映像。

優斗「1月、1年の始まり。人々は盛大に沸き華やかに今年も幕が開く。」

 

幕がばっさーと取れるとJr.マンションお目見え。各部屋には白着物に赤羽織で小太鼓を叩くキャスト。

マンションの2階センターは大昇。下手側に金指くん、上手側に那須くん。3階センターは藤井くん、下手側に浮所くん、上手側に龍我。1階センターは碧・瑛朝・末永の推され3人。そのマンションの前で優斗が優雅にソロでローラーを滑り「太古の太鼓」を歌い始める。

Bメロで下手から猪狩・上手から瑞稀がローラーで登場して、はしさくは太鼓を叩きつつせり上がり。サビはハイハイ5人で太鼓を叩きながら。下手から作間・瑞稀・優斗・猪狩・橋本の並び。新衣装はシルバーのチェーンがたくさんついていて優斗と作間くん以外の3人の首には黒いチョーカー。

 

【2月/INSTINCT/HiHi Jets新曲】

一旦照明が暗くなると、曲前にはしもっちゃんが「2月は節分。穢れを祓い幸せを願う月」とセリフ。ハイハイは横並びだったローラー付き太鼓を移動。いがさくはお互いの太鼓を投げ合って交換。

うっすら照明が当たっているJr.マンションの中では赤羽織を脱いで白着物になるJr.たち。

太鼓を叩きながらレーザー光線の下で瑞稀が歌い出す「INSTINCT」はハイハイの新曲!

Bメロ前にははしもっちゃんが妖艶に「この指止まれ♪」と歌い、猪狩くんがラップで作間→瑞稀→優斗。サビは「Put your hands up♪」「シャカブンブン♪」みたいな感じwメロディはハードでカッコいい系。

 

レーザー光線をバシバシ浴びつつローラーで回転しつつ太鼓を激しく叩くハイハイ。

間奏では侍から渡された金色の般若面をつけ前方へ移動して、面を外してからローラーでダンス。SHOCKのラダーシーンみたいなスモークとレーザー光線を合わせた演出が雰囲気に合ってる。

ハイハイが踊る後ろでは皇輝くんや北川くんたちが変わりに太鼓を叩き、最後に再びハイハイが太鼓。円に並べた5連太鼓の周りをくるくる滑りながら叩く姿は数年前のサマステを思い出すな~。最後はバチを横に持った腕を前に伸ばす。

 

【3月/桜舞い散る/Sing it/美 少年新曲】

階段上にピンクの番傘にピンクベスト、白シャツピンクネクタイ姿の瑛朝くん、碧くん、末永くんの3人。

オールスターの中盤からラウールとかが歌い出したんだっけな?あの「桜~舞い散る~♪」を歌う。この曲、ずっとタイトルが不明でこの前のevery.でやっと判明。レポ書きとしてはとってもスッキリ。

ステージの左右には下手から和田・龍・蓮音・浩大の並びでJr.SP。

衣装は2015年のジャニワでえびが着ていたメンカラパイピングの黒スーツ。

蓮音「桜の花の美しさは散りゆくことにある。」

龍「ただ散るのではなく新しい息吹を求めて空に舞い乱れる。」

浩大「それは始まりのとき。だからこそ桜の舞い散る様は美しい。」

和田「あらゆるものが一斉に動き出す3月。何かが終わり何かが始まり次への一歩を踏み出すとき。」

 

ちび3人が座っている階段真後ろの大せり上階段の上にはピンクとシルバー衣装の美。せりがぐぐっと上がって下の階段と繋がるのですごい高さに。見てるこっちが怖いw

ちびっ子3人とJr.SPがはけ「Sing it」を歌い出すと階段上部からピンクの布が落下して階段を覆い尽くす。ピンクの布がオケピに回収されると階段を下りてくる美。

Bメロで大せりが下がり前方の階段と平行になり舞台後方へはけるとバックにちびっ子たちが登場。瑛朝くん、碧くん、末永くんの3人はさっきと同じピンクベストで他は緑のシャツに白ベスト。

 

可愛くてポップな曲でサビの歌詞は「世界は愛に溢れてる この出会い高め合い♪」みたいな。舞台後方から照らしているライトもLEDに映し出される映像もピンクでかわいい。

間奏で赤のラメ入り幕が降下しステージの半分を隠すと連なったシルバー風船を手にしたちびっ子IN。Overtureで使ったのと一緒?布が巻かれてた風船に持ち手をつけた凧の様な物を手に動きまわるw

大サビ前には「Singing Singing♪」と歌いながらみんなでダンス。「Dancing Dancing♪」で腰を左右に動かして隣の子と当て合うような振付けも好き。春らしい良曲!

 

【4月/タイタニック/My Heart Will Go On】

うっすらと暗転すると聞こえてくる波の音と「ポー」という汽笛の音。紗幕が下りるとステージ下手袖からゆっくり現れたいつもの小さい船wこの船、皆勤賞では?w

「My Heart Will Go On」のインストで上手に黒タキシードの優斗が登場し振り返る。

優斗「地球の歴史、それは悲惨なる災害の歴史と言ってもいいでしょう。」

災害を招いたのは人間の冒険心と、陸だけではなく海や空の支配者にもなろうとした欲望。

優斗「約100年前の4月14日歴史上最悪の海難事故が起きた。」

 

航海するタイタニック号の空撮が映る紗幕奥には今回の目玉「SWING SHIP」その上に選抜メンバー。

「My Heart Will Go On」を歌うのは下手サイド3階の北川くんと上手サイド3階のヴァサ。ふたりとも赤のジャケット姿で距離が離れているのにとっても綺麗にハモってた。

上手サイド2階に一等室客の上流階級役の織山・檜山・平塚。紗幕奥に楽器隊もいたけどよく見えず。

檜山「いやぁ、優雅なものですな。」

織山「北大西洋の快適な旅を楽しみましょう。」

 

ステージ下手からはお兄ちゃん役の金指くんと弟役の小十侑くん。お金持ちはNYに着くまで毎日パーティーをしていると知り、小十侑くんが一等室に入ってみようと誘う。しかし「俺たち地下の船室の人間は入れないんだ」と言う金指くんの言葉を聞き悲しそうな表情に。

小十侑くんを元気づけようと「NYに着いたらもっと良い所に連れてってやるから!」と約束する金指くん。その時、タイタニック号は氷山と激突し船員役の黒田くんが「緊急事態だ!」と走り込んでくる。船員役で青木くんも登場し金指くんたちふたりに避難を呼びかける。

 

紗幕が上がり、座礁して沈没し始める船の中を表現するのは噂の滝沢考案「SWING SHIP」上に数本の手すりがついた半円形のSWING SHIPは全長6m・傾斜角度50度らしい。

琳寧のブログの写真を見ると琳寧・蓮音・龍・安嶋・星輝・通陽・豊田・湧・深田・内村の10人かな?琳寧・蓮音・龍・安嶋・星輝・通陽がアクロバット、下でSWING SHIPを動かすのが豊田・湧・深田・内村。白衣装でシーソーの様に左右に大きく動いて斜めになった甲板を滑り降りたりアクロしたり。

 

組体操みたいになってポーズを決めたあとは半回転して揺れるSWING SHIPからアクロで飛び込み。飛び込んだ瞬間にはスクリーンにも水飛沫の映像。もちろんマットはあるけど見るだけでも怖い!単調になりかけていたタイタニックに新風を巻き起こした…あれはすごいわ。しかしケガしないか心配。

最後に蓮音がバク宙で飛び降り、全員が横一列に並んで一礼。当然、客席からは盛大な拍手。

 

蓮音が飛び込むために客席側に上がっていた船首が下りると甲板の上に金指くんと小十侑くん。「俺たちはもう助からないのか…」とつぶやく金指くんに小十侑くんは「お兄ちゃん!」としがみ付く。そして紗幕奥が見えなくなると船が沈没する音と映像が紗幕に映る。

 

【5月/ヒンデンブルク号】

上手サイド2階にドイツ=ナ○スを彷彿させるカーキの軍服衣装を身にまとった嶺亜。

嶺亜「世界を征服するために必要なのは強大な武力だ。」

1937年5月6日にヒトラー政権下のドイツが所持していた大型飛行船ヒンデンブルク号墜落事故を説明。フランクフルトからNYを目指していたが着陸の際に爆発炎上し35人の命が失われた。

 

下手からはリポーター役の大光が登場し「ヒンデンブルク号が今、着陸準備に入りました」と伝える。

大光「地上にはこの偉業を見ようと多くのNY市民たちが待ち受けています!」

上手からは本髙くんが登場し「また雨が降ってきました…」と伝え始めるとヒンデンブルク号が爆発炎上。下手に今野・上手に矢花が登場し激しくギターをかき鳴らすふたり。

大光「墜落です!大惨事です!」

さらにリポーター役で琳寧も登場し「そして機体の一部が地面に激突しました!」と叫ぶ。誰も助けに行くことが出来ず混乱する現場を表現するのはギターの音と赤い照明とスモーク。

最後は本髙くんが「すみません、建物の中に入ります。これを見なくて済む所に…」と言いはける。

 

センター奥から嶺亜が登場し「これが我々の運命だと言うのか!」と叫びピストルで自決。

ちなみにユメアイのときはさなぴーが「総統閣下!これが我が帝国の運命だというのですか!」その後に「我がドイツは…!」と叫びながらピストルで自決。…久々にさなぴーって書いたわw

 

【6月/ジューンブライド/愛の賛歌】

下手サイドから白タキシードの大昇。肩から垂れる白いレースマントはベールをイメージ?

大昇「悲しみの中でも人々は強く生きてきた。他に目を向けれは幸せで美しいものもある。」

ステージセンターには両サイドから伸びた赤のドレープで体を隠している瑞稀。

瑞稀「6月はジューンブライド。6月に結婚すると幸せになれると伝えられてきました。」

パッと赤ドレープを外すと黒タキシードにゴールドベスト姿の瑞稀が優雅にローラーで滑る。

 

下手で大昇が歌い始める曲は前回の「愛燦燦」から「愛の賛歌」に。個人的にはこの曲の方がいい。歌いながら大昇がセンターに移動すると下手で瑞稀がターン。そして天井から2本のティシューが降下。

ステージの後ろにも白いドレープカーテンが降下し、2本のティシューを掴み前方へ滑る瑞稀。下手側→上手側とティシューを掴んで滑ったあとに上手側のティシューで軽く浮き上がる。

センターでは立ち膝になり胸の前で手を組み、祈りを捧げるように歌う大昇。コーダのアカペラで瑞稀は背中を向け静止し、最後に大昇の後ろに立ち手を伸ばす。

 

6月がジューンブライドだったの2015-2016ジャニワ以来?(すの4人とGロケのアクロバット花嫁w)大昇と瑞稀の結婚式みたいで最後は「Congratulations!」とお祝いしたくなったw

 

【7月/第二次世界大戦・学徒動員・ライフルキャッチ】

上手サイド1階に本を手にした優斗。優斗の隣と上にもちびっ子たち。

優斗「人が作り出した愚かな歴史。それが戦争です。」

第二次世界大戦、東京大空襲。その中で最も悲惨な歴史が日本で行われた。

 

爆発音と共にステージにはスモークと赤いライト。焼夷弾から逃げ惑う人たち。ステージのセンターには倒れている久保廉くん。弟役の剣心くんに「逃げろ!」と叫ぶ。

久保「逃げるんだ!これが戦争なんだ!自ら招いた戦いが故郷を焼き尽くし多くの命を奪う!」

いままでは弟役をしていた久保くんがお兄ちゃん役をやるようになるとは感慨深い。「…これが、戦争なんだ」と息絶える久保くんに「お兄ちゃん!」と叫ぶ剣心くん。

その様子を上手からずっと見つめている優斗とちびっ子たち。

 

優斗「この時代、多くの若者が自らの命を絶っていった。」

中せり中央に当時19歳の特攻隊員若松さんの役で立つ皇輝くん。皇輝くんの両隣にも特攻隊員姿の忍者6人。青木・湧・内村・安嶋・深田・檜山かな?

「母様!最後の、また最初の孝行に笑っていきます」と母親への気持ちを叫ぶ。「泣かずによくやったと仏前に団子でも供えて下さい」って言葉が自分の行末を悟っていて悲しい。

後ろのスクリーンには当時のモノクロの写真。最後はせりが下がり7人で敬礼して舞台の奥へ消える。

 

浮所くんは鹿児島・知覧特攻平和館さんの協力で当時23歳の特攻隊員穴沢さんの手紙を読む。

優斗「愛する恋人へ向けた最後のメッセージ。」

下手で手紙を読む浮所くんの後ろのスクリーンには実際の手紙も映るんだけど切なすぎて泣ける。婚約までしていた恋人の幸せを想い、自分がいなくなっても義理立てせず明るく生きるように願う言葉。

「あなたの幸せを希ふ以外に何物もない。従らに過去の小義に拘るなかれ」

「あなたは過去に生きるのではない。勇気を持って過去を忘れ、将来に新活面を見出すこと」

「あなたは今後の一時一時の現実の中に生きるのだ。穴沢は現実の世界には、もう存在しない」

 

そして最後に二度と恋人の元へ帰ることはないと理解しながらも溢れる気持ち。

「今更、何を言うかと自分でも考えるが、ちょっぴり慾を言ってみたい」「智恵子 会いたい、話したい、無性に」と伝えたところで涙を拭う浮所くん。

浮所「今後は明るく朗らかに!自分も負けずに朗らかに笑って往く。 利夫  智恵子様」

センターに移動していた浮所くんは敬礼して舞台の奥に。暗転するとプロペラ音が聞こえてくる。

「僕と変わらない年齢で…」と優斗がつぶやくと瑛朝くんが「戦争なんていやだー!」と叫ぶ。

優斗「戦争を体験した人が残した真実。僕たちは違えること無くこの先の世代に伝えていかなければ。」

 

初演ジャニワのプロデューサー復活BGMが流れてくるとオケピせり上がりではしもっちゃん。

優斗「第二次世界大戦末期、硫黄島では日本軍とアメリカ軍の大規模な戦争が行われていた。」

四つん這いのまま前を向き「この硫黄島はアメリカに渡してはならない!」とはしもっちゃんが叫ぶ。「ここで食い止めなくては!」と叫ぶ声も声が野太くて一瞬誰かと思った。

誰もが負けると分かっていたのに「御国のため」と引くに引けず悲劇が起こった。「新しい時代の若者たちには二度と悲劇を体験してほしくない!」と両手を広げると銃弾に倒れる。

 

LEDパネルが左右に開くと白学ラン衣装に赤ライフルを手にした藤井くん。その後ろには鼓笛隊の子どもたちが太鼓を叩きながら行進。

藤井「全部隊に告ぐ。これより敵地に突入する。命令に背くことは許されない!」

「その命を敵地に捨て故郷に錦を飾れ!」と後ろに整列する作間くんや猪狩くん、那須くんたちに指示。ちなみに白学ラン白ハチマキ黒ブーツ姿の作間くんは下手側から、猪狩くんは上手側から登場。

 

藤井くんが「Corps parade rest!」「Right shoulder arm!」と号令をかけいつものライフルキャッチ開始。全員(20人くらい?)が縦一列に並んで先頭の藤井くんからカウントずれでライフルを回したり。隊列を組んでクロスで踊ったり、順にライフルを投げてキャッチしたり…私には出来ないw

最後は全員が右の拳を上げ、ピアノの音で下げてはける。

 

オールスターズから始まった「いつの時代も人は戦いに明け暮れる~」の長台詞は一人残った猪狩くん。

猪狩「いつの時代も人は戦いに明け暮れる。歴史の中で戦争がなかった日など一日もない。戦争と無縁の人生が当たり前だと思っているのはこの国に住んでいる人だけだ。」

17年のオールスターズは岩本くん、17年のユメアイは安井くん、18年のキンプリアイランドが岩本くん。2019-2020のジャニアイが髙橋海人くん。

この「戦争と無縁の人生~」は叫ぶパターンが多め。あとは諭すような口調だったり。猪狩くんは自嘲するようにフッと口角を上げながら言っていたのが新鮮だった。

 

そしてコロナ禍以降初めてのジャニアイなので「ウイルス」という言葉も新たに追加。ここからが「大晦日に滝沢氏から猪狩自身が考えたメッセージを入れて欲しい」と指示された部分かな?

猪狩「俺たちだっていい加減気づかなきゃいけない。大事なものを失ってから気付くんだ。事故、災害、そしてウイルス。俺は初めて命を失う恐怖を知った。」

人の命を奪い日常を壊すのは戦争だけではない、ひとりでは見えない敵に立ち向かえない。それが分かっているのに殺し合っている場合じゃない!と叫ぶ猪狩くん。

猪狩「こうやって笑い合ってる幸せに気づかなきゃいけない。」

戦争と無縁の人生。それが当たり前とこれから生まれてくる子供たちに思わせるのが使命だと。

 

【8月/東京オリンピック/未来の祭典・コヨミグラム・球体フライング・ブレイキン】

上手から黒コート姿の優斗。ステージ奥にはオリンピックカラー5色の幕。ピンスポの下で「戦争に破れた日本人が取り組んだのが復興」と話し始める。

優斗「そしてあっという間に先進国の仲間入りを果たした。」

 

せりの上にブルースーツ姿の深田・安嶋・湧・内村の4人。

湧「復興の象徴が1964年の東京オリンピック!2021年には再びあの熱狂が戻ってきました!」

深田「57年振りに東京で開催された平和の祭典では数々のドラマが繰り広げられました。」

内村「戦争のない平和な世界になりますように。」

安嶋「僕たちが心を込めてそんな願いを叶えます!」

 

奈落からせり上がりでゴールドベスト+ゴールドパンツ姿の龍我・那須・浮所の3人。那須くんが「蘇る夢を未来へ♪」と歌い、上から降りてきたバトンを掴んで回し始める。

後ろには赤ライン入の白ベスト姿のちびっ子たちが一緒にバトンをして龍我が「未来の祭典」を歌う。「未来の祭典」は歌い出しが「Everybody Let's start upon a journey♪」って曲。

この曲も好きだけど出来れば「O.K It's so easy when you know the power of mind♪」あとの転調してからも歌ってほしかったな~。

歌った後に龍我が那須くんと浮所くんのバトンを受け取りはける。

 

次に那須くんと浮所くんのふたりが進行役となり「ピクトグラム」ならぬ「コヨミグラム」頭にピンクと白の丸い被りものをつけたちびっ子たちと小道具を使いつつ13ヶ月の暦をめぐる。

1月は「鏡もち」…って後ろのLEDに表示されるから分かるけどコヨミグラムでは分からないw白衣装のお兄さん(といってもちびっ子)が6人補助についてテンポよくコヨミグラムを作る。

2月は「鬼」で3月が「蝶々」ちびっ子のお腹部分に他の子が頭を入れて表現してるのは可愛かったw

 

4月は「桜」で5月が「鯉のぼり」鯉のぼりを表現するために寝転ぶちびっ子。その前に浮所くんがズササ!とスライディングして「かぶったね。ごめん!」とちびっ子に平謝り。

6月は「てるてる坊主」で7月が「サーフィン」8月が「線香花火」9月が「お月見」浮所くんに「那須くん!9月は何でしょう?」と聞かれ普通に「忘れたw」と照れる那須くんw

10月が「ハロウィン」で11月が「きのこ」…きのこってw他に何かあるだろw

そして最後は12月の「クリスマスツリー」を完成させると再び「未来の祭典」のコーダが流れてくる。

 

浮所「13月を探しにいく舞台なので、最後はそれを表現したいと思います!」

「未来の祭典」の「New days new world LOVE♪」に合わせてちびっ子とうきなすで宇宙のコヨミグラム。那須くんがSHOCKのムーヴみたいにちびっ子をひょいと肩の上に乗せててちょっと好きになったw

 

後ろのLEDパネルが左右に開くと球体の中に入ってる龍我が運ばれてくる。衣装は紫耀がやってたときと同じなのかな?赤のラメスーツで上下にぴょんぴょん跳ねる龍我。

龍我の球体フライングの下では深田くんがダンスしたり嶺亜と鈴木瑛朝くんがスケボー。嶺亜以外の侍4人(大光とか)もスケボーで登場してから龍我が球体の外に出てダンス。

最後に龍我のみ下手に残り、2024年のパリオリンピックに追加される新種目ブレイキンについて説明。

龍我「日本は強豪国でメダルが期待されています。頑張れ!ニッポン!」

 

龍我がはけるとステージにいつものオリンピックカラー5色の(微妙なw)Tシャツ姿のブレイキンメンバー。ピンスポの下、作間くんはセンターで両手を両脇の下に入れてポーズ。変なTシャツ着てるけどカッコいい…。

まずは作間くん、蓮音、龍、安嶋とかの数人で奥からステージ前方に向かってロン宙。ステージの上手下手に分かれてVS的にダンスしたり、北川くんがソロでセンターで踊ったり。
 

蓮音はちびっ子8人が団子状態で丸く並んでる上を下手から上手に向かって側宙で飛び越える。

作間くんは出たり入ったりを繰り返し、体操のお兄さんみたいにちびっ子たちの真ん中で全力アクロ!いつものちびっ子の四肢を掴んでぐいーんと回すときはセンター奥から見守る作間くんw見守りながらも自分自身もバンバンアクロバットしてて体力的に大変そうだな~。

最後はまたしてもバク宙で終わり、全員で集まって決めポーズ。とってもさわやかな皆さま。

 

【9月/災害・テロ/見上げてごらん夜の星を】

【10月/エンターテイメント/君にこの歌を】

9月と10月は今回もセリフと映像。紗幕が下がり「見上げてごらん夜の星を」のインスト。

白シャツ姿の那須くんが紗幕奥でコンテンポラリーダンスを踊り、紗幕前で優斗が9月について語る。

優斗「9月は悲しみの月。幾度となくこの国に襲いかかる台風。1923年の関東大震災。」

「日本は何度も自然の猛威にさらされた」と話す優斗の後ろには噴火する火山の映像。海外では9.11のアメリカ同時多発テロ。悲しみが多い中、人間の手で更なる悲しみが起こった9月。

 

下手から大昇が登場し「10月はエンターテイメントの月とも呼ばれました」と説明。

紗幕奥で那須くんが後ろを向いて両手を広げると赤カーテンが開き劇場の映像が映し出される。

1900年代初頭にブロードウェイで上演された演目は今でもエンターテイメントのルーツ。

大昇が話している後ろで那須くんが踊ると紗幕にはゆらゆらと光りながら揺れる音符の映像。コロナウイルスの影響で閉館していた劇場も昨年10月には再開し始めたブロードウェイ。

中盤からは「君にこの歌を」のインストが流れる。

 

【11月/別れ・モルダウ】

【12月/13ヵ月目へ・モルダウ】

「モルダウ」が流れてくると那須くんを見ていた優斗が客席側にくるっと振り返る。

優斗「11月、秋は別れの季節。」

大昇「色づく木々の中で人は出会い、そして別れる。」

落ち葉が舞い散る映像をバックに優斗と大昇の後ろにはそれぞれちびっ子が4人ずつ。

「地球の12ヵ月は悲しいことばっかり」「良いこともあったけど…」とふたりに話しかけるちびっ子たち。「新しい世界への手掛かりが掴めなかった」とひどいことを言う子wには「これからさ」と返す大昇。

大昇「この先の世界があるんだ。」

優斗「そこでなら君たちの新しい世界が見つかるかも知れない。」

 

紗幕が上がるとサザエさんハウス(風)と普段着風衣装のハイ美。「本当に見つかるかな?」と聞くちびっ子に大昇が「僕たちも昔、教えてもらったんだ」と。

「12ヵ月を超えたその先に行こう。新しい世界へ」と話すちびっ子たちに最初と同じ言葉をかける優斗。

優斗「あの扉を開けてごらん。その先には13ヶ月目が待っているよ。」

 

大昇と優斗以外のハイ美がサザエさんハウスに入っていく前では忍者とちびっ子がダンス。

下手で大昇が、上手で優斗がその踊る姿を見つめる。後ろのスクリーンには森林とオーロラの映像。紙吹雪がふき上がる中モルダウに合わせて激しく踊る姿がなんだかすごい。

徐々にサザエさんハウスにみんな入って行き、最後は大昇・優斗・陽成の3人が残る。優斗は陽成の肩をポンと叩き、誘うようにサザエさんハウスへ。

そして全員が入った後にお約束でドンガラガッシャーンとぺしゃんこになるサザエさんハウス。

 

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後半につづく。