とりあえず、できるといってみよう! -8ページ目

色々と

SSNを申請に行って、エージェントは30分だけでその日一日のサポート業務を終わって帰っていったわけですが、その人が、「カードは2週間かかるけど、2日後に窓口に行けば、番号だけ教えてくれる。」といったのでまた朝からSocial Security Officeにいったわけです。今回は1番。

私「すみません、番号聞きに来たんだけど」

おばちゃん「はいはい、ちょっとまってね」

・・・10秒後・・・

おばちゃん「まだPendingになってるわね。最大4週間かかるから。送られてくるのを待ちなさい。」

私「え、でも、2日後にわかるって。。」

おばちゃん「あなたのばあいはだめなの。この紙に4週間かかるって書いてあるでしょ。」

と、門前払いを受けました。

SSNがないと、ローンが組めない、車の免許を取るのが大変、証券会社のアカウントをアップデート出来ない、給料をダイレクトデポジット(いわゆる振込)できない、逆に支払いを銀行口座からダイレクトで支払えない、など、色々と不都合が生じます。特に未だにレンタカーを使っている身としては、はやくSSNと免許をクリアしないとこまるわけですが。。

そもそもこちらのシステムって謎が多くて、「クレジットカードを作るのにはクレジットカードヒストリーが必要で、クレジットカードヒストリはクレジットカードを使わないといけない」とか。ほんと意味不明。市民は若いうちから色々なほうほうでヒストリーがついていくわけですが。

まあ、やっぱりうまくいかないもんです。そんなわけで今日のアメリカでの初給料は郵便で小切手が送られてきました。ちゃんとFEDEXで日時ぴったりにきました。あまりの金額の少なさに驚愕したわけですが。。

プラスの話としては、今回のEngineering Monthly Meetingで、New memberとして呼ばれて自己紹介をしました。このブログを始めてから、2年経った所でようやくほんとうの意味でメンバーになることができました。

こっちの自己紹介って簡単。ひとり20秒くらい。チームミーティングの自己紹介なんてもっとすごくて、

"Mike, dev". "Tom, test" "Jane, PM" ... で一周しておしまい、みたいな感じ。ちょっとカルチャーショックでした。




なんかごちゃごちゃと

ようやくSSNの申請をし、小切手帳が届き、子供のPre-Schoolが決まり、徐々に生活が落ち着いて来ました。

これで明後日給料がちゃんと支払われれば問題なしだな。。

とはいえ、まだまだ色々と残っていて
・日本語の土曜学校に申し込む
・SSNの番号を聞きに行く
・SSNのカードを受け取る
・免許を取りに行く(2回)
・証券口座から銀行口座にお金を移す
・車を買いに行く
・船便を受け取る
・Primary Care Doctorを決め、子供に予防注射を受けさせる

とまあ、ざっとあげただけでやることたくさんです。妻にやってもらうことも多いので多謝です。

仕事のほうもぼちぼち進み始めています。家族がいると夜遅くや休日を使うわけには行かないのでなかなか難しい。


色々書きたいこともあるんだけど、だいたいその場でtwitterで書いちゃうからblogに残らないんだよな。


一週間過ぎて

仕事は環境セットアップしたくらいでぜんぜん進んでない。。プレッシャーだけがどんどん積まれていく。。(って、ブログ書く前に仕事しろ、と。)

土曜は朝からBestBuy(家電)でプリンタ、無線LAN、カーナビなどを購入。Target(アメリカ版ダイクマ)でその他もろもろを購入。こちらのナビは、GPSと呼びます。まさに地図機能がついたGPSってかんじ。日本だと「この先マクドナルドのある交差点を斜め右です」とかいってくれるけど、こっちは「.3miles turn left」とぶっきらぼうにいうだけです。それでも新しいのを買ったら、レンタカーについているものよりは高性能になりました。

そのあとIKEAにいければと思っていたが、やはりそれは無理筋というもので、力尽きて家に帰り公園へ。でも子供二人とも寝てしまい、機嫌が悪くてすぐに終了。ちょっと寒くなってきたし。Bellevueは子供が食べられて、そこそこおいしくて、なおかつすいているところを探すのが大変。結局へんな日本食ヒュージョンなレストランで鳥かつをたべた。なかなかうまかったけど子供がぜんぜん食べなくてげんなり。

日曜は朝ホテルをチェックアウトし、本格的にアパートに引越し。といってもスーツケースを2つ移動させただけで、そそくさと空港のレンタカー屋へ。ドライバーライセンスはもう少しかかりそうだし、金で解決すればいいやということでもう1ヶ月借りることに。それに際して、もう少し小さい車に借り換え。ほんとは近くで借り換えできたんだけど、土曜日に買い物したかったので空港まで来たのだ。(地域のレンタカー屋は日曜閉まっているところが多い。なぜだ。。) ダッヂというセダンに。すんごく運転しやすい。やっぱりあれは大きすぎたか。。

その後IKEAで家具類を買い物。色々注意力散漫になっていて、会計のときに買うはずのランプをおいてきてしまった。レシートみたらそもそも会計されてないからいいけど。。こっちのIKEA、日本よりさらにでかい組み立て家具が売られているが、まあ、全員が全員ピックアップトラックをもっているわけでもないので、配送サービスも存在します。49ドルで何個でも。3時までに頼めばその日のうちに届けてくれる。アメリカで配送というとだいたいNext Business Dayとか Next 2 Business Dayとか必ずビジネスデイ計算になるので、休日に当日運んでくれるとかかなり助かります。

運送屋さんはダンボールが少々ぶつかろうと平気なのでこちらのダンボールはぼろぼろ。そこを気にしてたらたぶんこっちで生活できない。

ひとつ組み立ててみたけど、位置あわせとかを自分でやらないといけない部分が多くて結構大変。つくりが甘いものも多いし。。でも、こっちの家具って大体オールドファッションで、シンプルで安いものってIKEAくらいしかないからなあ。

日本の免許証がどっかにいってしまって見つからなかったり(結局出てきた)、シャワーのお湯が突然ぬるくなったり、駐車場の天井の張替えをするから車をどけろと突然いわれてよくわからない状況になったり、長男がストレスからかぜんぜん言うことを聞かなかったり、ともかく色々起こります。

子供は2人ともまたまた昼間に長時間昼寝してしまったのと、引っ越して家が広くなって大興奮で寝付かず。。そして私は船便がくるまでは床に掛け布団をシュラフがわりに寝る必要が。でも、眠すぎて寝心地は関係なく熟睡です。

多分今が一番きつい時期だと信じて。あとで「あの時は大変だったね」と振り返れると思って。

さて、今週は仕事中心でがんばる!

Takka in Seattle 3日目~5日目

3日目からは僕は仕事です。

出社初日というのにしょっぱな大寝坊をしてしまいました。。体力的にこのあたりが限界だったんだと思う。

子供を妻に任せ、バスでオフィスへ。とりあえず今週はPCのセットアップをしないといけないので仕事はまだまだ助走期間という感じ。来週あたり、「で、どこまで進んだ?」とか聞かれるような気がする(汗)

4日目の午前中にcomcastが来てテレビとインターネットを開通させて行きました。10時から12時の間にくる、と言っていたので待っていたら、11時45分に来ました。もはや腹は立ちませんが、11時半にcomcastのエージェントに留守電入れて、その後にエンジニアが来て、そのエージェントから返事がないところを見ると、おそらく慌てて派遣したのではなかろうか。

今日は5日目の夕方。そろそろ帰ります。明日終わればまた大忙しの週末だ。。

Takka in Seattle 2日目

二日目は朝から買い物に行こうと思ったら長男が吐いてしまい、寝かすことに。子供は時差ボケに順応できずに吐いたりしちゃうみたいです。

一人でTargetというディスカウントストア(でっかいダイクマみたいな感じ)と、ベストバイという家電屋さんで、TV、掃除機、妻の分のprepaid携帯、その他もろもろを購入。

午後には子供も元気になって、一緒に買物。鼎泰豊で夕飯を。小籠包で有名な店ですが、一番気に入ったのはピリ辛ワンタン。価格もリーズナブルですばらしい店。家から歩けるところにあるので頻繁に行こうと思います。

そんなこんなであっという間に過ぎた2日目。

Takka in Seattle 1日目

とうとうこの日がやって来ました。2011年10月2日、家族と一緒にDelta航空に乗って、シアトルへ飛び立ちました。

飛行機は、親会社が使っている旅行代理店がちゃんとリクエストしていなかったため、あやうくスクリーン前とれなくなりそうでしたが、直前になんとかスクリーン前を確保できました。次男はまだ1歳なので4列席(UAより小さい飛行機)の3つに座り、隣がおそらくデルタの配慮で空いてたのですが、出発間際、後ろから中国人がやってきてそこに座る。。まあ、もちろん彼も真ん中の席なんだろうし非難する余地はありませんが、もう少し気を使ってくれてもいいだろうと思うのですが。。

普段あまり泣かない子ですが、やはり飛行機では寝られないようで。途中なんとか2人とも寝ましたが、結局大人2人はほぼ一睡もせず。。特に抱っこ紐でだっこしていた妻が大変でした。

過去にマウイで車幅の感覚がわからずぶつけたトラウマがあるので緊張しながらもレンタカーを運転。今回は荷物が多いためPathfinderという日産のでかいSUVにしました。大型トランク2つのせても余裕。すばらしい。。でも、やっぱりでかすぎる。

初日は宇和島屋ベルビュー店で軽く買い物、アパートメントで鍵を受け取り、部屋をチェックしたあとホテルへ。なぜかアメリカ到着後BlackBerryが壊れており、ホテルが新しくてカーナビに載ってなかったためどのホテルか確証がなく、結局スタバのWifiでPCをネットにつなげてようやくホテルを見つけました。

ホテルについたら我々はボロボロに疲れきっていていつでも寝られる状態でしたが、子供たちは時差ボケ全開で全く寝ず、さらに妻が体調を崩し、深夜になってようやく就寝。。翌日から会社に行こうと思っていましたがそれは諦め、月曜も休むことに。

まあ、なんとかつきましたよ、シアトル。

今北産業

さてさて、只今Home Finding Tripの最終日、日本食レストランでがっつりたべて、すっかりリラックスです。来週は引越しの最終段階、来週末に家族と一緒にシアトルにやってきます。私は自分のBlogやTweetを読み返すことがよくあるのですが、みんなはそうではないのかな?記録するからにはあとで見られるのがメリットだと思うんだけど。

で、このブログも2年も続いて、おそらく最初から読み返してくれる人はいないと思うのでまとめてみます。外資系ITで本社でデベロッパーに転向したいという人がいたら見てみてください。(十人十色だろうから多分参考にならないだろうけど。。)

ことの始まりは、2009年の秋。突然Pre-Sales SEから開発になるチャンスが巡って来ました。
とりあえず、できるといってみよう!とりあえず、できるといってみよう!(2)

2010年の1月から3月の間、シアトルにわたってプログラムの勉強をしながら開発者になるべく修行をしました。

その間、オフィスの座席を紹介したり(1カフェ )、

優れたエンジニアに出会ったり(これ とかこれ とか)、

日本とアメリカの違いや自分の職業観を語ったり( 、 78 )してました。

日本に帰ったあとその年は開発作業をしていたのですが、色々と難しい面もあり、今後について迷っていた所 、会社が買収され、2011年1月に行った本社のキックオフで、またまたひょんなことからアメリカで働いたら?ということになり(ワンツースリー )、1年ぶりの「とりあえず、できるといってみよう!」でアメリカで働くことにしました。今回の職種は、2008年にインターンシップでお世話になったテストエンジニアです。

その後、終わってみればビザが下りてアメリカにくるまで8ヶ月もかかりました。。ま、そこはつまらないのでリンク貼りませんが。。

と、よくわからないまま姿勢だけは前向きに進んでいたらいつのまにかアメリカ引越しまで来てしまった不思議なブログです。一応これがゴールになるんでしょうか?よくわかりませんが、今後は本社で一人前のエンジニアと認めてもらうべく頑張ります。

そんなかんじー

お家が決まる

と、いうわけで(どういうわけで?)、家を決めましたー。

昨日は朝シアトルに到着し、オフィスに顔を出してPCをカチャカチャして力尽きました。

今日はこの旅のハイライト、銀行口座開設とアパートメント探し。日本ではアパートとマンションがあり、木造と鉄筋の違いなのか集合ポストと個別ポストの違いなのかわかりませんが2つありますが(詳しくはこちら)  、こちらでは集合住宅のことはAppartmentと呼びます。やっぱり一戸建てを借家にするよりは、色々と面倒が少なさそうなので海外初心者にはよいかな、と。

銀行口座は特に問題なく完了。多めに現金を持って行って正解でした。あとでさっそく使ったので。その場でtemporaryの小切手帳をもらえるのですが、この小切手は受け取ってもらえないところも多いらしいです。今回はどこもOKで助かりました。

アパートは事前に幾つか候補を上げてもらっていて、当日空きがあった3箇所を回りました。

1つめはBellevueの中心地からほんの数ブロック、3階建てのたてものが8棟くらいならんでいる集合住宅です。3つあいていて全部北側なのが残念でしたが、全体的にレベルは高め。家賃もこんかいの3箇所のなかで一番お高め。今回円高&いくらか家賃補助がでているので大丈夫ですが、これで1ドル120円とかだったら無理かも、な、お値段。

2つめは少し北に行った所、タウンハウス(2階建てになってる)か2Fかで、エレベータがないのがなあ、と。。あと、google先生によるとバス停が遠目。

3つめは更に北に行った所で、ダウンタウンからは遠いのですが、google先生によるとバス停が一番近く、通勤時間は一番短いはず。でも、高速の近くでずっと音が聞こえるのが残念。家賃は安かったのですが。。

全体的にどこも内装は綺麗でした。ガスコンロのところはなくて残念。1つめはIH、2,3はカタツムリ。

で、最終的に1つめを選択しました。引越ししてしばらく家族は孤独だと思うし、歩いて市街に出られれば何かと助かるかな、と。1250平方ヤードとのことで、ざっくり125平米くらいで2LDK。関係ないけど、この平米ってアメリカっぽいのに、アメリカ人はヤードって変な感じ。

広告の写真はこんな感じ。夏はよさそう。これから雨の日々だからなあ。。

US IT企業の開発者になろう!-外観


間取りはこちら。
US IT企業の開発者になろう!-間取り





アメリカ(ワシントン州)では敷金が200-250ドル、礼金が200-250ドル、登録費用が大人一人に30-50ドルっていうところが多いみたいです。結局1ヶ月分の家賃と敷金礼金と登録費用の3枚の小切手を早速切りました。hundredをhandredと書いていたことにあとから気づきました。字が汚いと思ってもらえるといいのですが。。

ひとまず最大のタスクが終わって一安心。土曜日に一回帰って10月2日にまたきます。これで10月に来てホームレスになることはなさそうです。

さて、住所が決まったのでいろいろやらないと。。



最終段階

先日猛暑のなかビザの面接が終了しました。

飛行機にのるのと一緒なので液体などは全部捨てて行かないと、とビビって行く途中で色々捨ててしまいましたが、たんに預けてまた持って帰れる感じだったのでちょっと田舎もんみたいで恥ずかしい。

私への質問は

「名前は?」
「職業は?」
「会社名は?」
「何年働いている?」

の4つ。

妻への質問は

「名前は?」

の1つだけでした。

その後無事郵送でビザが届き、一安心。現在最後の準備中。最後になって、予防接種やらホテルの手配やらチケットの購入方法やらで色々とあり気が抜けませんが、なんとか10月2日のフライトでアメリカに行けそうです。

ヌバヌバの親会社は国際的な大企業でそういうのには慣れているのかとおもいきや、レイヤーが深くてスピードが遅いだけ、というケースが多々有り大変でした。こんなことならヌバヌバのままのほうが早かったと思いますが、私がアメリカに行けるのは、親会社様ががっつり投資をしてくれてヘッドカウントに余裕ができたから、という側面が大きいので、あまり文句は言えません。

それにしても人一人(と家族)が転勤するって金がかかる。会社が払う分と私が払う分を合わせれば、今回のrelocationにかかるお金ってわたしの年収は軽く超えるんではなかろうか?と思います。その中でも自腹の車購入が大きいわけですが。。私が行ってる間に中古市場暴落とかしてないといいけど。


そんな感じであと1ヶ月です。妻ともども、まったくそんな実感ないです。。

アメリカで日本の本を買うことを考える

以前のエントリ で日本でUS Amazonを利用して本を買った場合の料金に触れました。

18 to 32 business days(船ですねー): 
配送あたり5ドル 追加1アイテムあたり4ドル
8 to 16 business days(EMS?):      配送あたり10ドル 追加1アイテムあたり4ドル
3 to 5 business days(最速の飛行機): 配送あたり20ドル 追加1アイテムあたり7ドル

今見たら、こんな感じになってました。

18 to 32 business days(船ですねー): 
配送あたり2.99ドル 追加1アイテムあたり2.49ドル
8 to 16 business days(EMS?):      配送あたり8.99ドル 追加1アイテムあたり1.99ドル
3 to 5 business days(最速の飛行機): 配送あたり11.99ドル 追加1アイテムあたり3.99ドル

うわ、めっちゃ安くなってる。。しかも最近の強烈な円高で、洋書購入者には天国ですね。

さてさて、これからアメリカに行くということは、逆のパターンを考える必要があります。
つまり、アメリカで日本の本を買う、ということです。

シアトルの場合、宇和島屋の紀伊国屋にはかなり豊富に本が揃っています。特に、漫画の品揃えは日本の小さな本屋ではかなわないほどです。レートはだいたい100円 = 1.5ドルくらいかな?今は円高なのでもっと高くなってるかもな。。
600円の単行本が10ドル、とか言われちゃうと、さすがにちょっとへこみますね。。

宇和島屋は普通の本はそこまでではないので、そういうのは買えません。
今回は、アメリカから日本のAmazonで本を買うことを考えて調べてみました。

国際エクスプレス便のみ。(Webで船便の記述を見たけど、今はないのかも?)
配送あたり 2700円 追加1アイテムあたり 300円

うーん、、高い。すでに日本には洋書という市場があって、それに混載すればいいアメリカ→日本と違い、
イレギュラーケースとなる日本→アメリカはやっぱり高いみたいです。

と、思ったら先人たちがちゃんとまとめてくれていました。

アメリカでの日本の書籍などの入手法

紀伊国屋で取り寄せもできるみたいです。なににせよ、やっぱりお金は掛かりそうですねえ。さっさと洋書でスラスラ読めるようにならないと辛いのかも。