とりあえず、できるといってみよう! -14ページ目

twitterについていけない私。そういえば、オンラインRPCもだめだった。

現実の交友関係もさほど広くなく、マイミク数も50程度で頭打ちになった私にとって、twitterはついていけてないツールの一つです。

followingとfollowerがそれぞれ10人程度、あまり頻繁にtweatする人は邪魔くさいのでfollowをやめてしまうという始末。。

活用している人を見てみると、一方的につぶやきを平民に聞かせている超有名人や企業物は別として、twitterが社会性を持ったコミュニケーションツールとして利用されているのがよくわかります。tweatの仕方も、つぶやくというよりはほとんど誰かに対するメッセージを送りあう、つまりは会話をしているのがほとんど。そしてその会話は数十人のコミュニティーの中で共有されている。

Aさんだけを知っていて、AさんをFollowしていても、tweatされるのはAさんとBさんCさんとの間の会話だったりするので、ある程度交友関係に重なりが大きい同士じゃないとFollowが成り立たない、という状況が起きている気がします。

つまり、Twitterは「つぶやきをだれかに聞いてもらうツール」ではなく、「1:1のつながりのためのツール」でもなく、あくまで、ある既存の集団が同報通信を加速するためのツールなのではないでしょうか。

そう考えると、実はパソコン通信の掲示板に近い気もします。インターネット技術の進歩によってリアルタイム性や生活への透過性が上がっていますが、やってることは同じですね。twitterはオープンだ、という意見には両面あって、掲示板という投稿の対象が無い以上、うざいやつはみんなでfollow対象から外してしまえば、その社会から抹殺される(もはや発言が許されないのと同じ)という側面にも留意する必要があると思います。

村八分が大好きな日本人の国民性から考えるに、そのうち、「twitter投稿のマナー」とかできて、それを守れないと一切followされない(=コミュニティーから排除される)なんてことが起こるのかもしれません。

Amazon vs アマゾン

今日はカレーを作りました。アメリカで入手しやすいゴールデンカレーではなく、宇和島屋で買ってきたジャワカレーの中辛!子供のころからこれを食べて育ってきただけに、感動の一品です。豚バラ、玉ねぎ、にんじん、ジャガイモ、マッシュルームでいざ調理。


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うめーー。あー、この味だよ。 こっちに来て食べたもの(自炊と外食)の中でも、トップレベルにうまいです。福神漬が、とか欲求に際限はありませんが、ほんとにこれはうまいです。

さて、幸いなことにシアトルには宇和島屋があるために日本の食材は入手可能ですが、こちらで車のない生活をしていると、食品以外はとても入手に困ります。(宇和島屋でも毎回パーキングのチケットは?とか聞かれるので、米とビールを徒歩で買いに来るやつはいないんでしょうけど)

ダウンタウンにあるデパート(日本でいうと三越みたいなかんじ)で買うと高くつくし、IT系の品ぞろえは皆無だし。(アメリカでダウンタウンに最先端のPCショップがあるのって、私が見たことあるのはサンフランだけですね。って、そんなに海外詳しくないですけど。)

今日は奥さんから「カップケーキの型を買ってきて!」と言われて、ダウンタウンを回ったら買えず、アメリカのアマゾンをみたら日本のアマゾンの半額だったので買ってみました。プライム(日本でいうお急ぎ便)の1カ月お試しをつかって。なんかクレジットカードの決済が通らなくて(最初billing addressがホテルのアドレスになっていたからだと思われる)、ちゃんと届くかはわかりませんが。。

日本のお急ぎ便は、年間40ドル弱(わかりやすくするためにドルで。)で、送料無料、翌日到着。最速だとその日の朝に注文して夕方に届きます。(これは首都圏だけかな?)

アメリカのお急ぎ便は、年間70ドルくらいで、よくわからないけどおおむね送料無料みたい。さすがに国土が広いためか、標準翌々日到着で、翌日配送は追加料金3.99ドルがかかるとのこと。

なおかつこんな表記もあります。

Not all of the items listed on our site are available immediately, so selecting One-Day or Two-Day Shipping does not necessarily mean your order will arrive in one or two days. There is no weekend pickup or delivery for One-Day Shipping. Also, when you select One-Day or Two-Day Shipping, we may use air or ground shipping as necessary to get your items to you within the promised time frame.

日本も同じような記述はあるでしょうが、確実性は圧倒的に日本Winですね。

こちらで買う場合、持って帰るのが大変なのと、ただでさえ重いスーツケースがさらに重くなる(&追加料金とられる)のでそんなにたくさん買えませんが、洋書を買うにはチャンスです。

さて、お急ぎ便の比較はこの辺にして、いざ日本で洋書を買うことを考えてみます。

昔は洋書は1ドル200円くらいで計算されていましたが、今はぐっとレートがよくなって120-130円くらいになった感覚です。さらに(日本の)アマゾンだと洋書の在庫があることも!すごい時代です。

実は日本と違ってアメリカは書籍のカルテル(値段固定)が無いので、それもともなってレートがよくなったように見えるだけの本もあります。また、いまだになっとくできないアップリフトの本もあります。

実は、アメリカのAmazonで買うという選択肢もあるのでは?とちょっと思い始めました。動画サイトの「国外からはアクセスさせません!」みたいな時代錯誤な状況とはちがい、なんと、Amazonはアマゾンがあるにも関わらず、日本への配送がOKです。(ちなみに、Primeの話はここでは関係ないので年間70ドルは払う必要ありません。)

日本への送料は、

18 to 32 business days(船ですねー): 配送あたり5ドル 追加1アイテムあたり4ドル
8 to 16 business days(EMS?):      配送あたり10ドル 追加1アイテムあたり4ドル
3 to 5 business days(最速の飛行機): 配送あたり20ドル 追加1アイテムあたり7ドル

プラス、重いものなどは追加料金がかかるようです。

急ぎの場合はちょっと高すぎるかな、と思いますが、真ん中の場合は数アイテムまとめてなら候補に挙がるかな、と思います。で、船便は1カ月から1.5カ月とのことでかなり待ちますが、洋書はほぼ元が取れるのではないでしょうか。

利便性を取るなら日本のお急ぎ便で翌日に受け取り、値段重視ならAmazonで洋書を買う、と使い分けると良さそうです。

最後にシアトルセンターでとった写真を一枚。

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これ、なんの施設かわかります?大森貝塚じゃないですよ。これは(多分)スケボーを特訓する場所ですね。日本のスケボー好きの若者がみたらよだれをたらしそうな施設が、シアトルセンターの一角に地図上になんの記載もなく設置されています。この辺が文化の違いと土地の広さの違いを感じますねー。

ヨーロッパでは町中に普通に芝生のサッカー場がありますし、オリンピックの時だけあんなに気が狂ったように応援するだけではなく、なにが国に求められているのかを考えて税金の無駄遣いをしてほしいですね。いい無駄遣いは歓迎です。

世の中にはできるひとがいるもんだ。

私がまだ日本にいるころ、人知れずコミットしたのを目ざとく見つけて「Congrat!」のメールをくれたスコットV君は、今日もわざわざ私の席まで来て問題を解決してくれました。いちいち私の小さなFixを 「Great!」とかいってくれるとってもいいやつです。

そんないいやつ & 「俺、ヌバヌバのコード全部読んだから」と言い切るくらいヌバヌバのコードに精通している(なんてったって社員番号40番くらいですから)ため、みんなよってたかってスコットVにコードレビューのリクエストを投げます。それに毎回短時間でレスポンスするところもまたすごいです。

そんなことしてたら自分がコード書く時間がなくなるんじゃないかと思いきや、いつのまにかしっかり自分の開発も終わってます。わりと尊敬してます。ちょっと感じが私の師匠に似てますね。

かたや私のメンターのスコットUは多分面白い人なんですが、わりととっつきにくいです。職人かたぎってかんじ。

今日はPythonとCのつなぎこみの部分がようやく出来て、とてもきれいなソースになりました。でも結局今週できたのってこれだけだな。。逆にいえば、私が最初のころ直したバグって、本社の人間がやる気になれば一週間で全部できたはずですが、それらはプライオリティが低くてやってもらえなかったわけで、それを自分で直した、という意味ではこの滞在の意味付けもできるかな、とおもいます。

ヌバヌバのコンパイルオプションは警告をコンパイルエラーとして扱うので、constありなしをちゃんと理解していなかった私には大変でした。ま、これで一つ覚えました。

前にも書きましたが、人に甘えればいくらでも甘えられるところをどこまで時間を使って自分で考えるかの判断は難しいところですね。全部聞いちゃったら成長できないし、いつまでも抱えてても先に進まないし。





ハードコード禁止

ここ2週間近く、人が書いたソースとのにらめっこが続いています。8時間ずーっとソースを見つめ続けて、夕方にようやくなにをやっているのかわかってくる、という日々です。500行くらいのモジュール単体ならなんとかわかるようになってきたんですけどね。あっちこっち複雑に絡み合われるときついです。

この前一つBugを直してコードレビューに出したところ、「ハードコードだめー。」って言われちゃいました。CとPythonのつなぎこみをしないといけなさそうなところを、難しいのでPythonだけで無理やり現状の実装を手書きした関数をつくって済ませようとしたんですが、そんなに甘くは無く。。いい機会なので、ちゃんと理解して進みたいと思います。

いくらプログラム能力があろうと、これだけのボリュームの製品開発に参加して、どうして他の人はすぐにバリバリ書き始めることができるんだろう、ととても 不思議です。そもそもヌバヌバ1500が(ヌーバ1500だっけ?ま、なんでもいいや。)内部でどんな感じで動いているかとか、4年たってようやくわかってきたっていうのに。。歴史の積み重ねにより大量のAPIが存在し、そこまで懇切丁寧なドキュメントがあるわけでもないのである程度自分で探すしかないの に、人によってはほんとにロケットスタートしちゃいます。うーむ。。センスの差なのか、それともプログラミング力が上がるとそうなるのか。。

まあ、私がプリセールスSEとして会社変わって2週間で客先でプレゼンができるのと同じで、ある程度経験によってこなせるようになるのかなあ。でも、30ページの製品資料理解すればいいのとは違うよなー。いつかこの答えがみつかるのでしょうか。 

おまけ: オフィスのカフェテリア。眺めがいいです。たいていガラガラです。
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ブースその7最終回: 偉い人の席

7回目にしてはやくも最終回となりました。おもしろいブースはいっぱいなんですが、写真にするといまいち伝わらないのがやや残念な企画でした。

やはり最後はエンジニアリングのトップのブースで締めたいと思います。


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私がエンジニアリングで一番いい席だと思っているのは実は別の部屋なんですが、これがトップのブース。いかにもアメリカの重役室、って感じですねー。

私は必ずしも個室で仕事したいと思ったこともないですけどねー。とくにアメリカのブースはパーティションが高いので、集中できるかできないかは周りの雑音ではなく、自分との闘いです。

一連の写真は携帯でとって、それを国際通話(メール)で日本経由でgmailにおくって、ということをしたので、正直電話代が怖いです。ヌバヌバの経理のMさん、すみません。。




ブースその6 ラボ?

ブース紹介も飽きてきたのであと数回の予定です。

彼はWindows環境のテストを担当しているエンジニア。割と無愛想。
必要なマシンは全て地下のマシンルームにあるのに、なぜここに10台ものマシンが稼働しているのか。。


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今日はキムヨナの点数をみてやや気分を害しました。アメリカ人の解説者は「ここは若干回転が足りないような。。」とか言ってましたが、世間は概ね「すばらしい!」という報道でした。ま、シンクロみたいなもんですねー。

妻が3週間前に手紙を出してくれたらしいのですが、なかなか届かず、一度フロントに聞いた際も、「来てないので来たら留守電に入れます」とかいってたんですが、今日再度別のフロントにdouble checkしろ、と聞いたら、やっぱり出てきました。。どうせ最初のやつはちゃんと見てないんでしょう。。ほんとに、アメリカ人のブルーカラーの仕事の質はひどい。。

写真と、手紙が入ってました。50回くらい読みましたよ。いい奥さんを持ちました。

ブースその5 等身大?

ここまでくると、何故?という疑問しかありませんが。。

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昨日は前回滞在の時にお世話になった(今は別の会社にいらっしゃる)日本人デベロッパーと、その同僚のかたと韓国焼肉の食べ放題にいきました。久々の焼き肉、キムチ、チャプチェ、安い食べ放題とは言え、うまかったです。
その人は高校卒業とともにシアトルに来て、もう人生でアメリカで過ごした年数の方が長いとのこと。前に書いたようにアメリカは風呂がいやだ、といったら、「日本風に改造する人もいるけど、そうするとリセールバリューが下がる。」といっていました。さすが。。

ブース紹介 その4 窓際族

休日に忍び込んで、パシャパシャとってきました。明らかに怪しい。。(何人かは仕事してたし。)産業スパイとして捕まったらどうしよう。

と、いうことで第4弾は、いっきに2つ紹介。

こちらはスコットVのブース。バランスボールがあるくらいですっきりとまとまっております。彼のスマートな仕事ぶりが表れているようなブースです。

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で、こっちはその向かい側にあるとあるエンジニアの席。
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上の写真と見比べてもらうとわかると思うんですが、通常のブース配置としては、上のように、窓に背を向けた状態になっています。それを無理やり窓側に配置し直してずっと外に向かって仕事をする、まさに窓際族。さすがDIYの国、アメリカです。

彼は先日Staff Engineerに昇格しましたが、当初は拒み続けたそうです。偉くなると無駄な仕事が増えるのと、個室に移されるんじゃないかと恐れていた、とのこと。ほんとかうそかはわかりませんが。

Staffなんていうと日本だとテンプスタッフを思い起こさせて一番下っ端っぽいですが、ヌバヌバではエンジニアの最高ランクを意味します。

ここで、アメリカで(たぶん)一般的な、開発者のキャリアパスを紹介しましょう。

アメリカの開発者は大卒新人で入ることはあり得ないので、他社からの転職がほとんどですが、前職までの経歴などなど加味して、デベロッパー1~3までのランクで入社し、1で入った人は2になるのを、2の人は3になるのを目指します。3というといわゆる開発の中心人物で、部署に1-2人しかいません。

私の感覚で言うと、1が「凄腕」 2が「超人」 3が「神」です。

そのあと、功績が認められると、ヌバヌバの場合はStaff Engineerになります。会社によってはDistinguished Engineerとか、Principal Engineerとか、いろんな呼び方があると思います。

3とStaffの違いはぶっちゃけ良くわかりません。経験、功績を伴うものなので、一概にプログラミング能力だけを問うものではないようです。

究極的にはCTO(Chief Technology Officer)となるのが開発者のキャリアパスです。ま、CTOはちょっと開発から離れるので、点線でつながってる、くらいですかね。

もう一つのキャリアパスとして、マネージャー → ディレクター → (シニアディレクター →) Vice President (場合によってはSr. VP) という管理職ラインがあります。

管理職ラインは必ずしも人気はありません。マネージメントスキルと開発スキルは違うという考えが浸透しているので、「俺はマネージャーなんかになりたくねーよ」と拒否する人は少なくありません。

で、ブースの話に戻りますが、ヌバヌバのオフィスはちょっとデザインが変わっていて、円形のビルになっています。中心部がエレベーターで、中に入ると内側のブースが個室になっていてStaff EngineerやManager、Directorが入っています。外側の列は通常のデベロッパーが座っていて、基本的には「古くからいる人は窓側」です。引っ越した時に古い人が取っていったんでしょうね。外側の人のところには用がない限り誰も立ち入らないので、集中して仕事をしたい根っからの開発者は個室に入ってみんなからじろじろ見られるのが嫌なのです。ちなみに、私は当然一番通路側に座っております。

「個室兼窓側」という素晴らしいロケーションも階に5個くらいあり、超偉いか、かなり偉くてかなり古いかの条件を満たした人が入れます。そういうブースについては追って紹介しましょう。



讃岐屋うどん

今日は起きたら11時半でした。たくさん寝て少し元気になりました。

お昼を食べた後、今日も宇和島屋へ。今日は行きも帰りもバスをつかったのでだいぶ時短になりました。

宇和島屋の近くの歩道橋からパシャリ。


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どこまでも続く列車。アメリカで列車というとだいた貨物列車で、超長いのが特徴です。時には通り過ぎるのに10分以上かかることも。右上にちらっと映ってるのはマリナーズの本拠地、セーフコフィールドです。

宇和島屋ではいつもと似たようなものを買いました。久々に生茶をかってあまりのうまさに感動しました。

これは今回初めてみた、讃岐屋うどん。(1.79ドル) お湯を入れてレンジで3分。アメリカ製らしい。中をみてみたらちゃんと生めんでした。期待大です。 赤いきつね2.35ドルも買ってしまいましたが。。


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ヌバヌバブースその3

今日はなかなかいい写真が撮れましたよ。


US IT企業の開発者になろう!-いすが

若干見えにくいですが、椅子に注目してください。椅子、というよりはソファーですが。

わざわざキーボードを置く台まで設置しているのが気合入ってます。

見た目地味なのでこの企画では紹介しませんが、バランスボール型の椅子に座っている女性もいます。

こんなの。

US IT企業の開発者になろう!-いす


さて、アメリカも今日で一週間終わりました。先週はわりとさくさくと進んだんですが、今週はわりとつらい一週間でした。他のエンジニアの実力がはるか彼方にあることが実感できて、日本に帰った後の仕事についても悩んでしまいました。。社会人になりたての新人の頃と状況は同じなんでしょうが、その頃は力量を正確に把握したりできなかったのでのうのうとしていました。今はそれがわかる分だけつらいですね。

私がSEとして仕事しているときにどんな質問に対しても瞬時にそれなりの回答ができるのと同じで、彼らは自分の分野であればどんどんデザイン、コーディングと進めるし、ひとのコードをチェックして理解するのも圧倒的に速いです。もちろん向こうはキャリア10年以上、ヌバヌバでの経験も数年なわけですが、同レベルの仕事をしなければ存在価値が無くなるだけにプレッシャーが高いです。(ま、そういいながらもオリンピック見てますけど。)

あーーー。なんかむずかしいですねー。今週末は休みます。