冬至セッションに向けて、「戦う」というテーマが出てきているので、ブログのテーマとして取り上げています。
~戦いからの脱却~
一番でないと不安になる症状への処方箋
何を持って満たされたかどうか分かるの?
悲しみの感情を解放する「戸開け」(この記事)
能登半島にある小さな神社を参拝したときのことです。
階段を上って拝殿が見えてきたときに、戸が開いていることを直感しました。
階段を登り切って、そのまま拝殿に上がり扉に手をかけると、やはり鍵は開いていました。
こういう時は、何かやることがあるということだと捉え、正座をして祈りと言霊を挙げ始めました。
言霊は目を閉じたまま行います。
しばらくすると、右手に女性の存在(目にはみえない)を感じました。
そのまま言霊を続けていると、その女性が琵琶を持っていて、悲しみのあまり我を忘れて琵琶を鳴らしている様子が見えてきたのです。
詳しい物語は冬至セッションの動画の中でお話ししますが、悲しみの解放を行いました。
すると、その女性は穏やかな表情になり、琵琶の手を止め、微笑んだのち、見えなくなりました。
悲しみの中にいる時には、何をどうすればよいかわからず、ただその感情の海に捉われたようになってしまうことがあります。
魂は感情を体験することもToDoリストに加えていることもあるので、解消すれば良いというだけではないのですが…
悲しみの中に浸っていると、周囲から差し出された助けの手も目に入らないし、前へ進むという方向に繋がるアイデアが思いつかなくなっていきます。
悲しみは、味わい尽くすことで、卒業することができます。
押し込めて閉めこんだ扉を開き、解放していくことで、手放しを完了させることができます。
その逆に、悲しみを感じないように抑え込んでいると、そのプロジェクトは完了することがなく、ずっと悲しみの中に留まることになります。
飛び込んで、味わい尽くして、生きた知恵へと昇華させることで、完結させて次の循環へと入ることができるのです。
それでは今日のワークです。
押し込んだままになっている感情を見つける
感じるのが辛いために押し込めていた感情を客観的に書き出します。
そのときに何をしてほしかったのか本音を見つける
その当時、どんな声をかけて欲しかったのか、どんな風に手を差し伸べて欲しかったのか、本当の気持ちを自分の中に問いかけていきます。
今の自分から、その願いを叶えてあげるよう働きかける
かけてほしかった言葉を、今、自分が過去の自分へとかけてあげましょう。
自分を癒すことができるのは、自分なのです。
自分を喜ばせるのも、自分です。
ネガティブ感情は、よくないものという風に多くの人が認識しています。
子どもの頃に聞いた「パンドラの箱」を想起してしまうと、触らぬ神に祟りなしと思ってしまいますよね。
カウンセラーは、そうした箱に触れていくのも仕事です。
たくさんの箱を癒すお手伝いをしてきましたが、どんな箱も素晴らしく個性的で魅力的です。決して醜いと感じたことはありません。
戸を開け、押し込めていたものを解放すると、心に真っ白なスペースができます。
そこから、新たな創造を育むことができるのです。
ぜひ、ご自分のオリジナルの箱を慈しみ、味わい、癒して成長の糧としていってくださいね。
明日のブログは、神様からのギフトについてをお話します。
どうぞお楽しみに。
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素敵な一日を
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