私自身が「変化変容」ということに取り組んでいく中で、感覚的に掴んだものを、文章化して連載しています。
結果のために行動する→行動すれば結果は出る(←この記事)
リスクと思うことは、怖れを見つけるチャンス
とにかく前へ進むことを選び続けていく
体感として、生まれかわったように感じたのを今もよく覚えています。
今日は、 結果のために行動する→行動すれば結果は出るについて、お話していきます。今、仕事や人生行き詰まりを感じている方にお役に立てばと思います。
よりよい未来をポジティブに想像した上で、
今を楽しみ最善を尽くす。
読む時間が無い方のために、結論から書きました。(笑)
では、本題に入りましょう。
結果主義だと、「結果が出なければやった意味がない」 と、努力まで丸ごと否定してしまう風に考えがちです。
かといって、楽天主義的に、「まずやってみよう~」 だけのスタンスでいると、結果が出ないときに疲労が蓄積してきます。(笑)
これまでに多くのセラピストを育成してきて、私自身もアドバイスに葛藤を抱えていた部分が、
結果のために行動するのか
行動していたら結果が出るものなのか
…でした。
まるで二択みたいにこれだけを考えていると本質を見落とします。
大事なのは、そもそも 「上手く行く」 という未来を信じて描くこと。
少し遠い未来に大きめのゴールを描いておいて、そこまでのプロセスは色々な方法をチャレンジしていくと良いですね。
変化変容の時、私は典型的な成果主義だったので、その考え方をまず変えて試してみました。
よりよい結果を出すために今を努力するという順番で考えてきた私にとって、結果を考えずに今に全力!というやり方が分からなくて、最初は困惑しました。
長年の思考癖なので、瞬時に結果を出す方向でものごとを思いついてしまうのです。
その思考習慣が作った性格です。それを変えるには、考える順番を変える。とにかくこれを徹底しました。
簡単に言うなら、いつもの自分が選ぶであろう方法は徹底して選ばないように心掛けて、自分の思考癖を矯正してみたのです。
そうして試行錯誤しながら気づいたのは、「まず無条件に信頼するということ」 が、そもそも欠けていたことでした。
これがないままで、成果主義やプロセス主義に傾いても、結局のところ、大元のマインド通りに現実が創造されていきます。
私が好きな言葉、「腰痛の原因は腰にあらず」 のように、大事なことは、思っているポイントではないことが多いものです。
二択で迷う時などは特にそうで、どちらだろうと迷う時は、もしかしたら、どちらでもないかもしれない…と可能性を探すようにしています。
二極の選択肢を考えて、そのどちらでもない、もっと根源にあるものを探していく。そこにあるものを拾い上げ、よりより未来を描く。
こうして自分を変えていったのです。
セッションでは、結果を出さないといけないと焦っている方からのご相談も多いです。
実は、私のように成果好きなタイプは、結果を出さないと…と焦ることがありません。
なぜなら、結果を出すことは楽しみでしかないからです。
つまり、目標や結果がプレッシャーになってしまう方は、それらを追いかける方法は向いていません。(コンサルティングの際にはそれをはっきりお伝えしています。)
結果を焦ってしまう方は、大別するならば、成果主義よりプロセス主義なのだと私は考えます。
そうしたら、「今を楽しみ最善を尽くす」にエネルギーをかけていけば、おのずと結果に繋がっていきます。
「楽しんでいるうちに、なぜか結果が出ちゃった。」 というのが、このタイプです。
ちなみに、私は「楽しんでいるうちに、なぜか結果が出ちゃった」ということが起きるのは、実は好きではありません。(なぜかということが好きではないのです。)
自分がやっていることを自分が信頼して、コツコツと目標に向かっていくことで、成長を感じることが好きです。それが楽しみなので、道のりを苦しいとかツライと思わない性質です。
これはもう性分なので、無理に変える必要もないと思っています。
誰もが幸せと幸運を願っています。
自分の性格や思考パターンを知って、合った方法で、かつ無理が少ないかたちでチャレンジしていけると素敵ですね。
明日は、 リスクと思うことは、怖れを見つけるチャンス をお話します。
それでは、素敵な一日を。
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