怒りについてのトピックも4日目となりました。
昨日の記事にもたくさん反響がありました。
怒りが湧き上がったとき、このブログをバイブルのように活用していただければ嬉しく思います。
さて、昨日のブログで、怒りのポイントは価値観と関わっている ということをお話しました。
このポイントを自分で知っていると、自身の怒りの爆発に巻き込まれなくなります。
ここでは、幼少期に欲しいものを買ってもらえなかったというケースを例に挙げてみましょう。
欲しいものを買ってもらえなかったとき、子ども心なりに、自分の視点から出来事に意味をつけていきます。
・私は買ってあげる価値がないんだ
・私は愛されていないんだ
・私の願いは聞いてもらえないんだ
などなど、自分なりの結論を作っていきます。(=固定観念)
しかも、ここには必ず感情が伴います。
だけど、私たちは、その観念を持ち続けることも、手放すことも、選ぶことができます。
たとえば、買ってもらえない → 私は大切にされていない と結論づけたとします。
大人の今の自分から、「それってほんと?」 と、内なる小さい自分に問いかけてあげましょう。
そして、起きた出来事(事実) と、個人的な思いや決めつけを、切り離して考察していきます。
必ず、大人の今だから分かることがあります。
買ってくれなかったことと、大切にされていないということを結びつける必要はなかったのだと気付くでしょう。
事実はひとつ。
だけど、そこに自分がくっつける思い込みは多彩です。
多彩、まさに色がついています。(笑)
こうして、大人に対して怒っていたことを、大人の今という視点から見直して、決め付けたことを見つけたら手放していきましょう。
怒りとしっかり向き合って卒業することで、同じような出来事に出合っても、同じ反応を起こさないようになっていきます。
怒っていたのは、条件反射の仕業です。
今なら、その反射的な反応に気がつくことができるし、感情の反応を起こさない選択をすることもできますね。
怒り続けてきた思いを完了させる(=この記事)
そう。自分を知って、同じ反応を起こさなくなったら、怒りをひとつ卒業できたということです。
これで怒りシリーズは完結です。
次回からは、悲しみをテーマに扱っていきます。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
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