実務直結!行政書士 開業準備 実践講座 -29ページ目

実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

『そうだったのか!行政書士』『行政書士合格者のための開業準備実践講座』『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』他の著者・竹内豊が、失敗しないための開業準備について語ります。

昨日、「行政書士YouTube」や「行政書士サロン」といった

開業向けのコンテンツを徘徊しておりました。

 

ほぼすべてといっていいほど

「食えるのか」「食うためにはこうしろ(こうすればよい)」という切り口から入っていました。

 

この、「行政書士食えるのか論争」は、私が開業した20年前もありました。

きっと、行政書士制度発足から(今年で70年)続いているのではないでしょうか。

ある意味、伝統芸に通じるところがあります。

 

おそらく、行政書士制度が存続している期間中は、存在し続けるのではないでしょうか。

その理由は、長くなるのでここでは割愛しますが、答えは行政書士法にあると私は思っています。

 

つまり、「不毛」ということです。

 

手っ取り早く「稼ぐ」ことを望むなら、行政書士のような「士業」は向いていません。

 

行政書士の他にも仕事はたくさんあります。

他の仕事をお探しになるのが、手っ取り早く稼ぐための最善の策です。

拙著

の売れ行きが好調です。

 

お買い上げいただいた皆さまにこの場を借りて御礼申し上げます。

 

いくら営業しても、

いくらきらびやかなホームページを作成しても

きちんとした「仕事」ができなければ

業として成立しません。

 

まずは実務脳の習得です。

 

残念なニュースです。

 

 

相続業務を行うと、遺言執行者または遺言執行者の代理人として金融機関に払戻し手続きを行う

ことがよくあります。

 

場合によっては、「億」単位のお金が動くこともあります。

 

ちなみに、私が過去に払戻し手続きをした案件の最高額は3億8千万円です。

 

私の場合、自分の口座に遺産を振込むことはしません。

 

なぜなら、このやり方は様々なリスクが伴うからです。

 

ちなみに、遺言執行者の職務は高度な知識と豊富な経験が求められます。

 

私が主宰しているゼミに参加してた方が、

「ある開業セミナーに行ったら、その講師が『遺言執行者は儲かるから、やりましょうね』

と言われたけど、そんなに簡単なんでしょうか。なんか違う感じがしました」

とおっしゃいました。

 

実務をそれなりに経験していれば、このような「軽い」言葉をこれから開業する方に言えないです。

 

さて、おけさまで、

は、大勢の方にご購入いただいています。改めて御礼申し上げます。

 

金融機関への払戻し手続きにおけるリスク管理について、もちろん解説しています。

 

ぜひ、この本で相続手続の経験知を習得してください。

 

開業の成否は「準備」が決める!