【高校受験】【中学受験】塾の地震火災への対策 | 中学受験・高校受験 学力を伸ばす方法

中学受験・高校受験 学力を伸ばす方法

学習塾「テイクオフ」は2023年2月19日で閉塾しました。
18年間、誠にありがとうございました。

森下武三は、森下和装工業(横浜市)で
畳・襖・障子の仕事をしています。

子どもが塾にいる間に、大地震や火災が発生する、という可能性もあります。

そうなれば受験うんぬんではなく、地震火災への備えは、実は極めて重要です。

下記5点、確認されることをお薦めします。


1点目。

火災の場合、一酸化炭素などの有毒ガスを吸い込む前に外に出られるかどうかが、

生存率の鍵を握ります。

火災警報器などの設備が機能しているか、及び、十分な避難経路が常時確保されているか、

この2点の確認が必要です。

特に避難経路の方が重要です。

教室が2F以上の場合は、エレベーターが使えませんし、窓から出ることは困難ですし、

大地震後の火災の場合は、救助までに時間を要しますから、脱出経路が確保されていなければ

なりません。


2点目。

ガラス破片への備え。

大きな地震の場合、窓ガラスが割れ、蛍光灯が落下し、あるいは天井ごと落下し、

ガラスの破片が飛び散ります。机の下に隠れていても、破片が目に入って失明する可能性があります。

これは特に学校がほぼ無防備ですから特に心配ですが、塾でも注意しておく必要があります。


3点目。

そもそも机の下に隠れることができるか?

机の下に入ることができれば、大きな揺れで様々なものが落下してきたとしても、

致命的な傷を負うことは避けられます。

机の形状によっては、引き出しなどが邪魔で、机の下に体が入らないタイプのものがあります。


4点目。

教室内に、人数分の防災頭巾があるか。

これは上記3点に比べますと緊急性は低いですが、生徒全員の防災頭巾を完備しているか。

2年前の地震がそうでしたが、大地震発生直後は、かなり大きな余震が来ます。

余震の時に、様々なものが落下してくる可能性もあり、1度目の地震で速やかに頭部を

保護できるようにしておく必要があります。


5点目。

災害時対応の責任者がいるか?

集団指導の塾の場合はこの点は心配ありませんが、個別指導塾の場合は、

確認しておく必要があります。講師が何人かいても、災害時の対応について把握している

スタッフがいなければ意味がありません。



5点全部聞くのは気が引けると思いますが、

火災や地震の場合にどういう対応を取っているのか、

いざという時に大変な後悔をする可能性がありますので、確認された方がいいです。


ちなみに、私の塾では、下記のような対応を取っています。

1点目。教室が1Fで、すぐに外に出られます。警報機も正常に作動します。

2点目。すべてのガラス面に飛散防止フィルムを貼っています。

また、蛍光灯は落下しても破片が飛散しないように、フィルムに入れています。

3点目。机の下に入れます。

4点目。防災頭巾は人数分あります。

5点目。私が常駐していますし、万が一の場合に備えて、下敷きになった生徒救出用の

バールなども備えています。

尚、避難後しばらくは、特に衛生面において困難を極めますので、

一定数の簡易トイレを用意しています。

(簡易トイレはある程度は個人で用意しておきませんと、いざという時にどうにもならないとは思います)


過去の大災害時対策についての記事↓

塾で大地震があったら1 2012年02月20日


塾で大地震があったら2 2012年02月21日



≪どちらか、ポチっとして頂ければ幸いです。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ にほんブログ村 にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(塾・指導・勉強法)へ にほんブログ村

☆問い合わせ:info@takeoff-takeoff.com

☆ホームページ:http://www.takeoff-takeoff.com/index.html

☆中学受験記事は無料メルマガでもお届けしています。登録は↓
      :http://www.mag2.com/m/0001276420.html (パソコン)
      :http://mobile.mag2.com/mm/0001276420.html (携帯)

☆高校受験記事は無料メルマガでもお届けしています。登録は↓
      :
http://www.mag2.com/m/0001422330.html (パソコン)
      :
http://mobile.mag2.com/mm/0001422330.html (携帯)

ツイッター @Takeoff_Morishi
(ブログの記事を要約したもの、受験に関連するものを中心に発信しています。)

☆役に立ったと思われましたら、こちらのランキングボタンも、どちらかをクリックして頂ければ幸いです。
人気ブログランキングへ       人気ブログランキングへ
--------------------
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。