今日は、窓を開ければ電車の乗客と目が合う大津堅田の道場でお稽古です。
新たに入荷したバランスボードに、チビッ子達が大喜び。大人でも思いつかないような、いろんな乗り方をして、大いに活用してくれています。
次男がサッカーの練習中に骨折をして、ケガをしにくい身体づくりの重要性を再認識。改めて、身体の支え方の稽古から始めています。
バランスボードを使った肩甲骨ワーク。筋トレとは違って、いかに負荷をかけないかがテーマ。なるべく力を使わず、ラクに身体を支えるコツを探しあっこしています。
書道の稽古しているときは、書くことに夢中になって、姿勢が偏ってきてしまいがちです。そこでヒモトレ(写真はたすき掛け)。
書に夢中になった状態のまま、オートで姿勢の偏りをおさめてくれたりします。
オシャレは足元から、書道も足元からー。地面と足裏の接触感は、筆先と紙面の接触感(筆蝕)に大きな影響を及ぼします。
踏ん張りすぎたり、踏ん張らなすぎたり、地面と足裏との関係がアンバランスになりがちですが、写真のように、足下にバランスボードをおくだけで、関係性が整いだします。
何度も紹介していますが、剣玉遊びは、書道との相性が本当にいい。小手先でやるだけでは球・線が落ち着かないのは、共通です。
今日は、今月課題の清書提出の日。はじめての行書に取り組む、中1の生徒さん。「中鋒・二折法」という書聖王羲之の書法を、少しは感じていただけたでしょうか。
書道部に所属する大学生の生徒さん。いろいろと活動が制限されて大変な状況ですが、一心不乱に書に打ち込んでいます。
三段位となり、書道師範試験の受験資格を取得した社会人の生徒さん。来月の全国書道大会でも、どん欲に入選を狙っておられます。
八段位以上になると、「随意王決定選」にチャレンジします。1年間全12種の課題の書きぶりを通じて順位が決められます(この生徒さんは、昨年全国3位)。
随意王の場合は、お手本がありません。字典や資料とにらめっこしながら、歴史的な書きぶりを踏まえて書を構築していくのは、地道ではありますが、やりがいのある稽古です。
生徒さんの「森羅万象」。清書として提出できるのは、一枚のみ。どちらを出すべきなのだろうか?ーと、一緒に検討していきます。
稽古終了後、お掃除をお手伝いしてくれた生徒さんが、「掃除機にゴミがたまらない」と驚きます。
稽古の度に、みんなの手で磨いていますの、いつも道場は、隅から隅までピカピカです。
おかげさまで、今月の堅田道場での稽古は無事に終えることができました。今月のお稽古に参加してくれて、本当にありがとうございました。
また、来月も書を通じて、笑いの花を咲かせていきましょう(*^-^*)
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