書法家 武田双鳳の「そうほう録」

書法家 武田双鳳の「そうほう録」

「書で人生を豊かにする」をテーマに、日々のオモシロさを探求する書法家・武田双鳳の日記

「巻けば書ける」。なんだか怪しくも聞こえますよね。

 

でも、ヒモをカラダに巻くだけで、美しい線が書けるようになった―というのは日常茶飯事です。

 

 

「乗れば書ける」。これも怪しいものですよね…。でも、バランスボードに乗ってから書いてみれば、バランスよく書けるようになったーというのも、日常茶飯事です。

 

 

「できるようになる」といっても、「できなかったこと」ではなく、「できること」ができるようになる。

 

デフォルトとして「できる」ことを、阻害していた“なにか”を、ヒモやバランスボードが、そっと外していくような感覚です。

 

 

そもそもに「できる」ものに対して、「できるようになるための練習」(反復練習)をするのは、大変にもったいないことです。

 

もちろん、「できるようになるための練習」も必要ですが、それは「そもそもにできることに気づく機会」があってこそ充実するものです。

 

 

令和の書道は、自分のカラダという「最高のおもちゃ箱」の蓋を開けるところから。今月も、ひもトレやバランスボードを通じて、書を存分に楽しんでいこうと思います。

 

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歯ブラシで書いてみたり、

 

フォークで

 

輪ゴムで

スポンジで

 

鉛筆、ボールペンなど、どんな筆記用具でもキレイな書き方できるのは、「筆らしい線」がひけるから。「筆らしい線」とは、筆の特性(弾力や先効き感)が引き出た、生命力のある線のことをいいます。

 

 

要するに、「筆のらしさ」に感得することが、書き方上達のコツなのです。そのためには、「筆ではないもの」で書いてみることも効果的です。

 

例えば、歯ブラシで書くと、穂先がまとまらないことによる不便さを感じますから、穂先がきくことがいかに大切か、身をもって知ることになります。

 

筆ばかりで書いていると気づけなかった「筆のらしさ」を、筆記用具ではない何かで書くことで気づいていく。そればかりでなく、想定外の線が出ることによって、創造や想像の力を育んでいく。

 

今月の創作書道「書遊び大会」では、そんな時間を分かち合っています。

 

 

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いろんな乗り方あるものです。立ち方を整える「書かない書く稽古」。バランスボードのポールを一個減らすだけで、随分と難易度(おもしろさ)がアップするものです。

 

ローラータイプのバランスボード。ヒモトレをしながら、縦向きや横向きに変えたり、しゃがんでみることで、新しい身体感覚が引き出されていきます。

 

 

立ち方が整えば、筆先も利いてくれるようなります。筆先が利くようになれば、すべての筆記用具におけるすべて線が美しくなり、

 

すべての文字が線から構成されますから、すべての文字の書き方が美しくなります。

 

 

具体的な筆の立て方(蹲筆の技法など)も教えますが、筆が立つのは「カラダが立つ」という前提があってこそ。

 

立ち方を整えながらの方が、効率よく筆と仲良くなり(筆が立つようになり)に、スクスクと書き方も向上していきます。

 

 

 

その人の人生の在り方を決定づけるのは、その人の考え方です。

 

考え方は内なる言葉よって構築され、内なる言葉は文字の書き方によってデザインされていきます。

 

その人の書き方は、その人生の在り方に、決して小さくはない影響を与えるものなのです。

 

 

書き方≒立ち方を通じて、人生を豊かにする営み、今日もみんなで分かち合っていこうと思います。

 

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髪の毛で書いたり、壁面に大書を揮毫したり・・・と、「誰もやったことがない」と思いきや、さがに書の歴史は長いものです。


毛髪書も壁書も、遙か昔(唐代)に、狂草家(張旭や懐素など)が行っていたことが記録されています。

 

 

誰もやったことがないは、書の世界においては、ほぼ勘違い。長い書の歴史の中で、人間が思いつくようなことは、ほぼやりつされています。

 

もちろん、書で「誰もやったことがない書を」という意欲ある生徒も支援していますが、まずは、本当に誰もやったことがないのか、しっかりと歴史に学ぶことをすすめています。

 

 

俵屋宗達が描いた国宝「風神雷神図屏風」(京都・建仁寺蔵)を、尾形光琳がトレースしたように、

 

本来の書というものは、誰もやったことがないことをやる「差異型のオリジナリティ」ではなく、受け継がれてきた知恵や技法を活かす「積み重ね型のオリジナルティ」を目指していくものなのでしょう。


SNSのショート動画のように、誰もやったことないことを目指すのは、まさに、お門違いなのかもしれません。

 

 

自分の短い人生の中でオリジナルを探よりも、三千年の書の歴史の中でオリジナルを探す方が、圧倒的に確率は高く、効率もいい。書の歴史は常に自分の想像を超えるものだから、なんといっても面白い。

 

今月の書法道場の稽古では、篆書は呉熙載(譲之)に、隷書は伊秉綬に、楷書は欧陽詢に、仮名は高野切に「オリジナル」を学んでいます。

 

呉熙載の宛転自在な筆運び、伊秉綬の幾何学的な造形美、欧陽詢の筆毫の刻具化、高野切による和の文化の確立・・・歴史が、今までの自分にはなかった「オリジナル」を、惜しげもなくプレゼントをしてくれています。

 

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うーん。なんかしっくりこないなぁ~と悩みはしますが、

 

ちょっとした、キッカケをつくってみれば、

 

どんどん、アイデアが浮かんで、筆が止まらなくなってきます。

 

児童のみなさんで、創作書道にチャレンジ。

 

全身のエネルギーを筆に通しながら、

 

 

夢中になって取り組んでくれています。

 

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