書法家 武田双鳳の「そうほう録」

書法家 武田双鳳の「そうほう録」

「書で人生を豊かにする」をテーマに、日々のオモシロさを探求する書法家・武田双鳳の日記

ひとり静かに古筆を研究していたら、「Yo!オトウサン!」と高2の長男がラップ口調で帰宅してきます。

 

普段はサッカーばかりで週に一度も休みがないのですが、珍しく暇だと。「ドコカイコウゼ、オトウサンYO!」と。

 

 

ひとりこっそり行くはずだったカフェに、長男がお供することに。

 

 

キッチリとデザートもいただいてから、「ドコカイコウゼ!」と近江八幡のラコリーナへ。ちなみに、「まいどありーな」的に「ラコ・リーナ」と思っていたら、切りどころは「ラ・コリーナ」なんですね(La Collina(ラ コリーナ)とは、イタリア語で「丘」という意だと)。

 

近いのですが、そういえば、行くのは初めて。こんなにも、緑豊かなところとは。

 

外からも内からも、アーティスティックさがムンムンと醸し出ています。

 

やはり、書も気になるところ。例えば、「たねや」の書。「た」の一画目の円みのある蔵鋒、「ね」の一画目の鋭い露鋒、「や」の一画目の鋭く遠勢の蔵鋒と、起筆の書き分けも、お見事。

 

構成としても、「たねや」全体の(特に上部の)外形ラインに丸みをもたせながら、「ね」と「や」の字形を逆三角形気味に引き締めるなど、バランスの妙もありますね。横画の角度や筆の捻り方なども(・・・語り出すときりがないので、このへんで・・・)。

 

あぁ、夢のような光景。大好きなお菓子の工場見学もできるとは。

 

ついさっき、ご飯もお代わりしたのですが、こんなにも美味い景色と香りに囲まれたら、そりゃあ、我慢できるはずがありません。

 

コーヒーや紅茶はバウムクーヘン専用と。焼きたてと相まって、至福の時間でした。

 

 

それにしても、ここの景色も美味しい。可愛らしい花や虫たちが蠢いています。後で知ったのですが、ラコリーナのシンボルは「アリ」だと。次回は、アリを探してみようかな。

 

帰りの車でも大声で歌い続けた長男のラップが功を奏したのか、比叡山に天使の梯子が舞い降り、大スペクタルな景色に。

 

 

それにしても、息子がいると、予定外のことばかり。。おかげで、日々を随分と楽しませてもらっています(´▽`)

 

≪武田双鳳の書法道場≫
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●書作品制作のお問い合せ
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昔やっていたことが、ひょんなことで、役に立った-という経験はありますか?

 

オンライン生向けの条幅書きでは、左手にスマホをもって撮影しながら中腰で書くのですが、膝や股関節の畳み方や、重心の下げ方などは、まさに、テニスのローボレーの動きじゃないですか。

 

ラケットで地面スレスレの低いボールを打つように、筆を紙に当てると、いい具合に弾力が出て、生きた線になってくれます。

 

高校と大学やっていたテニスが、まさか、こんな形で役に立つとは・・・思いもしませんでした。

 

 

10年ほど遠ざかっていたテニスですが、最近テニス部に入った三男坊のお供をすることに。

 

すると、今度は、書道がテニスの役に立ってくれるじゃないですか。

 

「書かない書の稽古」として身体感覚を磨く体操などをしているのですが、それが、フォアハンドでの肩甲骨の使い方や、サーブでの足指の活かし方など、オモシロい程に繋がってきます。

 

当時より体力は衰えていますが、カラダは軽やか、打球感は心地よくなってくれています。

 

 

 

それにしても、大きな紙に書くことは、大変に愉しいものです。

 

条幅書きは「上達のブースター」ですから、上手くなるために条幅を書く方は多いでしょう。

 

もちろん、それは素晴らしいことですが、やはり、まずもって「あそびたのしむ」ことが大切かと。「上手くなるための練習」は、どうしても頑張り(余計な力み)を生んでしまいますから。

 

程よく、「書の楽しみを深めるための遊び」を、普段の稽古に取り入れていきたいものです。

 

 

10月から、来年三月開催予定の書法道場展に向けて、書作品制作を開始します。自分の言葉を自由に表現する楽しみを、ぜひ、分かち合っていきましょう!

 

 

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ものすごいメモの量!

 

レジュメも色分けして、ポイントが一目でわかるように👀

 

みなさん、本当に熱心に、それぞれの課題に取り組んでくれています。

 

書法道場の稽古は、「ホップ・ステップ・ジャンプ」の三段階形式。「ホップ」で古典書法を学び、「ステップ」で現代書道の表現を取り入れ、「ジャンプ」で自己表現をしていきます(「ベース」としての心身を整える機会も大切にしています)。

 

そうそう。最大の「ジャンプ」の場、来年三月の書法道場展に向けて、来月から本格的に動き出していきます。

 

オンラインサロン内でも、臨書作品の発表の場をつくっていますが、嬉しいことに、ここでも積極的に書いてくれています。

 

書の楽しみを深め、分かち合っていける場所、リアルでもオンラインでも、また、つくっていこうと思います。

 

 

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ようやく出ました鱗雲!

 

入道雲には申し訳ないのですが、あまりの残暑の厳しさに、まだかなまだかな~と待ちわびていました。

秋の訪れの喜びと共鳴するかのように彩雲も-

 

琵琶湖に出てみれば、あぁ、なんと心地よい風が。

 

チョウも、ご機嫌に舞っています。

 

早速、「食欲の秋」を満たそうと、シャインマスカットパフェ! お見事なお味でした(´▽`)

 

 

 

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ゼミ形式や対話形式の授業を積極的に。

 

受動的な学びに偏ると、「習い事」が「なにもならないごと」になってしまいます。

 

「主体的な学び」の機会を積極的にとることでこそ、「習い事」が「なにかになれるごと」に変わっていきます。

 

 

「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」。手垢にまみれた格言かもしれませんが、答えを直接教えすぎると、思考停止させてしまいます。

 

児童生徒さんに教えるときも、解答(書き方)を示す前に、例えば、「どこでバランスが崩れたと思う?」と尋ねたりします。

 

 

「先生に教えてもらう」だけでは、『魚の釣り方』は習得できません。時には、生徒さん同士で教え合ったりもします。

 

 

 

「習いすぎ」(教わりすぎ)は、成長阻害の要因です。

 

どこまで教えるのか?試行錯誤の日々は続きそうですが、「最良の学びの機会」を分かち合う場を、またみなさんと一緒に作っていこうと思います。

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