空海「蹲筆」とひもトレ「わらじ巻き」

なんだか、楽しそうですねー

半夏生の日に、7月稽古がスタートしました。まずは、足元から「書かない書の稽古」。例えば、椅子に座って書く場合の足裏の接地の仕方によって、書き方の質は想像以上に変わってくるものです。

今回は、ひもトレ「わらじ巻き」などで身体感覚のテイスティング。だた、足首回りに緩くひもを巻くだけなのですが、腕の動きがスムーズになって驚く生徒さんもー。

ひもトレ定番の「たすき掛け」は、やはり、書道でも定番です。

例えば、書技法の基本である「蹲筆」（空海も得意とした筆に弾力をきかせる技法）を習得するのに、大変便利。

お腹が固くて下半身の「ちから」（書法上の「氣骨」）が筆先に通りにくかった人でも、ゆるくたすき掛けをするだけで・・・

身体が整い、心も潤うからか、美味しいものをより美味しく感じます。朝クラス洋菓子を、夜クラスでは和菓子を、みなさんと笑顔でいただきました（朝クラスお菓子は撮りそこねてしまった・・・）。

それにしても、みなさん、とても熱心に、書技法（蹲筆や俯仰法、逆入平出法など）の習得に励んでくれています（あぁ、ありがたい！）

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