誰が視に来るねん～と自分でもツッコミたくなる丑三つ時のインスタライブ。目が覚めてしまいました…等と、有難いことに、ぼちぼちと見てくれる方もいらっしゃいます。
ふたば書道会３月号の課題に四字熟語があるので、前回は、四文字熟語を視聴者の皆さんにお尋ねしたりしてみました。
大願成就、磨斧作針、明鏡止水、一期一会、百花繚乱…いろんなリクエストをいただいてライブで書いてみました。
実際に書いてみれば、その四文字熟語の良さを手で感じるものですねー。
調べてみたら、年間熟語ランキングなるものがあり、なんと、２０２０年の１位は「初志貫徹」で、２位は「不撓不屈」。図らずも、ワンツーフィニッシュで書いていました。
「初志貫徹」は、「なにがなんでも初心を貫くべし～！」と、イケイケどんどんガムシャラ感が漂い、いまの不確実な時代に合わないようで、少し苦手な言葉でした
ただ、「初志貫徹」を、混同されやすい世阿弥の「初心忘るべからず」とあえて混同させてみれば、
「その時々の初志（初心）に戻りながら、自分を磨いていこう」と解釈もできそうで、「初志貫徹」という言葉に、ちょっぴり馴染みがでてきそう。
ちなみに、「不撓不屈」は中国の「漢書」の言葉が由来だと。改めて、僕らは東アジア漢字圏の中に生きているんだなぁと感じさせられています。
武田双鳳書法道場
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