アコウザンショウの再生
先日久しぶりに普段あまり行かない畑の一番奥のところまで足を延ばしてみると、ずいぶん明るくなった場所が。
近くに行くと歩けないほどの量のアコウザンショウ(固有種)の幼木とテリハハマボウの倒木が1本ありました。
おそらく去年の強風で木が倒れて、そのおかげで林床に日差しが入り始めたおかげで一気に発芽していたようです。
足の踏み場がほとんどないくらいの量で結構ビックリしました。
別名トゲナシザンショウとも呼ばれるトゲがほぼないサンショウの仲間のため、ヤギによる食害をなんども畑周辺で確認していました。
そのため一時期は畑の近くにあるものはネットをかけていたくらいです。
しかし、これだけあるとさすがに食べずらいのでしょうか?まったくヤギの食害があるようには見えませんでした。
周辺はかなり密集したジャングルなのでたしかに歩きずらいために来ないのかもしれません。
おそらくこのあと日光の奪い合いでかなり数は減るのでしょうが、それでも数本が成木になってヤギに食べられなくなるくらいになればすごくいいアカガシラカラスバトの餌場になるはず。
このままハトの人気レストランになる事を祈っています。
カっちゃん
どこにいるかな
まだ2月ですが日差しはだんだんと強くなってきている小笠原
今日は日中に半袖でも十分過ごせる陽気となりました
これからの時期はハートロックカフェのガジュマルが
気持ちの良い木陰として活躍してくれています
父島では他にも子供たちが木登りをして遊んだり
クリスマス時期にはイルミネーションできれいに飾られたりと親しまれています
さて、このガジュマルには精霊が住んでいるとされています
その精霊の名前はキジムナー
子供のような容姿で精霊には珍しく性別もあるようです
性格はどうやら悪戯好き
皆さんをビックリさせるためなのか、ガジュマルテラスにも隠れているので探してみて下さいね!
金原
神秘的な生き物
皆さんは水中で、ザトウクジラは見たことあるでしょうか?
私は今まで一度も自分の目で、海の中にいるザトウクジラを見たことがありません。
小笠原の海では、イルカと一緒に泳ぐ事ができるドルフィンスイムを行う事はできますが、
ホエールスイムは行っていません。なので、水中でどんな風に泳いでいるのかずっと不思議に思っていました。
が、今回初めてGoPro9で水中のクジラを少しだけ撮る事ができました!
たまたま私たちの船の下や横に遊びに来てくれた恐らくオスとメスのペアだと思います。
クジラ達が船に近い時は、プロペラは回していません。
少し見えづらいですが、わかりますでしょうか?
※この写真は、船べりからカメラを入れて撮ったものです。
普段のホエールウォッチングでは、クジラの一部分、主に背ビレや尾ビレを見る事が殆どです。
ザトウクジラはブローを何度か繰り返すと深く潜ってしまい、個体差はありますが10分以上潜りっぱなしです。
ウォッチングしているとあっけないなと思ってしまうかもしれませんが、こんなに大きな生き物が
皆さんの船のすぐ下を泳いでいると考えたらそれだけでなんだかワクワクしてきませんか?(笑)
そして、今のこの時期は、クジラ達にとっての恋の季節です。
一頭のメスを複数のオスが追いかける迫力満点のヒートランもそうですが、
私が少しだけ撮る事ができたこのオスとメスのように二人きりの時間を楽しんでいるクジラ達もいます。
ホエールウォッチングのルールに基づき、クジラに危害を加えない適正な距離でホエールウォッチングを
一緒に楽しみましょうね(*^-^*)また、タイミングが訪れたら良い写真をアップできるように頑張ります!
さゆり