完結はしてたのでまとめですよねウシシ



まぁ、CRF125Fにハイカム作ろう!!

って思い立って作業を始め

途中でカムを割って振り出しに戻ったり

リフト量が増えてバルブが当たるのでピストンリセス加工をしたり
出来ても凄いノイズでハイカムを作り直したり

折角ハイカムなのにレブリミットで美味しい所が封印されてるので

CDIを交換してリミッターカットしたり

リミッターを切ったら切ったで

高回転でバルブスプリングが共鳴しだしたので

バルブサージング対策でシングルからダブルスプリングにしたり

バルブスプリングが複式になった事でカムチェーンを強化したり

もう色々と紆余曲折有りましたが

予定してたチューニングメニューが全部出来て

完結した『CRF125F《ハイカムへの道》』です。

 

 

 

 

 

 

まぁ、この作業の途中で

なんとかですが1万1千回転はクリアしてましたが

1万を超えた辺りからバルブが追従できて無い感じだったのが

強化バルブスプリングにした事で高回転が安定しました。

 

 

それと動画ではまだUPしてなかったと思うので上げておきます。

 

 

マフラーはプロサーキットT6エキゾーストシステムに交換

キャブレターは純正の口径拡大加工MAXφ23mmバージョン

 現在のエンジンの吹け上がりはこんな感じです。


 

 

 

 

 

 

 限界突破!!!ゲラゲラ

 

 

同じCRF125Fキャブレター車を持ってる人なら

この違いが分かると思うんだけどな~口笛

 

 

 

 

 

コレだけ回したらエンジンの耐久性とか心配になりますが

一般的には鋳造ピストンのピストンスピードは20m/sec以下で

限界が21~22m/sec(鍛造ピストンは25m/sec前後)といわれてて


CRF125Fの場合は常用回転っぽい7500rpmが14.4m/secで

レブリミットと思われる10000rpmで19.3m/secだけど
11000rpm回すと21.23m/secと若干20を超えました。あせる


でもまぁ、50ccモンキーで17,000回転回すエンジンとかあるので
それで計算すると
17000rpmで23.46m/sec
16000rpmでも22.08m/secなので
takavi号CRF125も多分大丈夫でしょう爆  笑




一応、ピストンスピードは
一秒間に移動するピストンのスピードで

めっちゃ回ってるエンジンは大概がショートストロークです!!

 

で、計算式は『Vm(m/sec)=2Sn/60』ですので

Vm:最高ピストンスピード(m/sec.メートル毎秒)
2:1往復(2回動くということ)
S:ストローク(mで計算、CRF125Fは0.0579メートル)
n:エンジン(クランク)回転数rpm
60:1秒あたりに換算するということ

になるのでコレに数字を当てはめると
ウチのCRF125Fで常用回転数であろう9000rpmだと
0.0579(m)×2×9000(rpm)/60=約17.37(m/sec)って事です。
これなら全然余裕で大丈夫ニヤリ



まぁ、そんな感じで
カワサキNinja ZX-10Rの主要諸元を見ると

エンジンは並列4気筒で総排気量998cc
シリンダーの内径×行程(mm)は76.0x55.0の
レブリミットは1万4300rpmで
最高出力は203ps/13200rpm(ラムエア加圧時は213ps)だって


その最高出力13200rpmの時で24.2m/secガーン


世界500台限定のNinja ZX-10RRは更に高回転型で
レブリミットは1万4700rpmで
最高出力は204ps/14000rpm(ラムエア加圧時は214ps)らしいですが


同じく最高出力時の14000rpmで25.6m/secおーっ!

レブリミットの14700rpmは脅威の26.95m/secですって



おそろしや~滝汗

 

 

 

 

ちなみに頭文字Dの名台詞

 

「一万一千回転まできっちり回せ!!」

 

だと4A-Gエンジンのストロークが77ミリなので

0.077×11000×2÷60なので28.2m/sec

 

 

これを乾信司との最後のバトルでオーバーレブさせて

12400rpmまで回してエンジン壊したけど

その時のピストンスピードは31.8m/sec!!!!

 

そりゃーアニメでも油膜切れでエンジンブローするわなえー