みなさまこんにちは^ ^
たかつきホーム🍀ホームアドバイザーの田原です。
2030年には全ての家の1/3
両隣の片方は空き家になるのが当たり前の時代がすぐそこまで迫っていると言われています。
近くの自治体でも積極的に取り組まれる空き家活用。
では、なぜ空き家を放置してはならないのでしょう?
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まず、木造住宅は特にですけど、
家は水に弱い
という事情を覚えておきましょう。
放置した空き家はあらゆるものがSTOP!
停止してしまいます。
例えば水道などの給水装置。
配管内で止まった水は、サビの発生や配管への圧力をかけ続け、劣化を促進させる恐れがあります。
次に、湿気や結露によるカビ
定期的な換気などを行わないと、室内の空気が停滞してよどみ、あっという間にカビが繁殖してしまった…なんてこともあるようです。
家やアパートも、そりゃあ入居者の方が毎日使えば痛んでいく消耗品ではあるんですけど、
誰も寄りつかないタダの箱にしてしまうと、急速に劣化を進めてしまうものなのです。
お借りしたこちらの空き家との出会いは、そんな事もある程度熟知され、なんとか建物を維持しようと毎週のように遠方から通っては管理をされていたオーナーさんとの出会いにより訪れました。
「正直、毎週来て管理するのが辛くて…」
これは、多くの空き家オーナーさんが抱える切実な悩みです。
なので、
“田布施で最もステキな暮らし方“を研究模索しつつ、
住宅診断などで家の管理についての特性についても詳しく把握していた地元の私の空き家管理に関するノウハウと、
こちらの家を使わせていただく権利を交換。
この家に住みはしないけど、
セカンドハウスとして使わせていただきながら、
お家の管理やお手入れも一手に引き受けますよという条件で、お借りしたという訳です。
私は建物のお手入れや片付け、こどもたちはレトロゲームが我が家お決まりのウィークエンド笑笑
古い食器棚や家財などのふれあうと、
新しいものの魅力とはまた違った古風な物の良さや、
以前ここで暮らされていた方の息遣いが感じられる、
ゆっくりとした時間の体験ができるのです。
こどもが怖がって出来なかったボットン便所は簡易水洗便器に交換。タンクレス式なら昔の半畳トイレでも違和感なく取り付きます。
こちらの改修は借りた側の自己負担。
一般的な賃貸住宅は“現状復旧“が条件ですが、その条件をなくした契約の代わりに、オーナーさんにはお手間も予算もかけていただかなくていいというwinwinの特約です。
まだ何も手を付けてない状態を見ておきたいという、稀有な方もご来訪くださいましたり、なんだかんだ取り組みを応援してくださる方が沢山います。
「あなたに預けたから、家が痛まず長持ちしたよ!」
将来、そう言っていただける空き家管理アドバイザーを目指しています。
それでは、また来週お目にかかります。
みなさまの暮らしが、いつも豊かでステキなものでありますように🍀
たかつきホーム・株式会社高月工務店
電話 0820-52-1788
FAX 0820-52-4217