夕菜の宝箱 -22ページ目

夕菜の宝箱

~がん(私)でも発達障害(息子)でも上手くつきあって幸せに暮らすことを目標にする毎日~

ご訪問ありがとうございます。
 

今回は2013年。

私43歳、夫43歳、長男17歳、次男13歳。結婚10周年を迎えるころの話です。え?子どもの年齢と合いませんか?(笑)

 

そんな方は・・・ひとまず夕菜のプロフィールはこちら

 

日曜の夜に病院へ戻って外泊終了

 

翌朝からとうとう始まりました!

大量エンドキサンとだけ聞いていたけど
その他の点滴もあれこれ多いのね( ̄□ ̄;)

ソルデム(かなり大きいお水)を常に流しながら

プロイメンド(吐き気止め)1本
ダイアモックス(利尿作用がある)1本
クロミテキサン(血尿予防)3本

で、本番のエンドキサン(かなり大きい)1本

薬剤師さんからは経口でも水分取るように言われたし


点滴引きずって何度もトイレに行くことが、今日の仕事かね。

「エンドキサンはしっかり排尿するべし」とパンフレットに書いてありますから。

今のところ、軽くはしんどいけど、大きくは吐き気もなく無事に過ごせてます♪

と、書いて数時間後で悲劇は突然やってきます。
しかも、なぜだか耳鳴りと手のひらのしびれも出てる!

教科書どおりではないねぇ。
 

 

といった1日目と、2日目も朝から同じコースで夜中も水分の点滴をどっさり流し続けるので夜中もトイレで排尿。なるほど、吐いたりするしんどさとの闘いではなく、トイレトイレとトイレに忙しいのか。

 

2日間の大量点滴が終わったら、さて点滴終わりか?と思ったらまだ2日間ずーっと水分を流し続けるって??

 

ソルデムとソルラクト交互にじゃんじゃん続きました(笑)

ご訪問ありがとうございます。
 

今回は2013年。

私43歳、夫43歳、長男17歳、次男13歳。結婚10周年を迎えるころの話です。え?子どもの年齢と合いませんか?(笑)

 

そんな方は・・・ひとまず夕菜のプロフィールはこちら

 

自家移植の時の幹細胞の採取のことを

私の病院ではハーベストと呼んでいました。

 

かっこいいので即採用し(笑)当時、同病の方が集まる掲示板で

「幹細胞採取のことをハーベストというんですね!」と張り切って書いたけれど、誰も知らないとのこと(笑)やはり今もそうですか?

 

マルクとかルンバールはカタカナで呼ぶのが主流じゃないっすか?

 

「骨髄穿刺」とか「腰椎穿刺」の刺すって

漢字だけでもう見ただけで痛いもんね。

不安あおること間違いなしやん~

 

それに比べると「採取」「移植」って痛くなさそうで読みやすいしカタカタは流行しなかったのかな?なんてしょうもないことが気になりました(笑)

 

そんな「採取」は年末までの3コースで4000くらいだったIgGが

年明けからスタートの4コースを終えて1/15 3096

 

10日後の1/24入院が決まりいよいよです。

 

24日は木曜日。

2時入院だったので荷物を片付けたり、心電図やレントゲンに呼ばれたり、採血に採尿とバタバタ忙しくしてる合間に薬剤師さんの説明やらなんやら忙しくしていたところね、

夕方ラストに主治医の先生が来てくれたのですが、


私の地元で通っている歯医者の予約状況を聞かれるんですよ。

ん?

と、思ったら、なんと私の前に移植予定の人が体調が悪くて、少し日にちがずれるらしい。それに伴い、私もずれるとのこと。

無菌室の空き状況などがあるから、めどが立たないと治療ができないんだね~。


そして大量抗がん剤は翌日1日の投与の予定でしたが
週明けから2日間で投与することに変更になったのだとか。

 

 

は、はぁ~・・・。

 

日にちがずれるのは分かったけど、1日投与の抗がん剤もずれたらいいのでは??と思ったからね、そんな返事。

 

すると、大量エンドキサンを1日の場合と2日の場合では2日の方がより効果が出るというデータもあるとかなんとか話されたような気が。

 

 

で、土日は何もやることがないから~明日(金)はゾメタの点滴1本だけ打ったら一旦家に帰りますか?と提案がある。

 

 

 

いわゆる外泊です。(笑)

 

 

ええ、もちろん即答しました。

 

気合入れてきたのに拍子抜けですよね。こんなこともあるんだね(笑)

 

ご訪問ありがとうございます。
 

今回は2013年。

私43歳、夫43歳、長男17歳、次男13歳。結婚10周年を迎えるころの話です。え?子どもの年齢と合いませんか?(笑)

 

そんな方は・・・ひとまず夕菜のプロフィールはこちら

 

血液がんで一番有名なのは白血病ですかね。

私も子どもの頃からなんとなく知った血液のがんでした。

 

「骨髄バンク」とか「ドナー登録」とか有名人が白血病になるたびに浮上する有名なワードなので骨髄移植も有名ワードかもしれません。

 

でも、ざくっとしか知らない方が多いですよね。

 

そういう当事者の私も「移植」はドナーからもらうイメージしかありませんでしたし、「血液は骨髄でつくられる」と昔習ったけど、骨髄って聞いたことはあるけど、どこにあるの?背中?とか思ってましたし、みんな自分の身体のことなのに、あんまり知らないよね!

 

そして、頭のいい勉強好きな方が記された書籍は難しいし、よほどのことがない限り必死で読むまで読めないものですわ。

 

で、この際興味のなかった人にも知ってもらおうという(笑)

 

 

血液は血球と血漿からできています!

 

そこはきっとみんな大丈夫。

昔「血液」と「血しょう」ってひらがなで習ったよね。

もし、授業中寝てたりして聞いてなくてたまたま知らなくてもいいです(笑)

 

血球「赤血球」「白血球」「血小板」の3種類の細胞。

血漿液体部分ね。

 

おおまかやなぁ~

ここ、細かい分類もあるんだけど好中球が~とかいろいろ言い出したらわからんことになるので、いい。

 

で、この大事な血球たちは

骨髄の中にある「造血幹細胞」が作るんですよ。

 

 

骨髄というのは骨の中にあるので、骨の中で血液を作って全身の血液中に流しているイメージかな。

 

だから造血幹細胞はふだんは骨の中にあるものなんです。

 

そこでせっせと毎日、適量の赤血球や白血球や血小板を作り続けるのが正常パターンですね。

 

ちょっと話はそれるのですが、大量出血などで輸血というケースがありますよね。

 

製造が間に合わないものを補うためなのですが、

あれね、血液一式セットではないのよ。

 

赤血球の輸血は赤色

血小板の輸血は黄色

 

それぞれ別なのね~。

やってもらって初めて知ったわ(笑)

 

でも、白血球は輸血はなくて、注射なんですよね。

 

 

白血球を急いで作らせる促進剤というのかな?私はノイトロジン経験者ですが、グランというのもあるし、今はジーラスタが人気?ま、何種類かあるんですよ(笑)

 

話は戻って、あるとき、抗がん剤治療中に白血球の数値が低くなりすぎた(骨髄抑制といいます)患者さんに白血球を上げる薬を打ったとき、血液中に幹細胞がたくさん流れ出していることが判明したんですって。

 

この流れ出した幹細胞を末梢血幹細胞とよびます。

 

(区切りは末梢血/ でよろしく!素人時代、「末梢、けっかん細胞」と思ってたから。幹細胞って、知らんやん?)

 

これは治療に使える!!と、自分の末梢血幹細胞を利用するという自家造血幹細胞移植略して「自家移植」という治療が誕生したのです。

 

 

自分の幹細胞を採取しておいて、日を改めて自分に入れるという治療

 

 

おお!一言で書けましたね!

 

はい、この一言で書ける治療ですが大量の抗がん剤を2度も入れることになるので、人生初の経験を山のようにしていきますよ~。