いただいた年賀状への返信はすべて書き終えてホッとしている。
読んでいると不思議な気持ちになる。
なぜなら、かつての担任した子どもたちからの手紙があって、それから、これまで出会った若い教師たちからの近況を伝える手紙があって、担任した子どものお父さんやお母さんからの手紙があって、そしてゼミを卒業して臨採や教師をやっている仲間たちからの手紙があって…。
担任した子どもたちは、現在中1になった子どもたちから50代まで。
・サッカー部の部長だよ!
・美術クラブの部長と副部長を、あの時のクラスのAさんと私でやってま~す!
・合唱コンで指揮者をやりました!
・今年は受験です。終わったら先生のところに会いに行きたいです!
・4月から社会人です。小学生時代を思い出すとまっさきに先生のことが思い出されます。ああ、ぼくの原点はここにあるなあなんていつも考えます。
・それから、それから…
・子どもが1年生に入学します
・子どもは中学生、いま反抗期真っ最中。さてどうしたものか…
こんな感じで、一人一人の顔が、それも子ども時代の顔が浮かんできます。
ゼミを卒業した仲間たちや、若い教師たちからの手紙には…。
・2年生、かわいいです。ぼくに飛びついてきます。
・初めての6年生、卒業に向けて頑張ります。
・いま5年生を教えています。かわいいです。高学年て自分たちの力でやりとげていくのですね。6年生も担任したいなあ。
・ずっとどなり続けていました。冬休みがきてほっとしています。
・新任で行った学校で、3年生の単学級担任です。誰からも何も言われず、わからないこともいっぱいです。でもなんとかやっています。
・赤ちゃんが生まれて子育てが楽しいですけど、この春から復帰です。がんばらなくちゃ…。
・昨年の教採でうれしい結果がでました。春から30名の担任になるなんて…。なんだかドキドキします。
・教採の結果ですが、二次試験までいったのですが残念。でも、頑張ります。子どもたちと日々楽しくやっています。
・他にもいっぱい…書ききれないね。
読んでいると楽しい。元気になる。
そして不思議な気持ちというのは、ぼく自身が教師として担任した時代の子どもたちがいる一方で、教師として育って行った学生たちや研究会などでしりあえた若い仲間の教師たちが、担任する子どもたちのことをいっぱい語ってくれるので、それを応援している自分もいて、立場がいろいろ変るんだ。