Work Hard Play Hard‐‐ よく学び よく遊べ
我が家のモットーにしています。
現代の子どもたちはたいへんです。医学や科学やテクノロジーが急発達する中、学ぶことが山ほどあります。考えてみると、私が子どもだった頃より、カバーしないといけない量ははるかに多いはずです。それに加えて、語学があります。日本の子どもなら、英語です。これからの子どもたちはその多くが世界をまたにかけ活躍します。どの国の子どもたちも共通語である英語を話すようになります。通訳者は介さなくなるのです。そういう意味では近い将来、先進国に通訳者はほぼ皆無状態になります。
我が家の場合は、日本語です。せっかく母親が日本語を話すのですから、継承しない手はありません。日本の子どもたちを英会話教室に通わせたからといって、勝手に英語ペラペラにならないのと同じように、方親が日本語を話すからといって、勝手に日本語ペラペラにはなりません。それには、凄まじい努力と忍耐を強いられます。親と子、両方に。
ありがたいことですが、駐在員のお子さんたちを見させていただくお仕事も入ります。理由は様々ですが、主に小学生です。日本からアメリカへぽーんと連れて来られたお子さんたちは、ある日から右も左も分からないアメリカの現地の学校生活が始まります。幼児だとまだ気楽にいけるのですが、年齢が上がるに連れ、子どもたちに要求される努力たるや、凄まじいどころではありません。それだけではありません。しばらくすると、どんどん衰えてくる日本語を維持するだけでなく、週に1回の補習校なり塾なりで日本の授業にもついて行かなくてはならないのです。その努力たるや壮絶です。そしてこのとき、一緒に努力する親と、そうでない親とに分かれます。子どもの運命の一つが大きく振り分けられる瞬間です。
私はとにかく、子どもたちに学校生活を楽しんでもらいたいと思っています。学校生活が楽しくないのなら、本来学べるものも学べないと思います。英語が嫌いになってしまっちゃぁ、この絶好の環境は英語習得には何の意味もありません。親御さんたちには、お子さんたちが楽しく現地の学校に通えるようサポートしてもらいたいのです。それには、それ相当の親の覚悟とやっぱり凄まじい努力が必要です。
いま次女のミドルスクールでAmerican Heart Association (アメリカ心臓協会)への募金活動が行われています。毎年恒例の募金活動で、子どもたちは縄跳びをしたり、ドッジボールをしたりして、体を動かし、心臓を動かし、それに感謝し、また心臓の疾患を抱えている子どもたちにも寄り添い、募金活動に貢献する。という風に、この活動を私は理解しています。いつものように寄付をさせていただきましたら、今年はこのT-シャツをいただいて帰ってきました。謳い文句がすばらしい!
Work Heart Play Heart
Work Hard Play Hard のもじりですね!
Work Heart‐‐ こころから努力しろ 全身全霊でがんばれ
Play Heart‐‐ こころから遊べ 全身全霊で楽しめ
そしてこの協会のキャッチフレーズ。T-シャツの下にも小さく書いてありますが、
life is why
これも泣けるほどうまい!
なんで、寄付しなきゃなんないの?
life is why--命が理由だよ。
なんで私が関わらなきゃならないの?
life is why--人の命だからさ。
Work Hard Play Hard‐‐ よく学び よく遊べ
子どもたちにはよく学びよく遊んでもらいたい。親御さんたちにもよく学びよく遊んでもらいたい、子どもと一丸となって!お父さん、一緒に宿題してください。外で働くだけがWorkではないんです。そして、たくさん笑ってください、一緒に!
Work Heart Play Heart‐‐ こころからがんばれ こころから楽しめ
子どもたちは一生懸命がんばっています。子どもたちにはこころで感じて、こころから楽しんでほしい。親御さんたちにも子どものこころに寄り添って、やっぱり一緒にこころから駐在生活を楽しんでほしいです。お母さん、アメリカ生活がどんなにつらいか愚痴ってちゃ、そのど真ん中で学校生活を送っているお子さんたちは身も蓋もありません!どうせなら、どうせなら、全身全霊で楽しんじゃえ!!
駐在生活が楽しいばっかりじゃないって分かってます。なんでこんな所にって思うことだってあるかもしれません。でもやっぱり、どしてもやっぱり、
kids is why
イッチョーがんばろうじゃありませんか!
Work Heart Play Heart
こころをこめて、お父さん、お母さんのみなさまへ
そして、がんばる皆々さまへ
さらにネーミング大賞は“Toys R Us” から“Work Heart Play Heart”へ。なんのこっちゃ!
Toys R Us の記事: Toys R Us