少し前に、きこえない宝塚ファンのLINEグループを立ち上げました。
最初はSNSの知り合いなどにも声をかけ、
10名ちょっとから始まったグループですが
現在、参加人数が110名になりました。
このグループは、LINEのオープンチャットというシステムを使っていて、全員が匿名で参加、チャットで会話が出来るようになっています。
当初は宝塚の舞台の話題が中心でしたが、
今では様々な舞台の情報が飛び交っています
公式なアクセシビリティがなかったとしても、コンスタントに舞台を観ているろう・難聴舞台ファンがこんなにいるということに私自身も驚いていますが、
そういえば、ある新聞記事で、宝塚では、「約50回の公演で20~30件の鑑賞サポートタブレットが貸出されていることが書かれていました。
ちなみに、宝塚の大劇場公演は兵庫と東京で同じ演目が、合計100回弱行われています。なので、記事に書かれている人数の倍、借りられているということになるのかな?(40人~60人!)
(2022.2.16 日経新聞夕刊・配信元の許可を得て掲載)
障害者手帳がないけど聞こえにくい人も要望があれば貸し出してくださることがあると聞きました。(タブレットは複数台用意されています)
アクセシビリティの利用者は増え続けていますが、舞台芸術は、残念ながらまだ、きこえない人に大きく開かれているものではありません。チケットぴあを見ても、字幕や手話と共に観られる舞台の情報は載っていません。
だからこそ、情報の共有は本当に重要。
”あの舞台の字幕が良かった!”
”この舞台で台本が借りられたよ”
”●●の作品を観たいけど、一緒にサポート要望しませんか?”
”いま、商業演劇の鑑賞サポートってどんな風になっているんだろう?”
舞台が好きで、きこえにかかわらず、理解して楽しみたいと働きかけていくこと。
当事者でなくても、舞台が誰もが楽しむようになることを支援すること。
そのことが、舞台芸術の価値と魅力を、多くの人が共有できる社会に変えていけるのではないでしょうか。
ちょっと入ってみようかな?と思われた方、
下に入室方法を記載していますので、ぜひご参加ください!
LINEの機能を使ったグループです。
ろう・難聴の宝塚ファンの方、当事者ではなくても鑑賞サポートに理解のある方、支援者の方、是非ご参加下さい!
【登録方法】LINEのトップを開くと、画面の上部に検索窓があります。
ここに「聞こえない宝塚歌劇ファン」と入力、検索すると、グループに入ることができます。(承認制です)
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