2021年2月に書いた記事をアップデートしました。

(冒頭の話が古いですがスルーしてください)

 

* * * * *

 

花組ナイスワークのライブ配信、ライブビューイングがあったので、

SNSがめちゃくちゃ盛り上がってますね~♪

 

この舞台は、ライブビューイングには字幕がありませんが

劇場では、セリフや歌詞を読むことが出来る

台本タブレットをお借りして、楽しませて頂きました。

 

いつもお世話になっている、私と同じくきこえない宝塚ファンの方も梅田で観劇。

梅田でも無事にタブレットを借りることができたとのこと。

とても嬉しいです💛

image

 

* * *

 

宝塚歌劇が、セリフが聞こえない・聞こえづらい観客向けに用意している観劇サポートタブレット

 

2022年6月1日より公式サービスとなりました。

 

↑リンク切れてしまいましたが、こちら↓が記事全文です。

 

 

通常、字幕の無い舞台では台本の貸し出しがあることが多いのですが、

紙台本は舞台を観ながら読むことはできません。


そのためあらかじめ台詞や流れを覚えて行かなければならないという負担が大きい状況でした。


しかし、光が漏れないように細工したタブレットに台本のデータを入れておくと、

セリフや歌などの内容を、読みながら観ることが出来ます。

 

image

 

これまで10回近く使用してみて、

申し込みのことや、使うコツのようなものを書いてみます。

個人的な感想であるということ、何卒ご了承下さいウインク


 

①タブレットの予約について

 

 

ご観劇日の2日(定休日除く)前までに、

宝塚公式HPのお問合せフォームより、公演名と観劇日時を記載して問い合わせると、

受け取り方法などを教えていただけます。

 

台数に限りがあるので、

観劇が決まったらお早めに!!

 

②対象の公演

 

宝塚大劇場、東京宝塚劇場、宝塚バウホールほか各劇場における宝塚歌劇公演
全国ツアー、ディナーショーは除く

 

 

全国ツアーとディナーショーでサポートが必要な方は要望を送りましょう!

声があがれば、可能な範囲で検討されると思います。


(追記)2023年4月から、全国ツアーの一部会場で対応となりました!





  

 

③開演前に読んでおくのがお勧め

 

宝塚歌劇のホームページでも案内があるように、

タブレット端末に台本のデータが入っていて、それを自分でめくって読む方式です。

 

セリフのタイミングに合わせて自動で出てくるものではありません。

劇場に到着してからお時間があれば、事前に読んでおいて内容を確認しておくと、観劇中も内容についていきやすくなります。

 

観劇中は、特にト書き(説明文)が長い時は、潔く飛ばして後で読みましょう!

ト書きをゆっくり読むと、舞台についていけなくなります。

 

あと、群舞シーンなどダンスの場面では、

台本にセリフはなくても、マーク(?)が書かれていますので、

数ページはめくる必要があります。

群舞をうっとり観ながらも、

ページをめくるのを忘れないようにしましょう。


④文字の拡大ができます

 

そのままだと少し文字が小さいかもしれません。

拡大すると見やすいです。

 

⑤使用中はタブレットの高さ調整が重要!

 

カバンやコートを膝に置いて、その上にタブレットを置き、高さ調整をしています。

1階席では、膝にのせると低すぎると思います。

下のタブレットを見て舞台を見て、、ずっと目線や首を上下に動かし続けなければなりません(汗)

かといって、ずっと手で持ち上げるのも大変ですので工夫が必要です。

 

私はタブレット観劇があるときは、

小さめのリュックサックを持って行っています。

カバンの上が平らになっていると、タブレットを置きやすいです。

 

 

 

⑥オペラグラスの併用は慣れが必要

 

オペラグラスを多用する方は大変ではないかと思います。

フィナーレやパレードは、目も手も足りません。

千手観音になりたい。

  ↑いや、多すぎだから(笑)

 

自分でページをめくらないといけないので、

たまに拍手は諦めることもあります。

 

こんな素晴らしいツールを使われている方も✨

 ⇒ハンズフリーがやばい(^v^)【追記あり】 | すずwinterのブログ (ameblo.jp)

 

なお、オペラグラスを首から下げるとタブレットにぶつかりやすいです。

オペラグラスを首から下げるひもを短くするなど

タブレットに当たらない工夫をしています。

 

image


* * * *

 

・・・ということで、まだ細かい工夫はあるのですが、こんなふうにタブレットをお借りして使っていますウインク

 

これまで、宝塚歌劇では『ル・サンク』という冊子に台本を掲載して販売することはありましたが、年に数作品程度でした。

また、ショーの台本はありませんでした。

 

芝居もショーも台本を読むことができる、鑑賞サポートタブレットは観劇の満足度をぐっと上げたと思います。

 

舞台のセリフや歌詞が分かることは、

演劇を理解するうえで、とても重要なこと。

(当たり前ですよね)

 

1度目の緊急事態宣言が明けて、恐る恐る観に行った、花組の「はいからさんが通る」。

タブレットと共に観劇しました。

 

そこで私は、舞台が観客に与える大いなる感動希望多幸感

演者の放つエネルギー、それが明日の希望や生きる糧につながることを、強く強く、実感しました。

 

タブレットの導入を進めて下さった宝塚歌劇の方々、劇場の方々、周りの観客の方々の温かいご理解に

深く感謝しながら、今日も私は舞台を楽しんでいます。

 

ただ、本来は自動で台詞が出てくる字幕があれば一番快適に観られます。

タブレットは、あくまで字幕が出来ない場合の代替である点はご理解いただければ幸いです。

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございます!

 

一緒に観るご家族、お友達、お知り合いで聞こえにくい方がいらっしゃったら、

情報をお伝え頂けたら幸いです。

 

サービスの概要についてはこちらから。

 

貸し出し希望日が決まったら、 お早目に

宝塚歌劇HPお問合せフォームより

ご予約下さい。

右矢印宝塚歌劇お問合せフォーム


 

みんなで いっしょに、宝塚の舞台を

楽しむことができますように・・・ピンク薔薇