親の言動次第で！子どもは不幸にも、幸せにもなる？！

きのうのブログ記事

【子どもをダメにする親の言動】「言い訳するな！」

なんか、思った以上にすごい反響で・・。。

みんな・・。

「言い訳するな！」

って言われて、育てられたんだろ～なぁ～って、思うんです。

それだけ、昔から

【迷信化】してる！ということだと思うんです。

※迷信とは、
誤った信仰。また、道理に合わない言い伝えなどを
かたくなに信ずること。

なので、もう少し詳しく！
いただいた質問に答えたいと思います

【質問１】

「子供の言い訳」と「子供の屁理屈」って
どう見極めていけば良いものですか？？？

「屁理屈」ばっかり並べると
※屁理屈と感じる親の感覚にもよるのでしょうけど)と、
こっちもイライラが大きくなるので、
「言い訳」を受け止めるタイミングを逃してしまう気がします。

・・。

子どもは、
言葉のボキャブラリーが少ないがゆえに、
言い訳が、屁理屈になりやすいんです

※屁理屈とは
　筋道の立たない理屈。道理の通らぬ理屈

けど…、
それを禁止してしまうと、

きのう書いたように・・。

☑言い訳できない子
☑自分を正当化できない子
☑自己肯定感の低い子

にしてしまいます。

なので…、ここでは
【親の話の聴き方】が重要な役割を果たします。

それは・・。
うまく言葉にできない子どもの気持ちを知ろうとして話を聴く
ことが大事です

例えて言うなら
片言の日本語で話す外国人とコミュニケーションをする感じです。

☑言いたいことを知ろうとして聴く

☑失敗、過ち、誤解を引き起こしてしまった理由
　そして、その本心を知るとして話を聴く

という感じです。

それを・・・、全肯定な話の聴き方、といいます(＾◇＾)。

・・。

そして、それがわかったら…。
「○○ちゃんは、本当は○○な気持ちだったんだね
　だから、○○したんだね」

と、子どもの気持ちを代弁してあげる。

すると子供は、
「そうか！こういえばわかってもらえるんだ！」
と、学習する。

少しずつ、少しずつ
うまく言い訳をすることができるようになる。

子どもの成長の芽を摘むことはカンタンです

「言い訳するな！屁理屈をこねるな！」
けどそれは、親の怠慢だと考える必要があります。

なぜなら・・。

親はみな、

「子どもを幸せにしたい！」そう強く願っています

だけど‥、
その具体的な方法を知らないから、

親自身がイライラしたり、理解できなかったり
結局、子どもを苦しめてしまうことになる

「親が悪い！」と言ってるわけではなく
親が、「対処法を知らない」ただそれだけです。

なので、
👆に書いたことしっかりと理解して

子どもの可能性を、引出してあげてください。

すっばらしー質問、おーきに(^.^)。
おそらくこの記事を読んだ多くの人の役に立つと思います。

もうひとつの質問

「言い訳するな！」は
「口答えするな！」と同義語でしょうか。
お母ちゃんの怖い顔と一緒に浮かんで来ました。

・・・。

そうだと思います。
そしてそれは、多くの場合【親の問題】です

親が、
「自分の気持ちや考え、やり方や方法を認めてほしい！」
その思いが強いため・・、

「子どもの気持ちや考え、やり方や方法」を認めることができない

受けとめることができない、ということです。

親に、子どもの話を聞く余裕がないから、
子どもの気持ちを受けとめることができないから

つい、
「口答えするな！言い訳するな！」
で、一方的に抑え込んでしまうことになる

そこが、親の問題です。

怒ったのは、親側の理由。
私が怒らせたわけではない。

そこ、切り離して考えることが大事です。

そして、ここでもまた、

親が悪いわけでも
私が悪いわけでもない。

☑親の心の問題（認められたい）
☑親の考え方の問題（迷信）
☑話の聴き方の問題（方法を知らない）
☑コミュニケーション方法の問題（教えてもらってない）

ただ、それだけのことです。

ことわざに当てはめると・・。

罪を憎んで人を憎まず

【意味】
罪を憎んで人を憎まずとは、
犯した罪は憎むべきだが、
その人が罪を犯すまでには事情もあったのだろうから、
罪を犯した人そのものまで憎んではいけないという教え

カウンセラーとして、
親の（気持ち）立場の話、子どもの（気持ち）立場の話
を聴いていて、その言葉の大切さをつくづく実感しています。

それさえわかっていれば‥、性善説。

お互いに大切に思っているのに

親が子どもに対して、理不尽な言動をすることもなくなるし
それが原因で、子どもが親を憎むこともなくなる。

自分ＯＫ！他人ＯＫ！オールＯＫ！

全肯定の世界で、

あたたかく穏やかに生きることができます。

・・。

全肯定には人生を変える力がある！