今日5月15日、紡ぐしあわせ薬膳協会ホームページにて、

薬膳コラム「金針菜」が更新されました。

 

 

薬剤師、国際中医師、国際中医薬膳師、
紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師 伊東千鶴子です。

 

新年度が始まって1カ月が過ぎました。
新しい環境で頑張っている方が大勢いらっしゃるでしょう。

環境の変化、人間関係、

長きにわたる新型コロナウイルス感染症の流行と制限、
天候や騒音、寝不足など、日々の生活のなかで
避けられない出来事をストレスと
受け止めてしまう場合もあるかと思います。

それらにより、自身の気の流れが悪くなり、
時には、いらいらして怒りっぽくなる、
気が上にあがってのぼせることもあるでしょう。

さて、皆様は金針菜を
使われたことがございますか。

 

金針菜はホンカンゾウの花のつぼみを
乾燥させたものがあり、水でもどして調理します。
輸入食材や薬膳の材料を取り扱うお店で購入できます。

以下、金針菜の働きを挙げていきます。
気鬱の症状を改善します。
身体の熱を冷まし、血にある熱を清します。
身体の余分な水や身体に溜まった老廃物を排出します。
全身を栄養、滋潤し、精神活動を支える血を補います。
母乳の出を良くします。

金針菜は睡眠をコントロールするメラトニンに
類似した成分やトリプトファンを含有し、
その花粉にはビタミンやミネラルが詰まっていて、
鉄分、カルシウムが豊富です。

ストレスによるいらいらのある方やのぼせる方は、
金針菜を召し上がってはいかがでしょうか。

 

コラムと合わせまして、

栄養士、国際中医薬膳師、中医薬膳茶師、

紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師

野田知子先生考案の

薬膳レシピ「金針菜とレモンバームの前菜 生ハム添え ~欝々気分解消のための薬膳~」

ご覧くださいませ。

 

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雨降りの日曜日でした。

今月1日、紡ぐしあわせ薬膳協会ホームページにて、

薬膳コラム「夏も近づく八十八夜」が更新されました。

 

 

薬剤師、国際中医師、国際中医薬膳師、
紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師 伊東千鶴子です。

 

八十八夜は立春を一日目として、
数えて八十八日目にあたる日で、
今年は5月2日となります。
 

八十八夜は末広がりの八が重なることから
縁起の良い日で、この日に摘み取られるお茶を飲むと、
一年間無病息災で過ごせると伝えられています。

「八十八夜を迎えました」と、
茶畑で新芽を摘む女性の様子がニュースで
取り上げられているのを見たことがあるかと思います。

 


その年、最初の新芽を摘み取ってつくった一番茶は
その後に摘み取る二番茶、三番茶と比較して、
最も品質が良いといわれています。

緑茶はその食性食味は涼苦甘、
帰経は心肺胃で、全身の臓腑組織を滋潤、
濡養する津液を生み出す、口やのどの渇きを癒す、
身体の熱を冷ます、

身体の余分な水やたまった老廃物を排出する、
消化不良を改善する働きを持っています。

緑茶の渋味成分のカテキンは抗酸化、抗高血圧、

抗血糖、抗菌など、広く注目されています。

緑茶の旨味成分のテアニンにはリラックス効果があり、
苦味成分のカフェインは眠気や倦怠感を軽減します。

日本人が食後の緑茶で消化を助け、気分転換する習慣は、
理にかなっていると思いませんか。

また、目が充血する、目のかすみが気になる時には、
目の症状を改善する菊花を少し加えてもよいでしょう。

 



子どもの頃、家族旅行で列車に乗ると、
父がポリ容器に入った緑茶を買ってくれました。
急須で緑茶をいれる家庭で育ったので、
ペットボトルに入った緑茶には抵抗がありましたが、
いつからか、外出した時など、
気軽に購入するようになっていました。

近年は健康の維持や増進のため、
体の機能に働きかける成分を含んだ
特定保健用食品の緑茶やその他のお茶が
普段の生活に受け入れられているようですね。

 

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今日4月15日、紡ぐしあわせ薬膳協会ホームページにて、

 

    
薬膳コラム「せり」が更新されました。

 

 

 

薬剤師、国際中医師、国際中医薬膳師、
紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師 伊東千鶴子です。

 

せりは田んぼの畔や湿地に自生する
セリ科の多年草で、野菜として栽培もされています。

せりの漢名は水芹(すいきん)、
和名のせりの由来は競り合う(せりあう)、
競り出す(せりだす)ように

群がって生えるさまから名づけられた、

一所に茂くせまりあうことから「せまり」が略されて

「せり」になったなど、いくつかあります。

中国最古の薬物書である神農本草経にも収載され、
水芹(せり)は味甘、性平、

女性の赤沃(せきよく/血尿)を治し、
出血を止め、生命の本質的な物質である精を養い、
血脈(気血が運行する通路)を保ち、気を益し、
人体を肥健ならしめ、食欲を増強させると記されています。

日本でも、万葉集にせり摘みの歌が詠まれるほど
古くから食させてきました。

 



せりは食味食性が甘辛涼、帰経が肺胃肝
冬にためこんだ、身体に不要なものを排出させる(解毒)、
陽気の上昇に伴い、

上亢した肝気の流れを正常に戻す(平肝)、
身体にこもった熱をとる、

体内の余分な水分をお小水で排出する、
出血を止める、

おりものを止めるよう、働きます。


肝の疏泄(気の流れをよくすること)がうまくいかず、
気が上がっていらいらして、ひどくなると、

頭痛、めまい、のぼせ、目の充血などの症状が

現れることがあります。

そんな時、せりを摂り入れて、

身体も心もクールダウンしてみてはいかがでしょうか。

せりの香りが癒してくれるでしょう。

 

コラムのテーマに合わせまして、

栄養士、国際中医薬膳師、中医薬膳茶師、

紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師

野田知子先生が考案されました。

薬膳レシピは

「セリと牛肉のしゃぶしゃぶサラダ ~晩春の薬膳~」です。

 

 
ご覧くださいませ。

新年度になりました。

今月1日、紡ぐしあわせ薬膳協会ホームページにて、

薬膳コラム「花祭り」が更新されました。

 

 

薬剤師、国際中医師、国際中医薬膳師、
紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師 伊東千鶴子です。

 

4月8日にはお釈迦様の誕生を祝う
花祭りという仏教行事があり、
灌仏会(かんぶつえ)とも呼ばれています。

本来は陰暦なのですが、
今は陽暦4月8日あるいは
月遅れの5月8日に各地のお寺で
行われています。

お釈迦様の誕生の時、
竜王が香水を降り注いだという伝説に由来し、
花御堂を造って、そのなかに仏様を祀り、
ひしゃくで甘茶をかけて祝います。

子どもが保育園児だった頃の花祭りの行事では、
年長さんが張り子づくりの白い象を曳いて
列になって園からお寺まで歩いていました。

帰宅後、いただいた甘茶のティーバッグを煮出して
親子で分け合って飲むと、
慣れたジュースの味とは異なる
独特の甘みのある美味しさでした。
 

アマチャは9月に葉や枝先を採取し、
一旦乾燥させたものに水をしみこませた後、
揉んで乾燥させると、茶葉のようになります。

その甘さはフィロズルチンという成分によるものです。
アマチャは日本薬局方にも収載されている生薬で、
矯味料や甘味料、口腔清涼剤などにも用いられています。

アマチャはヤマアジサイの甘味の強い変種です。
ヤマアジサイやその変種でもあり
アジサイの原種でもあるガクアジサイによく似ています。
 

 

写真は2018年6月、特別公開されていた
建仁寺塔頭寺院霊源院甘露庭で撮ったアマチャです。

 

 

当時、限定の御朱印を賜りました。

 

新型コロナウイルス感染症の流行以降、

新幹線に乗っての移動は全くなくなりました・・・。

寂しい限りです・・・。

今日3月15日、紡ぐしあわせ薬膳協会ホームページにて、

薬膳コラム「にら」が更新されました。

 

 

 

薬剤師、国際中医師、国際中医薬膳師、
紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師 伊東千鶴子です。

 

にらは主に畑で栽培されるユリ科の多年草です。
ねぎが葱(き)、

あるいは一文字(ひともじ)と呼ばれたのに対して、
にらは二字で成り立っていることから、

ふたもじという別名があります。

中国元時代、李杲(りこう)が編纂した「食物本草」には
「韭菜(きゅうさい/にらのこと)は

味辛く、微(やや)酸っぱく、温性で毒はない。
心に入り、五臓を安らげて穏やかにし、

胸の熱を除き、気を下し、能く食欲をおこさせる。

病人のためになり、長く食べるとよい。

また、陽を益し、尿に血が混じるのを止め、
腰や膝を暖め、胸や腹の冷痛やかたまりを除く。」

と、あります。

現代では、にらは食性食味温辛、帰経は肝胃腎、
陽気を補うことで身体を温める、

腎精を補う、
気の巡りや血行をよくする、
瘀血(おけつ/体内で停滞した血液)を取り除く、
体内に蓄積した老廃物や病邪を排出する働きがあると

されています。
抗酸化作用のあるβカロチン、ビタミンCやEも豊富です。

陽気を逃さないようにと閉じこもりがちだった冬が終わり、
いつしか自然界には陽気が増えて、
次第に気温が上昇して暖かくなっています。
 

人間も陽気が満ちてきて、これから活動しやすく
身体に働きかけるにらは

今の時季にふさわしい食材だと思いませんか。

また、にらの成熟種子は韮子(きゅうし)と呼ばれる生薬で、
腎を温めて腎の陽気を強壮にする、

腎が弱ったときに起こる

精液や尿の漏れを防ぐ働きがあります。

 

コラムと合わせまして、

栄養士、国際中医薬膳師、中医薬膳茶師、

紡ぐしあわせ薬膳協会認定講師

野田知子先生考案の

薬膳レシピ「タコとニラの米粉のチヂミ ~春のはじめの養生~」

をご覧くださいませ。