『キャプテン翼』の犯した功罪
もうそろそろだ。
12月5日未明。W杯の組み合わせが決まる。
日本は、死のグループ に属することも十分考えられる。
まぁ過去3大会において、自国開催のW杯でのベスト16が最高で、その他は全く惜しくもなくグループリーグ敗退の日本にとってどのグループに入るということはあまり関係ないのかもしれない。
日本以外の出場国は、皆、格上、強豪国であると考えた方がいいだろう。
もちろんベスト4という目標は果たして欲しい。
しかし、現実的に考えればグループリーグを突破することを第一に考えること、そこから先は突破してから考えて欲しい。
さて、今回は日本がW杯で最高の成績を残すために、長年問題となってきた「決定力不足」について少し話したいと思う。
日本には、どの時代にも優れた中盤の選手は、数多くいた。
中盤の選手の組み合わせをどうするかという議論は、メディアなどでも非常に多く論じられてきた。
日本では、やはりMFが一番花形だとされている気配がある。
僕の小学校時代に遡ってみたいと思う。
小3の頃、僕は地域のサッカーチームに所属し、本格的にサッカーを始めた。
初めての対外試合の前日、監督が20人くらいいたメンバーにどこのポジションをやりたいかというアンケートを取った。
12~3人が、MFをやりたいといったのを覚えている。(僕はあまりの多さに腰が引けて、FWを選んだ。)
ちょうど、その頃『キャプテン翼』が大流行だった。
僕を含め、友達は翼に大熱狂していた。
主人公・翼は小学校の頃こそ、FWだったが中学から現在にいたるまでMFとして活躍していく。
『キャプテン翼』は日本におけるサッカーバイブルだ。誰もが熱中し、翼のようになりたいとサッカーに励んだ。
翼のようなMFになりたいと。
それが今の日本における中盤至上主義みたいなものを起こしたのではないかと非常に馬鹿らしいが少し本気で思っている。
もし、日向が主人公だったら少しは日本の未来は変わっていたのかもしれない。
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