あれも兆候だったんだ! Part1からつづく

 

美容室でのしゅーとめの発言を聞いて、「ああ、以前聞いたあの話も、実は、

アルツハイマーの兆候だったんだわ!」と思い至ったエピソードについて

お話しします。

 

あれは、しゅーとめのことを、一時的に「アルツハイマーじゃなかろうか?」と

ちらっと疑った頃(詳細は、天然さんには、ご注意を!! Part1Part2を参照)から、

しばらく経っていました。

 

その頃には、すっかりアルツハイマー疑惑も忘れてしまって、これっぽっちも

思い出すこともなく、しゅーとめを病院に連れて行った後、普通にドライブに

行ったり、ショッピングをしたりしていました。

 

そんなある日、病院帰り、ショッピングに行く途中に通りかかった美容室について、

しゅーとめがこんなことを言い出しました。

 

しゅーとめ:「前、ここの美容室に行ったときにね、髪の毛を右半分しか

                  切ってもらえなかったの」

私:「え?どういうこと?」

しゅーとめ:「私がしてもらってるときは、他に誰もいなかったんだけど、

                   何人かお客さんが入ってきたのよ」

私:「うんうん、それから?」

しゅーとめ:「そしたら、途中なのに、終わったのでお帰りくださいって

                   言われたから帰ってきたの」

私:「え~!何よそれ~!お義母さん、もうそんなところ、行かなくて

       よろしい!!」

 

・・・何と、マヌケな反応なのでしょう...・・・

 

ふざけていたわけでも、話半分に聞いていたわけでもありません。

ただただ、心から一生懸命、真剣に怒っていたのです。

 

それにしても、右半分しか施術しないなんて、普通に聞いたら「そんなこと、

あるわけないじゃん!」と思うのが普通の反応だろうに!

 

しゅーとめの「私、もう(施術)終わってるの?」と言う発言を聞いた時に、

びっくりしたのはお話ししましたが、その後、猛烈な後悔の念が押し寄せたのです。

 

私は、何と重要なポイントを見逃してしまったのだろうか!!

 

 

普段の何気ない会話の中に「気づき」が潜んでいることを、思い知らされた

しゅーとめの発言でした。あの時、気がついていれば...と今でも悔やまれる

エピソードの1つとなりました。

 

↓花のある生活はどうですか?

ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)

 

 

しゅーとめと介護同居を開始して、「お風呂イヤイヤ期」を迎えた頃の話です。

 

お風呂に入れなくても、せめて頭だけでも洗わないと...と考えた我々は、

夫の高校時代の同級生である友人、Yさんに詳しい状況を説明した上で、

カット等と共に引き受けてもらえるだろうか、とお願いしてみました。

 

快く引き受けてくださったので、最初はしゅーとめだけお願いしていたのですが、

結局、夫と私も含め、3人まとめてお願いすることになりました。

 

 

複数人をまとめて対応する場合、施術時間のかかる人から始めていくので、

大体が、しゅーとめ→私→夫の順にしてもらうことになります。

 

最初の頃はそれほどでもなかったのですが、年単位でお世話になるうち、

しゅーとめの症状も進んでいたのでしょう、思いがけない現象が、段々と

起こるようになりました。

 

パーマをかけることもあり、一番最初に施術の始まることが多いしゅーとめは、

結果的に一番最初に終了することになります。

すると、席でそのまま待たされるのですが...

 

なんかしゅーとめのご機嫌が悪いことがあるのに気がつきました。

特にと言うか、確実に、カットだけで終わる日に機嫌が悪くなるのです。

 

何となく、「切ってもらったかどうか理解できてないのかな~」と思ったので、

Yさんに、カットの時でもカーラーなど巻いて、いかにも華やかな、見た目が

変化した風にしてもらえるだろうか、とお願いしてみました。

 

すると、見た目に誤魔化されたのでしょうか、満足しているのか、機嫌が

悪くなることはぱたっとなくなりました。

 

良かった~と安心したのもつかの間、しばらく経つと、今度はパーマをかけて

雰囲気が変わっていても、機嫌が悪くなることが、ぽつぽつながら増えてきました。

 

そろそろ見た目だけでは誤魔化せなくなってきたのかなあ、でも、たいそう

ご機嫌な時もあるんだけどなあ...と何となく理由をつかめずにいました。

 

そんな時は、以前もお話しした、

「後で、お茶しようと思ってたんだけど...」作戦の登場です。

 

この後、みんなでお茶しに行くよ~、と言えば、もれなく不機嫌なことは忘れて、

ニコニコとしてくれるので、まあそれほど深く考えずにいました。

 

そんな時に、決定的な変化が起きたのです。

いつものように早めに終わったしゅーとめには、カット用の座席で、そのまま

待ってもらっていたのですが、美容室のスタッフの方に、しゅーとめにしては、

かなり、と言うか、聞いたことのない強い口調でこう言ったのです。

 

しゅーとめ:「私、(施術)もう終わってるの?」

 

しゅーとめは、パーマやカットをちゃんとしてもらったのに、それが終了している

ことを認識できずに、中途半端でほっておかれたように感じていたのです。

 

この発言で、やっとご機嫌斜めの理由が分かったと同時に、もう何年も前、

私が、しゅーとめの認知症を一時的に疑った後に、しゅーとめから聞いた話を

思い出しました。

 

「ああ、実はあれも、認知症の兆候だったんだなあ」と今更ながら、

気づかされたエピソードについては、次回にお話したいと思います。

あれも兆候だったんだ! Part2につづく...

 

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我が家の庭には2株の牡丹が植えられています。

しゅーとが元気な頃に1株、しゅーとめが認知症になってから1株、

花の好きなしゅーとめのためにプレゼントしたものです。

 

先週の木曜日に庭を覗くと、蕾の先にピンク色が、ちらっと顔を出しており、

間もなくの開花を予想させる状態になっていました。

 

それが、昨日覗いてみると....

 

               

 

すっかり開ききってるではありませんか!

この数日の暑さのせいか、例年より2~3週間早い開花です。

 

牡丹の花はよく目立つこともあって、しゅーとめの記憶にも残りやすいのか、

この時期は、いつも座っている座椅子から腰を上げて、窓を覗き込んで、

牡丹を観賞していたものです。

 

赤い方は、2、3年前に購入したのですが、なかなか花を咲かせてくれず、

今年やっと咲いてくれました。

これは、かなりの嬉しい出来事なのですが、(覚えてないだろうが)しゅーとめと

共有できないのは、寂しいことです。

 

今年は、庭のしだれ梅も例年以上に花を咲かせたし、牡丹が過ぎると、

後を追うように、芍薬が見事に咲きます。

 

芍薬は、朝食時、窓からよく見えるところに咲いているのですが、朝、あまり

テンションの上がりきらないしゅーとめを、明るい気分にさせてくれる立役者です。

 

ああ、全部しゅーとめに見せてあげたい!

 

コロナ禍で、簡単に外出が出来ないことをもどかしく思う日曜日でした。
 

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大きなお世話!! Part1からつづく

 

前回、介護の必要がない祖母の扱いに関して、他人に嫌事を言われて腹立たしくも

あり、悪いことをしている気にさせられたり、何とも言えない嫌な気分を

味わったお話をしました。

 

今回は、しゅーとめに関するお話です。

 

毎晩のショッピングモール通いの際、、血糖値が下がり切らずに、良く利用させて

もらっていたおそば屋さんがありました。

例に漏れず、どの方にも良くしていただき、忙しくないときは、しゅーとめの

話し相手などもしてくださいます。

 

 

そこで事件(?)が起きたのです。

 

しゅーとめは糖尿病患者で、他にも持病が多いため、割とたくさんの薬を飲む

習慣になっていました。家でご飯を食べるときは、介助付きではありますが、

全部自分で薬の用意をしてもらい、数も数えてから飲んでいました。

 

しかし、外食時には、薬ケースにまとめて入れて持ち歩き、念を入れて、

夫がしゅーとめの手のひらに丁寧にのせてから、飲んでいました。

薬を落とさないためです。

1つ落とすと、数が揃わなくなり面倒ですし、万が一、血糖値を下げる薬を

落としたら、元も子もないからです。

 

自分でやった方が良いことは重々分かってますが、糖尿病の神経障害による

手先の痺れがあり、細かい作業に難があるため、無理に外でやる必要はないと

判断した上でのことです。

 

その日も、いつもと変わらず、薬を手のひらにのせ、落とさないように

飲んでもらい、楽しく食事を済ませました。

 

と、隣の席に座っていた70代くらいのおばあさんが話しかけてきたのです。

「みんなでお食事っていいねえ、息子さんは優しいし」

「うちの息子も...」

等と、最初は他愛のない世間話のレベルでした。

 

が、何を思ったのかおばあさんが、突然、嫌事を言い出したのです。

「息子さん、甘やかし過ぎだわ~、薬くらい自分で飲ませないと~」

この話を、世間話も交えながら、30分弱くらい繰り返されました。

 

昔の大学生の時とは違い、世の荒波に揉まれてきた甲斐あり(?)、

以前ほどは、イライラもせず、話を聞けるようにはなっていました。

まあ、親切心から言ってくれているのも理解はできます。

私も大人になりました(笑)。

 

しかし、前回と決定的に違うのは、あえてやっている、と言うことです。

それを、一瞥しただけの他人が、1回ならともかく、何度も何度も嫌事を繰り返して、

何であんたにそこまで言われないといけないのだ!!

大きなお世話だ!!と言う気になりました。

* え? どこが大人になったかって?

 

ところが、当のしゅーとめが、至って穏やかなのです。

「はい、そうですねえ~」

「自分でやらないとねえ~」

 

分かっているのかいないのか、多分、理解は出来ていないのですが、これが

しゅーとめの最強の武器、コミュニケーション能力です。

これのおかげで、私もキレるにキレられず、30分後、世間話はお開きとなりました。

 

難しいところだとは思います。

ただの甘やかしなんだとに気づかされる方もあるかと思います。

でも、こと、しゅーとめの件に関しては、声を大にして言いたい。

 

大きなお世話だ~!!!

 

あー、すっきりした。

 

 

 

介護生活中、夫としゅーとめ、私の3人で色々な所へ出かけました。

その際、先にも書きましたが、たくさんの人にお世話になりました。

 

しかし、ごくごくごく稀に、「ほっといてよ」と言いたくなるような

お節介?や教訓?を垂れてくる方がいます。

今日は、直接的にはしゅーとめの介護とは関係ないのですが、お節介を

受けたときに思い出したエピソードをお話ししたいと思います。

 

私が大学生の頃だったと思います。

当時、実父が単身赴任中で、残りの家族が、実母、祖母、妹の女性ばっかり

だったこともあって、気軽にお出かけをしていました。

 

その中の1つが外食です。

我々のお気に入りの和菓子屋さんが、喫茶店を併設しており、そこで食事を

するのを楽しみにしていました。

 

 

いつものように、そこでおいしい食事を頂き、そろそろデザートでも、と

思っていたところ、事件が起きました。

 

当時、祖母は85歳を超えていたでしょうか。

足が弱っていたので歩みはゆっくりでしたが、杖を使ったりする必要はなく、

それ以外の手助けは全く不要な、元気なばあちゃんでした。

 

その祖母が、デザートを待つ間に、トイレに行くと言って席を立ちました。

介護の必要のない祖母ですから、我々は「行ってらっしゃーい」と見送ります。

 

すると、2、3離れた所に座っていた、1人で食事をしていたお爺さんが、

聞こえよがしにこういうのです。

 

「年寄りを1人でトイレに行かせるなんて。手助けもしてやらずに、

何を考えているんだか。大体、最近の...」と何やら怒っているようです。

 

子供ながらに(と言っても大学生ですが)、あ~、1人で寂しいもんだから、

誰かになんか文句言いたくてしょうがないんだなあ、とは思いました。

だからといって、腹が立たないことはありませんし、その反面、世間の荒波に

揉まれてなかった(?)からか、文句を言おうにも言えず、さらに、何となく

「ついて行くべきだったんかなあ」とちょっと悪いことをした気にさせられました。

 

家族も同様だったようで、それまでワイワイと明るかった雰囲気が、急に

しゅーんとした、重たい雰囲気になりました。

 

そこへちょうど、祖母が戻ってきて席に着きました。

すると、今度は、隣の席で、やはり1人で食事をしていた4、50代の女性が、

祖母に向かってこう言ったのです。

 

「おばあちゃん、いいねえ、幸せだねえ、家族みんなで食事に来られて。」

 

すると、祖母が満面の笑みで、こう答えました。

「うん、ホントに私、幸せ。」

 

これだけで十分救われた気持ちになりました。

暗かった雰囲気が、また明るいものに戻りました。

女性にお礼を言い、またワイワイ言いながらデザートを食べて、帰宅しました。

 

これと似たような事が、しゅーとめとの介護生活中に起こったのです。

その話は次回に。

大きなお世話!! Part2につづく...

 

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