前回、介護の必要がない祖母の扱いに関して、他人に嫌事を言われて腹立たしくも
あり、悪いことをしている気にさせられたり、何とも言えない嫌な気分を
味わったお話をしました。
今回は、しゅーとめに関するお話です。
毎晩のショッピングモール通いの際、、血糖値が下がり切らずに、良く利用させて
もらっていたおそば屋さんがありました。
例に漏れず、どの方にも良くしていただき、忙しくないときは、しゅーとめの
話し相手などもしてくださいます。
そこで事件(?)が起きたのです。
しゅーとめは糖尿病患者で、他にも持病が多いため、割とたくさんの薬を飲む
習慣になっていました。家でご飯を食べるときは、介助付きではありますが、
全部自分で薬の用意をしてもらい、数も数えてから飲んでいました。
しかし、外食時には、薬ケースにまとめて入れて持ち歩き、念を入れて、
夫がしゅーとめの手のひらに丁寧にのせてから、飲んでいました。
薬を落とさないためです。
1つ落とすと、数が揃わなくなり面倒ですし、万が一、血糖値を下げる薬を
落としたら、元も子もないからです。
自分でやった方が良いことは重々分かってますが、糖尿病の神経障害による
手先の痺れがあり、細かい作業に難があるため、無理に外でやる必要はないと
判断した上でのことです。
その日も、いつもと変わらず、薬を手のひらにのせ、落とさないように
飲んでもらい、楽しく食事を済ませました。
と、隣の席に座っていた70代くらいのおばあさんが話しかけてきたのです。
「みんなでお食事っていいねえ、息子さんは優しいし」
「うちの息子も...」
等と、最初は他愛のない世間話のレベルでした。
が、何を思ったのかおばあさんが、突然、嫌事を言い出したのです。
「息子さん、甘やかし過ぎだわ~、薬くらい自分で飲ませないと~」
この話を、世間話も交えながら、30分弱くらい繰り返されました。
昔の大学生の時とは違い、世の荒波に揉まれてきた甲斐あり(?)、
以前ほどは、イライラもせず、話を聞けるようにはなっていました。
まあ、親切心から言ってくれているのも理解はできます。
私も大人になりました(笑)。
しかし、前回と決定的に違うのは、あえてやっている、と言うことです。
それを、一瞥しただけの他人が、1回ならともかく、何度も何度も嫌事を繰り返して、
何であんたにそこまで言われないといけないのだ!!
大きなお世話だ!!と言う気になりました。
* え? どこが大人になったかって?
ところが、当のしゅーとめが、至って穏やかなのです。
「はい、そうですねえ~」
「自分でやらないとねえ~」
分かっているのかいないのか、多分、理解は出来ていないのですが、これが
しゅーとめの最強の武器、コミュニケーション能力です。
これのおかげで、私もキレるにキレられず、30分後、世間話はお開きとなりました。
難しいところだとは思います。
ただの甘やかしなんだとに気づかされる方もあるかと思います。
でも、こと、しゅーとめの件に関しては、声を大にして言いたい。
大きなお世話だ~!!!
あー、すっきりした。
