しゅーとめは愛すべき天然さんです。
これは夫から聞いた話ですが...
夫が子供の頃のお誕生日に、しゅーとめが張り切ってホールケーキを
買ってきました。晩ご飯も食べ終わり、さあ、楽しみに待っていた
ケーキの登場です!!
わくわくしながら箱を開けてみると...
ホールケーキが、ホールケーキの形をしておらずぐちゃぐちゃに。
よくよく訳を聞いてみると、持ち帰りの際、自転車のかごの中に
ケーキを入れて帰ってきたんだそうです。
しゅーとめ曰く、「だって、自転車運転しにくいでしょ」
しゅーとめはそういう人です。
あまりにそういう出来事が多すぎて、覚えていられないほどです。
ですから、少々変わった言動があっても、すぐに「認知症か!?」とは思いにくく、
実際、夫に相談しても「天然だからねえ...」の一言。
その時は、それ以上認知症についての話はしませんでした。
でも、その1~2年後、夫も「これは...」と思わざるを得ないような出来事が
ありました。大晦日の日、それまで全く問題なく家事をこなしていたように
見えていたしゅーとめが、「年越しそばの作り方が分からん」と言い出しました。
え?
びっくりはしましたが、夫も私も表面上は動じることなく、その場はどうにか
納めました。しかし、ほどなく、もの忘れ検診に行くことが、しゅーとめには
内密に計画されました。
そして、この時、もの忘れ検診(市が無料で行ってくれる)を選択したことが、
認知症の発覚を遅らせてしまった問題点の1つとなったのです。