ブッ込む。
昨日の天気予報は明日は曇、凪になると言っている。
う~ん?
当初はチヌ釣りを予定していたが、これじゃ期待薄いので変更だ。
今年はまだやってないヒラメのノマセ釣りに決定。
昨日のうちに準備を済ませ午前5時に自宅を出発。
まずはアジを釣らなければと漁港に行った。
果たしてアジは釣れるのか?
釣りたい時に案外アジはいないものである。
何回も煮え湯を飲まされている私は、たかがアジ釣りでさえドキドキしてしまう。
餌が釣れなくて帰ったことも何回もある。
ただのボーズではない。海を前にして本命の釣りが出来ず帰るという屈辱は、ボーズを通り越して
オレは釣りに向いてないんじゃないか・・・。
絶望感さえ襲ってくる。
全否定、生きる価値無し、人生終焉。
最近、心が疲れている。
さて、
肝心のアジだが、
入れ食い。
心が穏やかになってきた。
よーしっ、今日はもらったも同然だ!
釣り場に行くぞ!
そして釣り場。
河口で一人静かにブッ込む。
誰もいない。波もない。
静かだ。
今日は月がスーパームーンだと、さっき車のラジオが言っていた。
今日の私はスーパー軟便だった。
昨夜の食い物が悪かったのか、出発前は焦った。
どうにか腹が無事であることを祈る。
アジは尻尾の近くに針を刺した。
これが良い刺し方かは分からないが、頭から一番離れてるので、もし自分が刺されるのならここを希望するので。
そして、暫し沈黙。
?
うゎ・・・
イルカ
前方200㍍位にイルカ家族が行進中。
こっち来るな、こっち来るな、
逃げた。
最近の自分のありったけの負のオーラを送り撃退した。疲れた。
そして、暫し。
なんか竿が一回跳ねた。
?
ま、ほっとけ。
その後、沈黙。
上げてみる。
ゴミが掛かって重い。
そしてゴミみなのに少し動く。
ゴミじゃない
これだ
サカタザメ?
こんなやる気の無い魚初めてだ。
悩み事でもあるのか。
すぐ捨てた。
最近の自分を釣った気分だった。
去っていく姿もやる気は感じられなかった。うれしくないんだろう。無気力だ。
その後、暫し沈黙。
当たりが無いので先端部に異動。
ここは足場が悪すぎる。
体力的に鍛えられる。危ないが良しとする。
前方に竹が流れてきて糸にくっついてしまった。
離れないので引き上げる。腹立つ。
?
なんか引いてる。
万歳。
竹とヒラメが上がってきた。
竹が邪魔して掬いにくい。焦る。
58センチ。上出来である。
しかし、当りは無かった。
釣れていたというやつだ。
まぁ、良しとする。
釣りに行って久々に本命が出た。怖い。
そして、またブッ込む。
暫し待つ。
今度は当りがあった。
すごいやる気満々のやつが食いついたみたいだ。
沖に向かってユルユルドラグから糸がビュービュー出ていく。
こんなやる気あるヤツは、今の自分では止められないかもしれないと一瞬たじろぐ。
ドラグを締めて合わせてみると掛かってしまった。
やる気満々で抵抗する。糸を通してオレの負のオーラが伝わって全力拒否だ。
しかし、
可愛そうに負のオーラに呑み込まれタモに収まった。
62センチのワカナ。
気のせいか、タモに収まる時はかなりやる気がなく、楽にタモ入れできた。俺を見て嫌になったのかな。
そして、
すぐブッ込む。
隣の竿を上げる。
?
またも当りが無く釣れていた。
42センチ。クチバシに針が。あと少しで逃げれたのに・・・。
最近記憶に無いくらい釣れた。
スーパームーンがもたらした奇跡か、
はたまた、
これが最後の良いことなのか。
神のみが知る。
そして、どうにか腹は無事であった。
やはりツイていたのだろう。
万歳。
う~ん?
当初はチヌ釣りを予定していたが、これじゃ期待薄いので変更だ。
今年はまだやってないヒラメのノマセ釣りに決定。
昨日のうちに準備を済ませ午前5時に自宅を出発。
まずはアジを釣らなければと漁港に行った。
果たしてアジは釣れるのか?
釣りたい時に案外アジはいないものである。
何回も煮え湯を飲まされている私は、たかがアジ釣りでさえドキドキしてしまう。
餌が釣れなくて帰ったことも何回もある。
ただのボーズではない。海を前にして本命の釣りが出来ず帰るという屈辱は、ボーズを通り越して
オレは釣りに向いてないんじゃないか・・・。
絶望感さえ襲ってくる。
全否定、生きる価値無し、人生終焉。
最近、心が疲れている。
さて、
肝心のアジだが、
入れ食い。
心が穏やかになってきた。
よーしっ、今日はもらったも同然だ!
釣り場に行くぞ!
そして釣り場。
河口で一人静かにブッ込む。
誰もいない。波もない。
静かだ。
今日は月がスーパームーンだと、さっき車のラジオが言っていた。
今日の私はスーパー軟便だった。
昨夜の食い物が悪かったのか、出発前は焦った。
どうにか腹が無事であることを祈る。
アジは尻尾の近くに針を刺した。
これが良い刺し方かは分からないが、頭から一番離れてるので、もし自分が刺されるのならここを希望するので。
そして、暫し沈黙。
?
うゎ・・・
イルカ
前方200㍍位にイルカ家族が行進中。
こっち来るな、こっち来るな、
逃げた。
最近の自分のありったけの負のオーラを送り撃退した。疲れた。
そして、暫し。
なんか竿が一回跳ねた。
?
ま、ほっとけ。
その後、沈黙。
上げてみる。
ゴミが掛かって重い。
そしてゴミみなのに少し動く。
ゴミじゃない
これだ
サカタザメ?
こんなやる気の無い魚初めてだ。
悩み事でもあるのか。
すぐ捨てた。
最近の自分を釣った気分だった。
去っていく姿もやる気は感じられなかった。うれしくないんだろう。無気力だ。
その後、暫し沈黙。
当たりが無いので先端部に異動。
ここは足場が悪すぎる。
体力的に鍛えられる。危ないが良しとする。
前方に竹が流れてきて糸にくっついてしまった。
離れないので引き上げる。腹立つ。
?
なんか引いてる。
万歳。
竹とヒラメが上がってきた。
竹が邪魔して掬いにくい。焦る。
58センチ。上出来である。
しかし、当りは無かった。
釣れていたというやつだ。
まぁ、良しとする。
釣りに行って久々に本命が出た。怖い。
そして、またブッ込む。
暫し待つ。
今度は当りがあった。
すごいやる気満々のやつが食いついたみたいだ。
沖に向かってユルユルドラグから糸がビュービュー出ていく。
こんなやる気あるヤツは、今の自分では止められないかもしれないと一瞬たじろぐ。
ドラグを締めて合わせてみると掛かってしまった。
やる気満々で抵抗する。糸を通してオレの負のオーラが伝わって全力拒否だ。
しかし、
可愛そうに負のオーラに呑み込まれタモに収まった。
62センチのワカナ。
気のせいか、タモに収まる時はかなりやる気がなく、楽にタモ入れできた。俺を見て嫌になったのかな。
そして、
すぐブッ込む。
隣の竿を上げる。
?
またも当りが無く釣れていた。
42センチ。クチバシに針が。あと少しで逃げれたのに・・・。
最近記憶に無いくらい釣れた。
スーパームーンがもたらした奇跡か、
はたまた、
これが最後の良いことなのか。
神のみが知る。
そして、どうにか腹は無事であった。
やはりツイていたのだろう。
万歳。
気が引けて
本日をもって海苔場での釣りは春まで立ち入り出来なくなった。
丁度休みと凪も重なり、いつになくやる気もみなぎり気合い十分で出発。
しかし、
やる気が更にみなぎってる方々で駐車場は満杯。
シャイで気弱なワタクシはこの時点で怖じけづき、場所を変える。
人の間に後から入るなんて出来ない。銭湯の湯船で他人の間に後から入るくらい気がひける。
後からでも遠慮なく入ってくる人は、たぶん銭湯でも人の間に入れるのだと勝手に決めつけている。
そんな人がうらやましい・・・。
そして、
場所を変えて向かったのは海苔場じゃない場所。
別に今日じゃなくても入れるのに、ここに決めたのが自分らしくて今になって腹が立つ。
今日で海苔場が入れなくなるのに何故、何故なんだ?
それは、
単に面倒臭かったからだ。
あの店でアレを食べるぞ!と意気込んで行くのだが、混んでるとすぐに諦めて丸亀製麺に直行する。
まさに釣りにこの行動が出てしまった。
丸亀製麺は旨いのだが、こういう場合には自分の釣りはうまくいかない。
やはり日頃の癖は改めるべきかな。
肝心の釣りの結果だが、書く必要が無い位の平穏無事に終わった。
ただ、海の神の哀れみでささやかなプレゼントを頂いた。
ウマズラ君37センチ。デカ
私似の顔をしております。類は類を呼ぶとはこのことか・・・。
なんて思っていたが、帰って捌いてみたら アラマ びっくり( ゚Д゚)
とんでもなく肝が太い❕
こいつは顔は私似だが、銭湯では人の間に入れるヤツだ!恐るべし。
丁度休みと凪も重なり、いつになくやる気もみなぎり気合い十分で出発。
しかし、
やる気が更にみなぎってる方々で駐車場は満杯。
シャイで気弱なワタクシはこの時点で怖じけづき、場所を変える。
人の間に後から入るなんて出来ない。銭湯の湯船で他人の間に後から入るくらい気がひける。
後からでも遠慮なく入ってくる人は、たぶん銭湯でも人の間に入れるのだと勝手に決めつけている。
そんな人がうらやましい・・・。
そして、
場所を変えて向かったのは海苔場じゃない場所。
別に今日じゃなくても入れるのに、ここに決めたのが自分らしくて今になって腹が立つ。
今日で海苔場が入れなくなるのに何故、何故なんだ?
それは、
単に面倒臭かったからだ。
あの店でアレを食べるぞ!と意気込んで行くのだが、混んでるとすぐに諦めて丸亀製麺に直行する。
まさに釣りにこの行動が出てしまった。
丸亀製麺は旨いのだが、こういう場合には自分の釣りはうまくいかない。
やはり日頃の癖は改めるべきかな。
肝心の釣りの結果だが、書く必要が無い位の平穏無事に終わった。
ただ、海の神の哀れみでささやかなプレゼントを頂いた。
ウマズラ君37センチ。デカ
私似の顔をしております。類は類を呼ぶとはこのことか・・・。
なんて思っていたが、帰って捌いてみたら アラマ びっくり( ゚Д゚)
とんでもなく肝が太い❕
こいつは顔は私似だが、銭湯では人の間に入れるヤツだ!恐るべし。
懐かしい香り
秋になってしまった。
忙しかった夏の漁が懐かしくも思え、来年までお預けだと思えば寂しくもある。
次は海だと分かっているが、なかなか頭が海モードに切り替わらなく、そんな自分が許せない。
しかし、思考と行動が噛み合わないジレンマに耐えきれず、重い腰を上げてみた。行動するしかない。
その重い腰を上げてくれたのが、冷凍室に眠り続ける生サナギであった。
真空パックに入ったサナギは、今か今かと出番を待ち続けて4年の歳月が過ぎていた。
横目では見ていたが、まっ、いずれね、もうちょっと待っててよ、と、言いつづけて4年。
いよいよその時がやってきた。サナギが 遅せーよ! と言ったような気がしたが、そりゃそうだと反省。
しかし、一パックだけのサナギなので心もとないからもう一パック買いに出掛けたら、
なんとサナギが売ってない!
しばらく行かない間にサナギが店頭から消えてた。
以前ならこの時期に釣具店にサナギが無いなんてあり得なかったのに、
時代は私が ボケ~っ としている間に、秋のチヌはサナギでしょという常識が通用しなくなってるらしい。
手元にある4年物がすごくレアに思えた。寝かせただけだが。
外の釣具店にはあるかもしれないが、ここは某有名店であるのだが・・・。
まぁ、撒き餌だし妥協して乾燥粗挽きサナギで手を打つか。サシエは4年物があるし。
・・・
暗い内に出発。
深夜はかなり雨が降った。
これはチヌの好きな濁りが期待できるぞと、濁りが出やすい大社湾に向かう。
うわ~、ベタ凪ぎだ。
ヤル気が失せそうになるが、4年物をまた待たせるわけにはいかないので奮起した。
場所も4年ぶりの メガネトンネル下。
ここは本当はあまり行きたくないんだが、実績あるもんでしょうがない。
なんでか?
今じゃ使ってない道路とトンネル、草と木にまみれる人工物はなんとも言えない寂しさと不気味さ。廃墟感が怖い。
もちろん明るくなってからじゃないと近づけない。
きっと何かいる。いるはずだ。
と、ダッシュで海まで下りるから危ない危ない。
しまった!筋肉が磯に順応してない。つまり、磯筋が無いのに険しい磯に来てしまった。
案外近く見えて楽な感じの磯かと思いきや、アップダウンがあり結構きつい場所だった。忘れてた。
よろよろしながら到着。
道中、かなり崖が崩落していた。不気味さアップだ。
しかし、
ひさしぶりの磯、 キモチイイ。
海は?
いい感じの濁り。もらったな。フッ
さっそく準備だ。
何故か現場に来るとテンションが上がる。家で上がればいいのに・・・。
さて、いよいよ出番です。
4年物、いざ開封!
ん?悪くないぞ。
いやフレッシュそのものだ。
立ち上る薫りは香ばしく、チヌじゃなく自分が先に食い付きそうだ。
サナギの臭いが臭いなんて言う人がいるが、自分はサナギの香りの芳香剤があったら買うくらい好きだ。
幼少期から練り餌をこねくりまわした身には、馴染みすぎた臭いすぎて安心すらする。
巷で言う、子供がお母さんの香りが安心なのと同じだ。
いい香りに酔いつつ撒き餌を仕上げ、そこらにばら蒔く。
仕掛けをセットしていざ開始。
魚たちも香りに参ったらしく浮きに当たりがで出す。
上げてサナギを確認。
フグか?
何かが食べてます。
しかし、オキアミの比じゃないくらい餌が持ちます。たぶんスズメダイとかがあまりつつかないからかな。
その後、豪快に浮きを引き入れたのはやはり、
当たりは暇にならないくらいにはあるので楽しい。
日頃のストレス解消しているのが実感できる。
・・・
始めてから三時間。
まだチヌの顔が拝めない。
おかしい。
桂島に流れる潮、
最高の濁り、
サナギの香り、
なんでだ?
自分の釣り運のなさは、最高のコンディションさえもぶち壊す破壊力なのか。
いれば食うはず、いないのか?
相変わらずフグの当たりはある。
しかし針にはあまり乗らない。
生意気なフグめ、掛かれと合わせる。
ンガっ!!
一気に竿がのされそうになった!
咄嗟にベールオープン!
?!!!
なんだ!フグじゃないじゃん!!
ヤバイヤバイ!
態勢を立て直してもヤバイくらい引く。
ドラグも出るし、竿1号、ハリス1.5だしパワー勝負できない!
そのうち動かなくなった。瀬に着いたか?
しかし、マダイのようないきなりの疾走。
なすすべがなかった。
やはり寄ってはいたんだ。
油断はなかったはずだが、フグにだまされた。
やはり4年物は凄いパワーを溜め込んでいたんだ。
このリベンジはまた4年待つしかない。
早く帰って4年後用のサナギを仕込まなければっ。どこに売ってるんだ!
忙しかった夏の漁が懐かしくも思え、来年までお預けだと思えば寂しくもある。
次は海だと分かっているが、なかなか頭が海モードに切り替わらなく、そんな自分が許せない。
しかし、思考と行動が噛み合わないジレンマに耐えきれず、重い腰を上げてみた。行動するしかない。
その重い腰を上げてくれたのが、冷凍室に眠り続ける生サナギであった。
真空パックに入ったサナギは、今か今かと出番を待ち続けて4年の歳月が過ぎていた。
横目では見ていたが、まっ、いずれね、もうちょっと待っててよ、と、言いつづけて4年。
いよいよその時がやってきた。サナギが 遅せーよ! と言ったような気がしたが、そりゃそうだと反省。
しかし、一パックだけのサナギなので心もとないからもう一パック買いに出掛けたら、
なんとサナギが売ってない!
しばらく行かない間にサナギが店頭から消えてた。
以前ならこの時期に釣具店にサナギが無いなんてあり得なかったのに、
時代は私が ボケ~っ としている間に、秋のチヌはサナギでしょという常識が通用しなくなってるらしい。
手元にある4年物がすごくレアに思えた。寝かせただけだが。
外の釣具店にはあるかもしれないが、ここは某有名店であるのだが・・・。
まぁ、撒き餌だし妥協して乾燥粗挽きサナギで手を打つか。サシエは4年物があるし。
・・・
暗い内に出発。
深夜はかなり雨が降った。
これはチヌの好きな濁りが期待できるぞと、濁りが出やすい大社湾に向かう。
うわ~、ベタ凪ぎだ。
ヤル気が失せそうになるが、4年物をまた待たせるわけにはいかないので奮起した。
場所も4年ぶりの メガネトンネル下。
ここは本当はあまり行きたくないんだが、実績あるもんでしょうがない。
なんでか?
今じゃ使ってない道路とトンネル、草と木にまみれる人工物はなんとも言えない寂しさと不気味さ。廃墟感が怖い。
もちろん明るくなってからじゃないと近づけない。
きっと何かいる。いるはずだ。
と、ダッシュで海まで下りるから危ない危ない。
しまった!筋肉が磯に順応してない。つまり、磯筋が無いのに険しい磯に来てしまった。
案外近く見えて楽な感じの磯かと思いきや、アップダウンがあり結構きつい場所だった。忘れてた。
よろよろしながら到着。
道中、かなり崖が崩落していた。不気味さアップだ。
しかし、
ひさしぶりの磯、 キモチイイ。
海は?
いい感じの濁り。もらったな。フッ
さっそく準備だ。
何故か現場に来るとテンションが上がる。家で上がればいいのに・・・。
さて、いよいよ出番です。
4年物、いざ開封!
ん?悪くないぞ。
いやフレッシュそのものだ。
立ち上る薫りは香ばしく、チヌじゃなく自分が先に食い付きそうだ。
サナギの臭いが臭いなんて言う人がいるが、自分はサナギの香りの芳香剤があったら買うくらい好きだ。
幼少期から練り餌をこねくりまわした身には、馴染みすぎた臭いすぎて安心すらする。
巷で言う、子供がお母さんの香りが安心なのと同じだ。
いい香りに酔いつつ撒き餌を仕上げ、そこらにばら蒔く。
仕掛けをセットしていざ開始。
魚たちも香りに参ったらしく浮きに当たりがで出す。
上げてサナギを確認。
フグか?
何かが食べてます。
しかし、オキアミの比じゃないくらい餌が持ちます。たぶんスズメダイとかがあまりつつかないからかな。
その後、豪快に浮きを引き入れたのはやはり、
当たりは暇にならないくらいにはあるので楽しい。
日頃のストレス解消しているのが実感できる。
・・・
始めてから三時間。
まだチヌの顔が拝めない。
おかしい。
桂島に流れる潮、
最高の濁り、
サナギの香り、
なんでだ?
自分の釣り運のなさは、最高のコンディションさえもぶち壊す破壊力なのか。
いれば食うはず、いないのか?
相変わらずフグの当たりはある。
しかし針にはあまり乗らない。
生意気なフグめ、掛かれと合わせる。
ンガっ!!
一気に竿がのされそうになった!
咄嗟にベールオープン!
?!!!
なんだ!フグじゃないじゃん!!
ヤバイヤバイ!
態勢を立て直してもヤバイくらい引く。
ドラグも出るし、竿1号、ハリス1.5だしパワー勝負できない!
そのうち動かなくなった。瀬に着いたか?
しかし、マダイのようないきなりの疾走。
なすすべがなかった。
やはり寄ってはいたんだ。
油断はなかったはずだが、フグにだまされた。
やはり4年物は凄いパワーを溜め込んでいたんだ。
このリベンジはまた4年待つしかない。
早く帰って4年後用のサナギを仕込まなければっ。どこに売ってるんだ!